信頼済みサイトに登録していても、"イントラネットサイトを互換表示で表示する" の設定が有効な場合には、互換表示となる場合があります

現象
信頼済みサイトに明示的に登録している場合でも、"イントラネット サイトを互換表示で表示する" が有効の場合には、ユーザーが意図せず互換表示となる場合があります。
原因
"イントラネット サイトを互換表示で表示する" が有効の場合のイントラネットゾーンかの判断には、対象の URL が他のゾーンに明示的に登録されているかに関係なく、その環境におけるイントラネットゾーンかの判断が行われるためです。

元来 "ローカル イントラネット" ゾーンと判断される URL を "信頼済みサイト" ゾーンに明示的に登録している場合は、"互換表示設定" における "イントラネット サイト" かどうかの判断結果は "ローカル イントラネット" となり互換表示となります。

例えば明示的に http://testserver を信頼済みサイトに登録していても、「詳細情報」に記載の判断の結果元来 http://testserver  がイントラネットゾーンと判断される場合は http://testserver は互換表示対象と判断されます。
回避策
互換表示設定画面で、"イントラネット サイトを互換表示で表示する" を無効とし、互換表示の対象としたいサイトを個別に登録します。
状況
この動作は仕様です。
詳細
以下のいずれの条件にも合致する場合、イントラネットゾーンかの判断は、以下の 2 つのステップで行われます。
  • ローカル イントラネット ゾーンのセキュリティ設定にある "イントラネットのネットワークを自動的に検出する" が有効
  • 互換表示設定画面の "イントラネット サイトを互換表示で表示する" が有効

1. 「イントラネットゾーン」が利用できるかどうかの判断

クライアント端末がドメインネットワーク上に存在する場合、イントラネットゾーンは利用可能と判断します。
クライアント端末がドメインネットワーク上に存在しない場合、Network Location Awareness (NLA) API を利用して、管理されたネットワークに接続しているかどうかを確認します。管理されたネットワークに接続していると判断した場合、イントラネットゾーンは利用可能と判断します。

管理されたネットワークに接続されているかどうかは Windows XP の環境と Windows Vista 以降の環境で以下のように異なります。
  • Windows XP 環境の場合、以下のいずれかの条件に一致する場合、管理されたネットワークに接続されていると判断します
    • ネットワークインターフェースに WINS の設定がある場合
    • DNS サーバーにアクセスし、_LDAP._TCP.<ドメインサフィックス> が設定されている SRV レコードが見つかる場合
  • Windows Vista の場合、クライアント端末がドメインに参加していない場合は、管理されたネットワークに接続されていないと判断します

上記にて「イントラネットゾーン」が利用可能と判断した場合、次の判断を行います。


2. 「イントラネット」かどうかの判断

以下の条件のいずれかに合致する場合、アクセス対象のサイトを「イントラネット」 として判断します。
  • URL に "." (ドット) を含まないサイト (たとえば、http://server/) の場合
  • プロキシーバーを利用している環境で、pac ファイルやプロキシの例外によりプロキシサーバーを経由せずにアクセスするよう構成している場合
  • クライアント端末上に明示的にローカル イントラネットゾーンに登録している場合

上記の判断にてイントラネットと判断された場合、互換表示設定画面で、"イントラネット サイトを互換表示で表示する" が有効となっているため、アクセス対象のサイトを互換表示する動作となります。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2904443 - 最終更新日: 09/29/2016 15:22:00 - リビジョン: 4.0

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