オンプレミス ユーザーは、ハイブリット展開のアップグレード前の Office 365 ユーザーの空き時間情報を継続して表示できない

: Microsoft Exchange Server 2010 の Exchange 管理コンソールにバンドルされていた従来のハイブリッド構成ウィザードのサポートは終了したため、今後は Office 365 ハイブリッド構成ウィザードを使用してください。Office 365 ハイブリッド構成ウィザードは、こちらからインストールできます。詳細については、以下の資料を参照してください。

現象
オンプレミスの Microsoft Exchange Server とアップグレード前の Microsoft Office 365 の Microsoft Exchange Online のハイブリット展開を運用していますが、オンプレミス ユーザーはアップグレード前の Office 365 ユーザーの空き時間情報を継続して表示することができません。この場合、オンプレミス ユーザーで、以下の 1 つ以上の現象が生じます。
  • アップグレード前の Office 365 ユーザーの空き時間情報は 4 時間から 6 時間表示されるが、その後は表示されなくなる。
  • アップグレード前の Office 365 ユーザーの空き時間情報が、Microsoft Outlook の [スケジュール アシスタント] 画面でハッシュ マーク (#) で表示される。
Outlook が Exchange 2010 のパブリック フォルダー サーバーに正常に接続されている状態であり、External (FYDIBOHF25SPDLT) パブリック フォルダーが、このパブリック フォルダー サーバー上ですでに構成されている場合でも、オンプレミス ユーザーはこのような現象が生じます。

また、パブリック フォルダー サーバー上の RPC クライアント アクセス ログでは、以下のエラー メッセージが表示されます。

<Date> <Time>.000Z,505,4,/O=TailspinToys/ou=External (FYDIBOHF25SPDLT)/cn=Recipients/cn=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx,,OUTLOOK.EXE,11.0.6352.0,Classic,,,ncacn_ip_tcp,,,-2147024891 (rop::AccessDenied),00:00:02.8234733,,"RopHandler: FindRow: [AccessDeniedException] Cannot save changes made to an item to store. -> [MapiExceptionNoAccess] MapiExceptionNoAccess: Unable to save changes. (hr=0x80070005, ec=-2147024891) "

解決方法
Exchange 2010 ハイブリッド サーバーでの、External (FYDIBOHF25SPDLT) パブリック フォルダーのレプリカのアクセス許可を「Editor」に変更します。これを実行する詳細情報については、以下の Microsoft TechNet 資料を参照してください。
詳細情報
この問題は、External (FYDIBOHF25SPDLT) パブリック フォルダーのレプリカでのクライアントの既定アクセス許可が「Editor」に設定されていない場合に生じます。既定では、パブリック フォルダーのレプリカは、Exchange 2010 ハイブリッド サーバーで「Author」 (作成) に設定されています。

このアクセス許可が、「Editor」 (編集) よりも低い権限に設定されている場合、Exchange 2010 パブリック フォルダー サーバー上の RPC クライアント アクセス サービスは、フェデレーション組織から取得した空き時間情報を External (FYDIBOHF25SPDLT) パブリック フォルダーのレプリカに対して書き込むことができません。

異なる組織間での空き時間情報の具体例については、以下の Exchange チームのブログ資料を参照してください。このブログ資料では、External (FYDIBOHF25SPDLT) パブリック フォルダーを構成する以下の手順について説明しています。
  1. パブリック フォルダーのデータベースをホストする Exchange 2010 メールボックス サーバーがあることを確認します。
  2. 上記のメールボックス サーバーがない場合は、External (FYDIBOHF25SPDLT) という名前の空き時間情報フォルダーを作成し、フォルダーのレプリカのみが Exchange 2010 SP サーバー上にあるようにします。
注: この External (FYDIBOHF25SPDLT) 空き時間情報フォルダーは、Exchange 2010 の新規インストール時に、セットアップでパブリック フォルダーの作成オプションを選択した際にのみ作成されます。このオプションは、組織内で最初のサーバーとしてインストールする場合にのみ利用できます。パブリック フォルダーのデータベースがセットアップ時に作成されなかった場合は、このフォルダーを手動で作成する必要があります。フォルダーを手動で作成する方法については、以下の手順のとおりです。
  1. オンプレミス Exchange 2010 パブリック フォルダー サーバーに接続します。
  2. Windows PowerShell を起動し、以下のコマンドを実行します。
    • Add-PsSnapin Microsoft.Exchange.Management.Powershell.Setup
    • Install-FreeBusyFolder
    上記の手順を終了すると、External (FYDIBOHF25SPDLT) という名前の新規のSchedule+Free/Busy フォルダーが作成されます。
その他トピックは Office 365 コミュニティ Web サイトまたは Exchange TechNet フォーラムを参照してください。
プロパティ

文書番号:2758215 - 最終更新日: 05/23/2016 08:57:00 - リビジョン: 6.0

Microsoft Exchange Online, Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2010 Standard

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