Windows Server 2008 R2 でファイルサーバー リソース マネージャーのメール通知機能を使用した際に、ソース: SRMSVC、イベント ID: 12306 が記録され、通知メールが送信されない

現象
Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターでファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) のクォータ機能を使用して、ボリューム、またはフォルダにクォータを設定します。

クォータのしきい値に近づくか、超えた場合の通知方法として、メール通知機能を使用すると、通知メール送信時にソース: SRMSVC、イベント ID:12306 のイベントが記録され通知メールが送信されないことがあります。またイベントには以下のエラーが含まれます。

エラー:IFsrmEmailExternal::SendMail, 0x8004531c, パラメータ 'addresses' を空の文字列にすることはできません。パラメータ名: addresses
原因
 以下の条件に一致する場合に発生します。
  • FSRM の各クォータの [しきい値のプロパティ] の編集画面にて、[次の管理者に電子メールを送信する]と [しきい値を超えたユーザーに電子メールを送信する] が有効になっている。
  • [管理ツール] - [Active Directory ユーザーとコンピューター] のユーザーのプロパティで、しきい値を超えたユーザーのメール アドレスが設定されていない。
回避策
ドメイン環境で FSRM を使用している場合には、以下の手順で該当するユーザーのメール アドレスを登録することで本事象を回避することができます。

  • [管理ツール] - [Active Directory ユーザーとコンピューター] より該当ユーザーを右クリックし [プロパティ] を開きます。
  • [全般] タブの [電子メール] にメール アドレスを登録します。

ワークグループ環境で FSRM を使用しており、ユーザーのメール アドレスを登録できない場合には、以下の手順で回避することができます。
  • メール送信スクリプトを作成します。(詳細な手順については省略します。)
  • [管理ツール] - [ファイルサーバー リソース マネージャー] を開き、該当するクォータの [通知のしきい値] を選択し編集します。
  • [コマンド] タブより、作成した送信スクリプトを設定します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
  [しきい値を超えたユーザーに電子メールを送信する」 を有効にして通知メールを送信する場合には、[Active Directory ユーザーとコンピューター] のユーザーのプロパティで、しきい値を超えたユーザーのメール アドレスが設定されている必要があります。

この問題は Windows Server 2012 で修正されています。 Windows Server 2008、Windows Server 2003 R2 では発生しません。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2889290 - 最終更新日: 09/29/2016 10:44:00 - リビジョン: 3.0

Windows Server 2008 R2 Datacenter, Windows Server 2008 R2 Enterprise, Windows Server 2008 R2 Service Pack 1, Windows Server 2008 R2 Standard

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