Windows Server 2012 で WSUS サーバーの役割をインストール後に、初期構成タスクに失敗する事があります

現象
Windows Server 2012 で WSUS サーバーの役割をインストール完了した後に、初期構成タスクに失敗する事があります。
初期構成タスクの失敗時には、以下のようなメッセージや、エラーが記録されます。

・メッセージ 1.
必要な構成がシステムに見つかりません

・メッセージ 2.
一つ以上の展開前のタスクに失敗しました。
ContentDirectory property does not exist
パラメータ名:configurationStore

・タスク実行時のログ(.tmp ファイル)に記録されるエラー 1.

2013-08-14 15:47:27  Postinstall started
2013-08-14 15:47:27  Detected role services: Api, UI, WidDatabase, Services
2013-08-14 15:47:27  Start: LoadSettingsFromXml
2013-08-14 15:47:27  Start: GetConfigValue with filename=UpdateServices-Services.xml item=ContentLocal
2013-08-14 15:47:27  Value is true
2013-08-14 15:47:27  End: GetConfigValue
2013-08-14 15:47:27  Start: GetConfigValue with filename=UpdateServices-Services.xml item=ContentDirectory
2013-08-14 15:47:27  Config file did not contain a value "ContentDirectory"
2013-08-14 15:47:27  Microsoft.UpdateServices.Administration.CommandException: 必要な構成値がシステムに見つかりませんでした。通常、これは、PowerShell で WSUS をインストールしても、構成ファイルを指定しないことが原因です。PowerShell を使用して WSUS のインストールを実行する際に推奨される方法の詳細については、TechNet ライブラリの PowerShell を使用した WSUS の管理に関する記事 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=235499) を参照してください。

   場所 Microsoft.UpdateServices.Administration.PostInstall.GetConfigValue(String filename, String item)
   場所 Microsoft.UpdateServices.Administration.PostInstall.LoadSettingsFromXml()
   場所 Microsoft.UpdateServices.Administration.PostInstall.Initalize(Parameters parameters)
   場所 Microsoft.UpdateServices.Administration.PostInstall.Execute(String[] arguments)

致命的なエラー: 必要な構成値がシステムに見つかりませんでした。通常、これは、PowerShell で WSUS をインストールしても、構成ファイルを指定しないことが原因です。PowerShell を使用して WSUS のインストールを実行する際に推奨される方法の詳細については、TechNet ライブラリの PowerShell を使用した WSUS の管理に関する記事 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=235499) を参照してください。

原因
WsusContent フォルダーのパスを指定する構成ファイルの生成に失敗している事が要因です。
構成ファイルの生成に失敗する根本要因につきましては、現在調査中です。
回避策
本事象は、以下の 3 点のいずれかの方法で回避して頂く事ができます。
  1.  PowerShell を利用した WSUS サーバーのサイレント インストールを実行する。
  2. 構成ファイルを手動で編集する。
  3. WSUS 管理コンソールを起動して、初期構成タスクを完了する。

回避策 1. PowerShell を使用して、WSUS サーバーのインストールを実行する。

以下の 3 ステップにて PowerShell を利用した WSUS のインストールの実現が可能です。

STEP 1 :サーバーマネージャーの「役割と機能の追加ウィザード」からWSUS の追加を選択し、PowerShell で使用するための構成ファイルを作成します。
STEP 2 : PowerShell を起動し、STEP 1 の構成ファイルを指定し、Install–WindowsFeature を実行します。
STEP 3 : wsusutil postinstall コマンドを実行し、コンテンツ フォルダーのパスを指定します。SQL Server を利用する場合には、インスタンス名も指定します。

[STEP 1 構成設定ファイルの作成]
================================
1-1. サーバーマネージャーから「役割と機能の追加ウィザード」を進めていただき、"サーバーの役割の選択" で、[Windows Server Update Services] にチェックを入れます。
※ "Windows Server Update Services に必要な機能を追加しますか?" が表示される場合には、[機能の追加] をクリックします。

1-2. [次へ] をクリックします。
1-3. "機能の選択" では、特に操作せずに、[次へ] をクリックします。
1-4. "Windows Server Update Services" にて、[次へ] をクリックします。
1-5. [WID Database] あるいは、[データベース] にチェックが入っている事、また [WSUS Services] にチェックが入っている事を確認して、[次へ] をクリックします。
1-6. "コンテンツの場所の選択" にて、コンテンツの保存先のパスを指定し、[次へ]をクリックします。
1-7. "Web サーバーの役割 (IIS)" にて、[次へ] をクリックします。
1-8. "役割サービスの選択" にて、そのまま [次へ] をクリックします。
1-9. "インストール オプションの確認" ページにて、画面左下にある青字のリンク [構成設定のエクスポート] をクリックします。
(※) インストールは実行しません。構成ファイルのエクスポートのみが実行されます。

1-10. [名前を付けて保存] ダイアログで、出力先のフォルダおよびファイル名を指定して [保存] をクリックします。
1-11. [インストール オプションの確認] 画面は [キャンセル] をクリックして終了します。

[STEP 2 PowerShell コマンドの実行]
================================
2-1. "スタート" 画面から、[Windows PowerShell] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
2-2. 以下コマンドを入力し、実行します。

Install-WindowsFeature -ConfigurationFilePath <ファイルのパスとファイル名>

入力例)
Install-WindowsFeature -ConfigurationFilePath C:\WSUSTestConfiguration\WSUS-SQL-Configuration1.xml -Restart -LogPath C:\WSUSTestConfiguration\WSUS-Install.log

※ –Restart、 -LogPath オプションは任意です。
※ 日本語環境の場合、日本語名の展開ファイルのテンプレートが出力される場合がございます。上記の例では、英語名にファイルをリネームしております。

2-3. 添付ファイルのようなメッセージが表示されて完了します。


回避策 2. 構成ファイルを手動で編集する。

初回構成タスクの失敗後に、以下の構成ファイルを手動で編集します。
変種後には、再度タスクを実行します。 

%windir%\System32\ServerManager\ComponentConfiguration\UpdateServices-Services.xml

編集例:
例)E:\WSUS がコンテンツ格納先の場合
<PROPERTY NAME="ContentDirectory" TYPE="string"><VALUE>D:\WSUS</VALUE></PROPERTY>


回避策 3. WSUS 管理コンソールを起動して、初期構成タスクを完了する。

初回構成タスクの失敗後に、WSUS 管理コンソールを起動します。
WsusContent フォルダーのパスを指定する必要がある旨のメッセージが表示されますので、
パスを指定し、初期構成タスクを再度実行します。

関連情報
- Install-WindowsFeature
http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj205467.aspx
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2882799 - 最終更新日: 09/29/2016 10:40:00 - リビジョン: 4.0

Windows Server Update Services for Windows Server 2012

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