Word 2013 で文書を開くとカスタム XML マークアップが削除される

現象
次のような状況で問題が発生します。Microsoft Word 2013 で、次のいずれかのファイル形式を使用する文書を開きます。
  • Word 文書 (.docx)
  • Word マクロ有効文書 (.docm)
  • Word テンプレート (.dotx)
  • Word マクロ有効テンプレート (.dotm)
  • Word XML 文書 (.xml)
  • Word 2003 XML 文書 (.xml)
  • Word 97 ~ 2003 文書 (.doc)
  • Word Web ページ (.html)
  • リッチ テキスト形式 (.rtf)
この状況で、文書内のすべてのカスタム XML マークアップが削除されます。Word 文書内のカスタム XML マークアップは、文書内でテキストを囲むピンク色のタグ名として表示されます (ピンクは既定の色です)。

原因
カスタム XML マークアップの削除は、2009 年 12 月 22 日の米国における裁判所の裁定の結果です。マイクロソフトから Word 2013 を購入またはライセンス使用するお客様のソフトウェアには、特定のカスタム XML タグ付け実装が含まれていません。

詳細
Word 2013 ではカスタム XML マークアップの次の機能が削除されています。
  • カスタム XML マークアップに関連するすべてのユーザー インターフェイス要素が削除されています。
  • カスタム XML マークアップのすべてのオブジェクト モデルはアクセスされたときに次のエラーを返します。

    オブジェクトに対して指定されたメソッドを使用することはできません。

    指定したオブジェクトに対して、このプロパティを使用することはできません。
  • カスタム XML マークアップが含まれるファイルを開いた場合、ファイルを保存するときにマークアップが削除されます。カスタム XML マークアップが含まれるファイルを開いたときに、次のメッセージが表示されます。

    このファイルには、Word でサポートされなくなったユーザー設定の XML 要素が含まれています。このファイルを保存すると、該当するユーザー設定の XML 要素が完全に削除されます。

    注: メッセージの動作は、CustomMarkupWarning という名前のグループ ポリシーを使用して制御することができます。

カスタム XML マークアップが含まれるすべてのソリューションを変更する必要があります。カスタム XML マークアップを使用して実装されるシナリオの多くは、Word 2013 で使用可能な代替テクノロジを使用して実装することができます。これらのテクノロジには、コンテンツ コントロール、フォーム フィールド、ブックマークなどがあります。たとえば、開発者は、コンテンツ コントロール (およびブックマークなどの他のテクノロジ) を使用して、文章を作成し、構造化されたコンテンツに任意の値を割り当てるために使用できます。これらの任意の値を使用して、コンテンツの各部分に意味論的意味を割り当てることができます。

コンテンツ コントロールの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
関連情報
詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
978951 Office Word 更新プログラム (2010 年 1 月) について

2445062 エラー メッセージ "このファイルには、Word でサポートされなくなったユーザー設定の XML 要素が含まれています" が Word で文書を開こうとすると表示される

2445060 Word 2010 で文書を開くとカスタム XML マッピングが削除される

プロパティ

文書番号:2761189 - 最終更新日: 10/22/2012 13:42:00 - リビジョン: 6.0

Microsoft Word 2013

  • KB2761189
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