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Word における AutoExec マクロと AutoOpen マクロの動作

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

概要
Word の AutoExec マクロと AutoOpen マクロを使用すると、Word で新規文書や既存文書を開くときのデフォルトのパス、スタイル、リンク、環境条件などを設定することができます。この資料では、AutoExec マクロと AutoOpen マクロがさまざまな状況でどのように機能し、動作するかについて説明します。
詳細

AutoExec

AutoExec マクロが標準テンプレート (Normal.dot) の一部として保存されている環境や、全文書対象のアドインの一部として保存されている環境では、Word の起動時に AutoExec マクロが実行されます。AutoExec マクロを使用すると、Word の起動時に文書の作成や読み込みが行われる前に設定を調整できます。たとえば、Word が起動したときのデフォルト ディレクトリの変更などを行うことができます。

AutoExec マクロは、いくつかの方法で無効にすることができます。たとえば、/m または /embedding スイッチを指定してコマンド ラインから Word を起動する方法があります。これらのスイッチを指定するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。表示されたダイアログ ボックスに、winword /m または winword /embedding と入力し、[OK] をクリックします。

また、Word の起動中に Shift キーを押すことで、AutoExec マクロを無効にすることもできます。オートメーション クライアントから Word を起動する場合も、AutoExec マクロは無効になります。

AutoOpen

AutoOpen マクロは、新規文書を開いた後に実行されます。また、以下の方法を使用して既存文書を開くときにも AutoOpen マクロが実行されます。
  • [ファイル] メニューの [開く] コマンドを使用する。
  • FileOpen コマンドまたは FileFind コマンドを使用する。
  • [ファイル] メニューの最近使用したファイル (MRU) の一覧から文書を選択する。
Word 文書を開いたときに AutoOpen マクロが実行されるのは、AutoOpen マクロが文書の一部として保存されている場合、または AutoOpen マクロが文書のベースであるテンプレートの一部として保存されている場合です。全文書対象のアドインの一部として保存されている場合、AutoOpen マクロは実行されません。

また、Shift キーを押しながら文書を開くと、AutoOpen マクロが実行されないようにすることができます。

AutoExec マクロと AutoOpen マクロの作成

  1. Word で新しい白紙の文書を開きます。
  2. [ツール] メニューの [マクロ] をポイントし、[セキュリティ] をクリックします。
  3. [セキュリティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ レベル] タブをクリックし、[中] をクリックします。[信頼のおける発行元] タブをクリックし、[組込済みのアドインとテンプレートをすべて信頼する] をクリックして、[OK] をクリックします。
  4. 以下の手順を実行し、AutoExec マクロを作成します。
    1. [ツール] メニューの [マクロ] をポイントし、[新しいマクロの記録] をクリックします。
    2. [マクロの記録] ダイアログ ボックスで、[マクロ名] ボックスに AutoExec と入力し、[OK] をクリックします。デフォルトで、作成したマクロは標準テンプレートに保存されます。Word 文書または Word 画面のいずれかの場所に 2 つのボタンを含む小さなコマンド バーが表示されます。マクロの記録を停止するときには、コマンド バーの四角のアイコンのボタン (記録終了ボタン) をクリックします。
    3. [ツール] メニューの [マクロ] をポイントし、[マクロ] をクリックします。マクロの一覧から AutoExec を選択し、[編集] をクリックします。
    4. AutoExec マクロに、次のコードを追加します。
      MsgBox "You're seeing the AutoExec macro in action", vbMsgBoxSetForeground						
    5. Microsoft Visual Basic Editor の [ファイル] メニューで、[Normal の上書き保存] をクリックし、Visual Basic Editor を閉じます。
  5. AutoExec マクロを作成したときと同様の手順を実行し、AutoOpen マクロを作成します。"AutoExec" の代わりに "AutoOpen" を使用して、手順を実行してください。
  6. C:\<Yourfile>.doc というファイル名で文書を保存して閉じ、Word を終了します。
  7. 以下に、Word で文書を開く方法の一覧表を示します。どのような場合にマクロが実行され、どのような場合に実行されないかを確認してください。

マクロ動作の概要

次の表に、Word を起動したとき、または文書を開いたときの、この資料で作成した 2 つのマクロについて動作の概要を示します。
操作                                          AutoExec       AutoOpen---------------------------------------------------------------------------コマンド プロンプトに Winword.exe を         実行される       実行されない指定して Word を起動し、白紙の文書を開くコマンド プロンプトに                          実行される      実行されるWinword.exe C:\<Yourfile>.doc を指定してWord を起動し、既存の文書を開くコマンド プロンプトに                          実行されない      実行されるWinWord.exe /embedding C:\<Yourfile>.doc を指定して、OLE コンテナに Word 文書を埋め込む以下のコードを使用して Word を自動化し、       実行されない      実行される C:\<Yourfile>.doc を開く :Set oWord = CreateObject("Word.Application")oWord.Visible = TrueoWord.Documents.Open "C:\<YourFile.doc>"Internet Explorer または WebBrowser        実行されない      実行されるコントロールを使用して文書を参照する				
関連情報
Auto で始まる名前の Word マクロの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
211659 [WD2000] Word の Auto マクロ
210565 [WD2003] スタートアップ コマンド ライン スイッチを使用して Word 2003、Word 2002、および Word 2000 を起動する方法
(c) Microsoft Corporation 2001, All Rights Reserved. Contributions by Chris Jensen, Microsoft Corporation.

プロパティ

文書番号:286310 - 最終更新日: 03/30/2006 10:36:02 - リビジョン: 3.2

  • Microsoft Office Word 2003
  • Microsoft Word 2002 Standard Edition
  • kbhowto KB286310
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