Outlook で共有メールボックスから送信した電子メール メッセージが、共有メールボックスの [送信済みアイテム] フォルダーに保存されない

現象
ユーザーは、Office 365 で Microsoft Outlook 2010 以降のバージョンを使用し、共有メールボックスに、メールボックス所有者として送信する、または代理人として送信する権限が付与されています。このユーザーが所有者として、または代理人として電子メール メッセージを送信すると、共有メールボックスの [送信済みアイテム] フォルダーにメッセージが保存されず、ユーザー メールボックスの [送信済みアイテム] フォルダーに保存されます。
原因
Office 365 で共有メールボックスを使用する場合、ライセンスは不要であり、Outlook に独自のメールボックスとして追加できません。このため、ユーザーは共有メールボックスへのサインインはできません。その代わり、ユーザーは自分のメールボックスにサインインしてから、共有メールボックスを開きます。共有メールボックスから新しいメッセージを送信する、または新しいメッセージに返信をすると、このメッセージは送信者のアカウントから送信または返信されたメッセージとして自動的に設定されます。このため、送信者のメールボックスの [送信済みアイテム] フォルダーにメッセージが保存されることになります。
解決方法
重要: このセクション、方法、タスクには、レジストリ情報を変更する手順が含まれます。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生する場合があります。そのため、以下を実行する場合は注意して手順に従うようにしてください。対応措置として、レジストリを変更する前にバックアップを取っておくことをお勧めします。これにより、問題が生じた場合もレジストリを復元できます。レジストリのバックアップおよび修復方法の詳細については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料を参照してください。

322756: Windows でのレジストリのバックアップ方法および修復方法 (英語)

この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を実行してください。

方法 1: Outlook クライアントで DelegateSentItemsStyle レジストリ キーを構成します。

注: この動作を機能させるには、Outlook でキャッシュ モードを実行するよう構成する必要があります。詳細については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料を参照してください。

   
Outlook 2010 を実行している場合は、2010 年 12 月 14 日版の Outlook 2010 修正プログラム パッケージをインストールした後、以下の手順を実行します。この修正プログラムの詳細については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料を参照してください。


Outlook 2013 以降のバージョンを実行している場合は、修正プログラムをインストールする必要はありません。
  1. [スタート]、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「regedit」と入力してから [OK] をクリックします。
  2. 以下のレジストリ サブキーを探し、クリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\x.0\Outlook\Preferences
    注: x.0” はご利用の Office のバージョンを示しています (16.0 の場合は Office 2016、15.0 の場合は Office 2013、14.0 の場合は Office 2010 です)。
  3. [編集] をクリックし、[新規] をポイントして、[DWORD ] をクリックします。
  4. DelegateSentItemsStyle」と入力後、Enter キーを押下します。
  5. [DelegateSentItemsStyle] の上で右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [値のデータ] 入力欄に「1」と入力してから [OK] をクリックします。
  7. レジストリ エディターを終了します。

方法 2: Office 365 またはオンプレミスの Microsoft Exchange において、共有メールボックスの [送信済みアイテム] フォルダーにメッセージのコピーを保存するよう、メールボックスを構成します。

Office 365 Exchange Online または Microsoft Exchange Server 2013 用の累積的な更新プログラム 9 以降のバージョン:

Exchange Server 2013 用の累積的な更新プログラム 9 では、管理者が [送信済みアイテム] フォルダーにメッセージのコピーを保存するよう構成できる新機能が導入されました。この新機能の詳細については、以下のブログ記事を参照してください。

共有メールボックスでの、送信済みアイテムの制御方法

Exchange Server 2010 Service Pack 2 用更新プログラムのロールアップ 4 以降のバージョン:

Exchange Server 2010 Service Pack 2 用更新プログラムのロールアップ 4 では、メッセージのコピーを保存するよう [送信済みアイテム] フォルダーを構成できる新しい Exchange PowerShell コマンドレットが導入されました。この機能は Exchange Server で処理されるため、Outlook はオンラインまたはキャッシュ モードで構成できます。しかし、Exchange Server 機能は OutlookDelegateSentItemsStyle レジストリ値が無効化されている場合のみ動作します。

Set-MailboxSentItemsConfiguration コマンドレットの詳細については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料を参照してください。
追加情報
その他トピックは、Office 365 コミュニティ Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:2843677 - 最終更新日: 01/25/2016 02:46:00 - リビジョン: 4.0

Microsoft Exchange Online, Microsoft Outlook 2010

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