プロキシ サーバーを使用する環境にて Windows Update を実行すると通信エラーが発生する

現象
プロキシ サーバーを使用する環境にて Windows Update を実行すると、以下のようなエラーが発生する。

  • 0x80240030
  • 0x80072efe
  • 0x80244022
  • 0x80072EFD
  • 0x80072EE2


原因
この現象は、以下の要因で発生する場合があります。
  1. Windows Update の通信がプロキシ サーバーを使用するように構成されていない
  2. プロキシ サーバーが Windows Update に必要な通信を許可していない

解決方法
それぞれの要因に対する対処方法は、以下のとおりです。

要因 1. Windows Update の通信がプロキシ サーバーを使用するように構成されていない

Windows Update は、「ユーザーの操作が発生しない自動更新」、および「ユーザーの手動操作」によって実行する事が可能です。
しかしながら、この 2  点の実行方法の内、どちらで実行されるかに応じて、Windows Update が参照するプロキシ サーバーの設定箇所、および参照順序が異なります。

「ユーザーの手動操作」にて Windows Update を実行する場合:  ユーザーに紐づく Internet Explorer のプロキシ設定が参照されます。
「ユーザーの操作が発生しない自動更新」にて Windows Update を実行する場合: Internet Explorer のプロキシサーバー設定ではなく、WinHTTP のプロキシ設定が参照されます。

ご利用のネットワーク環境によっては、Internet Explorer のプロキシ設定以外に、WinHTTP が通信時に使用するプロキシ サーバーを別途構成する必要があります。
Windows Update がプロキシ サーバーを参照する詳細動作については、以下のURLを参照してください。

Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ
900935

※ 補足:
自動更新による Windows Update ついては、項目「自動更新サービスが、Microsoft Windows Update Web サイトから更新プログラムをダウンロードしてインストールするように構成されている」を参照します。
手動操作による Windows Update については、項目「Internet Explorer を使用して Windows Update Web サイトにアクセスする」を参照します。


なお、ネットワーク環境によっては、Windows Update が Internet Explorer のプロキシ設定を適切に参照できない場合もあります。
その場合には、WinHTTP 通信用のプロキシ サーバーを、後述の手順にて明示的に設定します。

WinHTTP 通信時のプロキシ サーバーの設定方法   
(Windows Vista / Windows Server 2008 以降の環境)
- コマンド:
Netsh winttp set proxy proxy-server =<プロキシ サーバー> bypass-list=<バイパス リスト>

<プロキシ サーバー> は、使用するプロキシ サーバー名とポート番号です。
<バイパス リスト> は、プロキシ サーバーを介さずにアクセスさせるサーバーの一覧です。必要に応じて指定します。
プロキシサーバー、バイパスリストいずれも複数を列挙する場合は 区切り文字 ; をはさみ全体を "" で囲みます。

- 実行例:
netsh winhttp set proxy proxy-server="myProxyServer:8080" bypass-list="<local>;*.microsoft.com;*.foo.ne"

- 補足 1 :
"netsh winhttp show proxy" コマンドで現在の設定状況を確認することが可能です。
" netsh winhttp reset proxy" コマンドで現在の設定状況を既定の "直接アクセス" にリセットすることができます。

- 補足 2 :
"netsh winhttp set proxy" コマンドにより手動で設定する代わりに、Internet Explorer と同一の設定を利用することも可能です。
この場合は、下記のコマンドを実行します。

> netsh winhttp import proxy source=ie

ただし、その時点でログオンしているユーザーに対する Internet Explorer に、正しいプロキシ情報が設定されていることが必要ですのでご注意ください。
 
(Windows XP / Windows Server 2003 以前の環境)
- コマンド:
proxycfg -p <プロキシ サーバー>:<ポート番号> <バイパス リスト>

<プロキシ サーバー> は、使用するプロキシ サーバー名とポート番号です。
<バイパス リスト> は、プロキシ サーバーを介さずにアクセスさせるサーバーの一覧です。必要に応じて指定します。
プロキシサーバー、バイパスリストいずれも複数を列挙する場合は 区切り文字 ; をはさみ全体を "" で囲みます。

- 実行例:
proxycfg -p ProxyServeraName:80 "<local>;abc.defgh.com"

- 補足 1 :
"proxycfg" コマンドより現在の設定状況を確認することが可能です。
"proxycfg -d" コマンドより現在の設定状況を既定の "直接アクセス" にリセットすることができます。

- 補足 2 :
"proxycfg -p" コマンドにより手動で設定する代わりに、Internet Explorer と同一の設定を利用することも可能です。
この場合は、下記のコマンドを実行します。

Proxycfg -u

ただし、その時点でログオンしているユーザーに対する Internet Explorer に、正しいプロキシ情報が設定されていることが必要ですのでご注意ください。



要因 2. プロキシ サーバーにて Windows Update の通信を許可していない

プロキシ サーバーを経由して Windows Update を行う場合には、Windows Update  / Microsoft Update サイトへの通信をプロキシ サーバーにて許可します。
許可する通信は、以下の 2 点です。

- 80 番ポートの HTTP 通信
- 443 番ポートの SSL (HTTPS) 通信

なお、すべてのインターネット アドレスに対してこれらの通信を許可できない場合には、以下の 2 点の技術情報サイトに記載されているすべての URL に対して通信を許可します。

You cannot download updates when you access the Windows Update Web site from a Windows XP-based computer that is behind a firewall or a proxy server
896226
(※Resolution の項目を参照します。) 

You experience problems when you access the Windows Update Version 5 Web site through a server that is running ISA Server
885819
(※WORKAROUND の項目を参照します。)

※注意:
通信を許可する必要のある URL のリストは、将来的に更新される可能性があります。
上記のサイトを定期的に、あるいは通信に問題が発生した際に参照し、URL のリストに更新がないかを確認してください。
詳細
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2894304 - 最終更新日: 10/31/2016 09:39:00 - リビジョン: 5.0

Microsoft Windows Update

  • KB2894304
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