Outlook で SCL レベルが低い値を示しているにもかかわらずメッセージが迷惑メールと分類される

現象
内部ユーザーから受信した一部の電子メール メッセージが、予期せず Microsoft Outlook の [迷惑メール] フォルダーに移動されます。この問題は、Microsoft Exchange Server にメッセージの  SCL (Spam Confidence Level) 値が -1 であると示されている場合にも発生します。
原因
この問題は、Outlook と Exchange Server 間の暗号化が無効になっていると発生する場合があります。暗号化が無効な場合は、Outlook はメッセージが安全に保護された接続により配信されたかどうかを検証することはできないため、実際の SCL 値 (-1) を無視し、SCL 値が 0 のメッセージであるかのように処理します。
回避策
以下いずれかの環境にメールボックスがある場合は、この問題を回避することができます。 
  • Microsoft Office 365
  • アップグレード前の Microsoft Office 365
  • Microsoft Exchange Server 2010 以前のバージョン
この問題を回避するには、以下の手順に従い、Outlook と Exchange 間の RPC 暗号化を有効にします。 
  1. コントロールパネルで、[メール] を開きます。
  2. [プロファイルの表示] をクリックします。
  3. プロファイルを選択し、[プロパティ] をクリックします。
  4. [電子メールアカウント] をクリックします。
  5. Microsoft Exchange Server アカウントを選択し、[変更] をクリックします。
  6. メールボックス サーバーとユーザー名が表示されるダイアログ ボックスが表示されます。[詳細設定] をクリックします。
  7. [Microsoft Exchange Server] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックします。
  8. [Microsoft Outlook Microsoft Exchange 間のデータを暗号化する] をオンにし、[OK] をクリックします。

    [Microsoft Exchange Server] ダイアログ ボックスのセキュリティタブ

    重要: チェック ボックスをオンにできない (グレーアウトしている) 場合は、Microsoft Exchange Server 2013 に接続しているか、Office 365 のメールボックスを使用していることが考えられます。この場合は RPC 暗号化を有効にできません。なお、Outlook Anywhere (RPC over HTTPS) 接続は、セキュア HTTP (HTTPS) を使用して暗号化しているため、安全な接続です。
  9. [次へ]、[完了] を順にクリックします。
  10. [閉じる]、[OK] を順にクリックします。
状況
マイクロソフトは、現在問題を調査中であり、詳細情報が入り次第こちらに掲載します。
詳細
Exchange Online の迷惑メールについては、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

Outlook で迷惑メール設定を構成する方法については、使用している Outlook バージョンに応じたマイクロソフト Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:2885002 - 最終更新日: 08/28/2014 10:22:00 - リビジョン: 4.0

Microsoft Outlook 2013, Microsoft Outlook 2010, Microsoft Office Outlook 2007, Microsoft Exchange Online, Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2010 Standard

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