Internet Explorer 11 をビルトイン Administrator で使用すると、名前付きのウィンドウの名前が認識されない

現象
Internet Explorer 11 をビルトイン Administrator で使用すると、window.open メソッドなどで名前付きの新しいウィンドウを開いても、ウィンドウ名が認識されません。そのため、以下のような現象が発生します。
  • 名前付きのウィンドウを window.open メソッドで指定すると、既に開いているウィンドウではなく、新しいタブや新しいウィンドウで URL が表示される
  • 名前付きのウィンドウをフォームやリンクの target 属性で指定すると、既に開いているウィンドウではなく、新しいタブや新しいウィンドウで URL が表示される

この動作は、Internet Explorer 11 を [管理者として実行] で昇格して使用する場合も発生します。

原因
この動作は、Internet Explorer 11 でウィンドウ管理の方法を変更したために発生します。

回避策
以下のいずれかの方法で問題を回避できます。

方法 1 : ビルトイン Administrator 以外の新しいユーザー アカウントを作成し、新しいユーザーで Internet Explorer を使用する

新しいユーザー アカウントを作成するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。


方法 2 : [ユーザー アカウント制御: ビルトイン Administrator アカウントのための管理者承認モードを使用する] のポリシーを有効にする

以下の手順でセキュリティ ポリシーを有効にし、ビルトイン Administrator の動作を変更します。

注意 : このポリシーを有効にすると、ビルトイン Administrator においても、通常の管理者ユーザーと同様に、特権の昇格が必要とされるすべての操作で、その操作の許可を求めるメッセージが表示されるようになります。 
  1. 管理者ユーザーでシステムにログオンします。
  2. [Windows] + [R] キーを押下し、[ファイル名を指定して実行] を表示します。
  3. テキスト ボックスに secpol.msc と入力して [OK] ボタンをクリックし、[ローカル セキュリティ ポリシー] 管理コンソールを起動します。
  4. 左ペインのノード ツリーにおいて、[セキュリティの設定] - [ローカル ポリシー] - [セキュリティ オプション] ノードをクリックして選択します。
  5. 右ペインに表示されているポリシー項目の中かから、[ユーザー アカウント制御: ビルトイン Administrator アカウントのための管理者承認モードを使用する] 項目をダブル クリックします。
  6. 表示されるダイアログの [ローカル セキュリティの設定] タブにおいて、[有効 (E)] オプションをを選択して [OK] ボタンをクリックします。
  7. システムを再起動します。
注釈 : Internet Explorer をビルトイン Administrator で起動、または [管理者として実行] により起動した場合、Internet Explorer の保護モードや拡張保護モードのセキュリティ機能が無効な状態で動作します。Internet Explorer をビルトイン Administrator や [管理者として実行] により起動して利用することは、セキュリティ上のリスクが高まるため、そのような Internet Explorer の利用方法は弊社として推奨していません。

状況
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。 
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2909974 - 最終更新日: 09/29/2016 15:31:00 - リビジョン: 7.0

Internet Explorer 11

  • KB2909974
フィードバック