現在オフラインです。再接続するためにインターネットの接続を待っています

Lync Online にプロキシ経由でサインインすると “ Lync にサインインできません。” とエラー メッセージが表示される

現象
Microsoft Lync Online にプロキシ経由でサインインすると、以下のエラー メッセージが表示される場合があります。

Lync にサインインできません。
サーバーが一時的に使用できないため、サインインできません。問題が解決しない場合は、サポート チームに問い合わせてください。
原因
Lync Online は、プロキシ経由のサインインを行う場合、サーバーとクライアントの両方に、WinHTTP と WinInet のプロキシ設定を構成する必要があります。この現象は、プロキシ設定がされていないために発生します。

たとえば、Lync Online で使用している Communicator.exe は、WinInet のプロキシ設定を使用し、
MSOIDSVC.exe は、WinHTTP のプロキシ設定を使用していますが、
Internet Explorer でプロキシの設定行った場合は、WinInet は設定がされますが WinHTTP は設定がされません。
解決方法
この現象を解決するには、以下の手順でサーバーとクライアントの両方に、WinHTTP と WinInet のプロキシ設定を構成してください。

  • サーバー側のプロキシ設定
  • クライアント側のプロキシ設定

回避策
サーバー側でのプロキシ設定

サーバー側でプロキシ設定の構成をするには、以下の手順を実行してください。

最初に、.dat の MIMEを追加し、wpad.dat ファイルを保存して、自動構成スクリプト ファイルを作成します。

  1. .dat の MIME を追加します。
    1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーを起動します。
    2. ローカル コンピューターと [サイト] フォルダーを展開し、プロキシ自動構成スクリプトを保存するサイトを選択します。
      注 : 既定のサイトと異なるサイトに配置した場合、後述の方法 2 の DHCP オプションのプロキシ自動構成スクリプトの URL が異なります。
    3. 中央ペインのサイトのホーム画面にて [MIME の種類] をダブル クックします。
    4. 以下の項目を設定し、[OK] をクリックします。
      ファイル名の拡張子 : .dat
      MIME の種類 : application/x-ns-proxy-autoconfig
  2. wpad.dat ファイルを保存します。
    手順 1 の B で選択した、プロキシ自動構成スクリプトを保存したサイトに、WPAD の設定をテキスト ファイル形式で、wpad.dat という名前で保存します。

    WPAD の記述方法については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。
    付録 B : 自動プロキシ構成スクリプトの例
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc985335.aspx
  3. 正しく wpad.dat ファイルが保存されていることを IIS マネージャーのコンテンツ ビューで確認します。
次に、お使いのサーバーの管理状況合わせて以下2つのいずれかの方法を実行してください。
ここでは例として、Windows Server 2008 R2 の手順で説明します。

方法 1 : DNS サーバーのみを管理している場合、もしくは DNS と DHCP 両方のサーバーを管理している場合

NS レコードを次の手順で追加します。
  1. DNS を起動します。
  2. [domain.local] を右クリックして、[新しいホスト] をクリックします。
  3. 名前に wpad と入力します。
  4. IP アドレス にプロキシ自動構成スクリプトが存在するサーバーの IP アドレスを入力します。
  5. [ホストの追加] をクリックします。
  6. "ホスト レコード wpad.contoso.com は正しく作成されました。" と表示されるので [OK] をクリックします。
プライマリ DNS サフィックスを次の手順で確認します。
ここでは例として、Windows 7 の手順で説明します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
  2. コンピューター名の欄の右にある [設定の変更] をクリックします。
  3. [変更] ボタンをクリックします。
  4. [詳細] ボタンをクリックします。
  5. [このコンピューターのプライマリ DNS サフィックス] ボックスに表示された名前がプライマリ DNS サフィックス名です。
    ドメインに参加していないクライアント コンピューターに DNS サフィックスを設定する方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    クライアント コンピュータ用のプライマリ DNS サフィックスを構成する
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc786695(v=ws.10).aspx
方法 2 : DHCP サーバーのみを管理している場合、もしくはDNS と DHCP 両方のサーバーを管理している場合

DHCP サーバー は、オプション 252 にて自動構成スクリプトの URL を配布します。
以下の手順で、DHCP サーバーおよび該当するスコープにオプション 252 を設定してください。
  1. DHCP コンソールを開きます。
  2. 左のコンソール ツリーより [DHCP]、[<サーバー名>]、[IPv4] の順に展開します。
  3. 展開した [IPv4] を右クリックし、[既定のオプションの設定] をクリックします。
  4. オプション クラスに [DHCP Standard Options] が選択されていることを確認し、[追加] をクリックします。
  5. 以下の項目を設定し、[OK] をクリックします。
    名前 : WPAD
    データ型 : 文字列
    コード : 252
    説明 : (任意の文字列)
  6. [OK] をクリックし、既定のオプションと値のウィンドウを閉じます。
  7. 左のコンソール ツリーより、該当のスコープ内の [スコープ オプション] を展開します。
  8. [全般] タブの利用可能なオプションから [252 WPAD] を選択し、下のデータ入力の文字列値に、保存したプロキシ自動構成スクリプトの URL を入力し、[OK] をクリックします。
    例 : http://wpad.domain.local:80/wpad.dat
クライアント側でのプロキシ設定
クライアント側でプロキシ設定の構成をするには、以下の手順を実行してください。
ここでは例として Windows 7 の手順で説明します。
  1. [スタート] ボタンをクリックします。
  2. [コントロール パネル] をクリックし、[ネットワークとインターネット] をクリックします。
  3. [インターネット オプション] をクリックします。
  4. [接続] タブをクリックします。
  5. [LAN の設定] ボタンをクリックします。
  6. [自動構成] の [設定を自動的に検出する] チェック ボックスをオンにします。
  7. [ローカル エリア ネットワーク (LAN) の設定] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  8. [インターネットのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  9. [コントロール パネル] ウィンドウを閉じます。

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2750281 - 最終更新日: 08/27/2012 03:36:00 - リビジョン: 1.0

  • KB2750281
フィードバック