[HOWTO] Windows ME における NDIS のデバッグに関するヒント

この資料は、アーカイブされました。これは "現状のまま" で提供され、更新されることはありません。
概要
Windows ME の NDIS (ネットワーク ドライバ インターフェイス仕様) ドライバのチェック ビルドにはデバッグ オプションが含まれています。レジストリを変更してこのオプションを有効にすると、詳細なカーネル デバッグ出力を表示することができます。この資料では、Ndis.vxd のチェック ビルドをインストールする方法および詳細なトレース情報を有効にする方法について説明します。
詳細
  1. DDK (Driver Development Kit) の指示に従って Windows ME カーネル デバッガをインストールします。
  2. 「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base ) の以下の資料から NDIS バイナリのチェック ビルドをダウンロードします。
    241517 SAMPLE: Ndis.exe Windows ME NDIS Debug Binaries
  3. SFP (システム ファイルの保護) を無効にした後で、Ndis.vxd のチェック ビルドを Windows\System フォルダにコピーします。この操作は、Microsoft Windows 98 起動ディスクから起動するか、またはシステムを Safe モードで起動することによって実行できます。SFP は Safe モードでは無効になります。Safe モードで起動するには、Windows ME の起動中に F8 キーを押し、起動オプションのメニューから [Safe Mode] を選択します。
次のキーには、4 つのレジストリ エントリが設定されています。
HKLM\System\CurrentControlSet\Services\VxD\NDIS
4 つのレジストリ エントリを以下に示します。
(DWORD) DebugBreak (Boolean)(DWORD) TraceImpt (Boolean)(DWORD) DebugSystems(DWORD) DebugLevel					
各エントリの説明を以下に示します。
  • DebugBreak : DebugBreak を有効にすると、NDIS が読み込まれた時に INT 3 経由でデバッガに制御を渡します。
  • TraceImpt : Trace Important フラグ (TraceImpt) は、デバッガにトレース情報を出力するかどうかを示します。デバッグ中は、このオプションを常に有効にします。
  • DebugSystems : DebugSystems は、デバッグ トレース情報を出力する NDIS のコンポーネントを指定します。値は次のようになります。
    INIT		0x00000001CONFIG		0x00000002SEND		0x00000004RECV		0x00000008PROTOCOL          0x00000010BIND		0x00000020BUSINFO		0x00000040REG		0x00000080MEMORY		0x00000100FILTER		0x00000200REQUEST		0x00000400WORK ITEM         0x00000800PNP		0x00001000PM		0x00002000OPENREF		0x00004000LOCKS		0x00008000RESET		0x00010000WMI		0x00020000CO		0x00040000REF		0x00080000ALL		0xFFFFFFFF						
    : これらの値は、Microsoft Windows の他のバージョンの類似するリストとは異なります。特に、Windows 98 における NDIS のデバッグについて説明している以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) のリストとは異なります。
    232515 INFO: NDIS Level and Component Debugging Flags
    これらの値を論理和 (OR) することによって複数のコンポーネントを指定することができます。デフォルトでは、TraceImpt を有効にしたとき、以下のコンポーネントがあらかじめ選択されます。
    • INIT
    • CONFIG
    • PNP
    • PM
    • PROTOCOL
    • BIND
    • BUSINFO
    • REG


  • DebugLevel : DebugLevel を使用すると、トレース情報の出力量を調節することができます。INFO レベルでは、最大量の情報が表示されます。TraceImpt が有効な場合、INFO レベルがデフォルト値になります。そうでない場合のデフォルト値は FATAL です。設定可能な値を以下に示しします。
    INFO		0x00000000LOG		0x00000800WARN		0x00001000ERR		0x00002000FATAL		0x00003000					
  • NdisTraceAll はフラグであり、このフラグを有効にすると、非常に詳細なトレース情報が表示されます。このフラグは、レジストリ エントリから有効にすることはできません。上記で説明した DebugBreak オプションを使用して NDIS の起動時にデバッガに制御を渡すことによって、このフラグを有効にすることができます。NDIS がブレークポイントに達したとき、NDIS シンボルを読み込みんだ後、次のように ndistraceall フラグを設定します。wa ndis
    e ndistraceall 1
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 279356 (最終更新日 2001-01-30) をもとに作成したものです。
プロパティ

文書番号:279356 - 最終更新日: 02/23/2014 19:41:47 - リビジョン: 1.0

Microsoft Windows Millennium Edition, Microsoft Windows Millennium Edition Driver Development Kit (DDK)

  • kbnosurvey kbarchive kbhowto kbinfo kbndis KB279356
フィードバック