Windows 8 環境でスリープ解除タイマーを無効としたにもかかわらず、タスク スケジューラで設定したタスクによりスリープが解除される場合がある

現象
Windows 8 がインストールされた端末で、電源オプションのプロパティよりスリープ解除タイマーを無効にします。しかしながら、この場合にもタスク スケジューラで設定したタスクによりスリープが解除され、実行される場合があります。
原因
Windows 8 環境でスリープ解除タイマーを無効化するには、[バッテリ駆動] および [電源に接続] の両設定を無効にする必要があります。[バッテリ駆動]、[電源に接続] いずれかの設定が有効となっている場合、もう一方の設定や現在電源に接続しているかなどに関わらずスリープ解除タイマーが動作するため、ご報告の現象が発生します。
解決方法
本現象を回避するためには、powercfg.exe コマンドで [バッテリ駆動]、および [電源に接続] の各設定を無効にします。
  1. 管理者権限でコマンド プロンプトを開きます。
  2. コマンド プロンプトから、以下のコマンドを実行します。
    • powercfg /SetACValueIndex SCHEME_CURRENT SUB_SLEEP RTCWAKE 0
    • powercfg /SetDCValueIndex SCHEME_CURRENT SUB_SLEEP RTCWAKE 0
  3. OS を再起動します。

なお、[スリープ解除タイマーの許可] の [バッテリ駆動]、および [電源に接続] の設定は下記コマンドにて確認できます。AC 電源設定が [電源に接続]、DC 電源設定が [バッテリ駆動] に相当します。

実行例:
powercfg /query Scheme_current sub_sleep rtcwake

    電源設定の GUID: bd3b718a-0680-4d9d-8ab2-e1d2b4ac806d  (スリープ解除タイマーの許可)
      GUID エイリアス: RTCWAKE
      利用可能な設定のインデックス: 000
      利用可能な設定のフレンドリ名: 無効
      利用可能な設定のインデックス: 001
      利用可能な設定のフレンドリ名: 有効
    現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000
    現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000000
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
デスクトップ端末を使用している場合、[スリープ解除タイマーの許可] 設定のうち、[バッテリ駆動] の設定は電源オプションのプロパティには表示されません。非表示となっている [バッテリ駆動] の設定が有効になっている場合、電源オプションにて [電源に接続] を無効にしてもスリープ解除タイマーは無効になりません。このため、スリープ解除タイマーを無効にするには [回避方法] に記載されている powercfg コマンドを使用して設定変更する必要があります。
関連情報
Windows 8 におけるスリープ解除タイマーに関する説明を参照するには、下記のサポート技術情報をクリックしてください。

2800716 Windows 8 wakes up even if "Allow wake timers" is disabled for current power source
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2825234 - 最終更新日: 10/31/2016 09:36:00 - リビジョン: 3.0

Windows 8, Windows 8 Enterprise, Windows 8 Pro

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