ネットワーク マップされたドライブハイパーリンクは、Office 製品の UNC として解決されます

現象

ユーザーが Office 製品内のネットワーク マップ ドライブ上にあるファイルへのハイパーリンクを挿入すると、ハイパーリンクのテキストにネットワーク マップされたドライブ パスが表示されますが、リンクは UNC パスとして解決されます。

たとえば、Excel で [挿入] に移動し、[ハイパーリンク] をクリックすると、ファイルを選択するように求められます。 ユーザーがネットワーク マップ ドライブ上のファイルに移動し、そのファイルへのハイパーリンクを挿入すると、ネットワーク マップされたドライブ パスではなく UNC パスを使用してファイルにハイパーリンクが作成されます。 リンクが挿入された後、ユーザーはリンクにカーソルを合わせ、ファイルへのリンクを作成するときに完全な UNC パスが使用されていることを確認できます。

原因

原因は、Office がファイルへのハイパーリンクを作成する方法が原因です。 Office 製品では、UNC パスを使用してファイルへのリンクが作成され、ハイパーリンク テキストに表示される場合でも、ネットワーク マップされたドライブの場所は使用されません。

解決方法

これに対する解決策はありません。 MICROSOFT では、UNC パスを使用してハイパーリンクを挿入して、UNC またはネットワーク にマップされたドライブを介してファイルを開くと、ファイル内の予期される動作に違いが生じる可能性がある場合の混乱を防ぐことをお勧めします。

詳細情報

ファイルの開き方の例は、次の記事の「想定どおりにリンクが機能しない可能性があるシナリオ」セクションに記載されています。

Excel でのリンク管理とストレージの説明