特定の 2 バイト文字を含むネットワーク パスのファイルを開くと Office アプリケーションの応答開始に時間がかかる

現象
Windows 7 と Office 2003 がインストールされている環境で、特定の文字列("支" 、 "浜" など )を含んだパスを参照してファイルを開いた場合に、ファイルの編集がすぐに行えず 「応答なし」となる事象が発生します。
 
原因
特定の文字("支" 、 "浜" など ) の下位の 1 バイトが Unicode 形式の文字コードにて 0x5C もしくは 0x2F となる文字が、ドライブの直下のフォルダ名に使用されている場合、下位の 1 バイトのコードをスラッシュと誤って判断することで、WebDAV 接続を試みてしまい、ファイルを開いた際に応答がない状態が数秒~十数秒続く事象が発生します。

この問題は、アプリケーションがネットワーク共有フォルダに配置されているファイルを開く際に、パス情報を渡すモジュール Linknfo.dll のパスの処理に問題があることに起因しています。下位の 1 バイトに 0x5C もしくは 0x2F を含む文字列が、共有フォルダ名に使用されている場合、0x5C もしくは 0x2F を誤ってスラッシュと判断してしまい、WebClient サービスを使用して WebDAV 接続を試み、操作が可能になるまでに応答の遅延が発生します。


回避策
下位の 1 バイトが 0x5C もしくは 0x2F となる文字を、ドライブ直下のフォルダ名に使用しないようにします。

または、ドライブ直下に、これらの文字を含まないフォルダを配置し、そのフォルダーの配下に、これらの文字を含むフォルダを配置します。



状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2825474 - 最終更新日: 09/29/2016 09:58:00 - リビジョン: 3.0

Windows 7 Enterprise, Windows 7 Home Basic, Windows 7 Home Premium, Windows 7 Professional, Windows 7 Ultimate

  • kbbug KB2825474
フィードバック