PAE が有効になっているとバックアップに時間がかかる

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現象
PAE スイッチを有効にしてコンピュータを起動し、Ntbackup.exe を使用してバックアップを行うと、バックアップに要する時間が通常よりも非常に長くかかることがあります (通常時間の 10 倍以上)。PAE スイッチを指定しないでコンピュータを起動してバックアップを行うと、通常通りの時間で終了します。
原因
NTbackup では 2 のべき乗のテープ ブロック サイズを用いてテープに書き込む必要があります。PAE スイッチを使用すると、ページ変換が 1 レベル追加されるため、
MaxPhysicalPages
値は 1 だけ小さくなります。これにより、ブロック サイズは半端なサイズになります。NTbackup が、4 キロバイト (KB) と
MaxPhysicalPages
値を掛けた値 (MaximumPhysicalPages × 4KB) より大きなテープ ブロック サイズでテープに書き込みや読み出しを実行しようとすると、NTBackup のブロック サイズはデフォルトの 1024 バイトになります。このように、ブロック サイズが小さくなることから、入出力のパフォーマンスが著しく低下します。

ブロック サイズは、
MaxPhysicalPages
の値と PAGE_SIZE (4096) を掛けて求められます。非 PAE カーネルの場合、サイズは 16 X 4096 = 65536 ですが、PAE カーネルの場合は、15 X 4096 = 61440 となり、2 のべき乗ではありません。このため、RSM と Ntbackup では、テープへの書き込み準備を行う際、ブロック サイズをデフォルトの 1KB に設定し、これによりパフォーマンスが著しく低下します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の問題として認識しています。

この問題を解決するためのモジュールは、Windows 2000 日本語版 Service Pack 4 以降に含まれております。
Windows 2000 日本語版の最新 Service Pack については、以下の Web サイトから入手できます。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 289261 (最終更新日 2003-02-14) を基に作成したものです。
プロパティ

文書番号:289261 - 最終更新日: 02/24/2014 05:59:30 - リビジョン: 4.1

  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 1
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 2
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
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  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 1
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 2
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  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
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