DFS 名前空間のフォルダー ターゲットを無効化しても、無効化したフォルダー ターゲットのパスに接続される場合がある。

現象
DFS 名前空間のフォルダー ターゲットを無効化すると無効化した状態が DFS コンソール上では反映されますが、名前空間サーバーから一時的に無効化前の古い情報を紹介する場合があります。その紹介を受け取ったクライアントから、無効化したフォルダーターゲットのパスにアクセスする現象が発生します。


再現手順:
 
1. 以下の名前空間をホストするDFS名前空間サーバー A と B があります。
 
DFS 名前空間 : \\domain.local\DFSnamespace

このDFS 名前空間は以下のようなフォルダーターゲットが設定されているものと想定します。

DFS名前空間パス: \\domain.local\DFSnamespace\test

フォルダー ターゲットのパス
#1 : \\Server1\target1
#2 : \\Server2\target2 


2. A の名前空間サーバーの DFS の 管理コンソールにて #1 のフォルダー ターゲット (\\Server1\target1) を無効化します。


3. 無効化した状態は DFS 名前空間サーバー A と B の両方のコンソール上ですぐ反映されます。


4. クライアントから DFS 名前空間パス (\\domain.local\DFSnamespace\test) にアクセスします。


5. B の名前空間サーバーから紹介を受ける場合、無効化した #1 のフォルダー ターゲット (\\Server1\target1)  にアクセスする場合があります。


原因
この現象は名前空間サーバーが保持しているキャッシュの影響により、設定がすぐ反映されないため発生いたします。 このキャッシュは "RootReferralTimeoutInSeconds" というレジストリにて定義されており、既定で15分 (900秒) になっています。 しかし、 "RootReferralTimeoutInSeconds" は設定可能な最小値が 15分 (900秒) であるため、15分 (900秒) 以下に設定することができません。 そのため、複数の DFS 名前空間サーバーがある場合、約 15 分間は DFS 名前空間サーバーが紹介するフォルダー ターゲットのパスの差異が生じる可能性があります。


解決方法
回避策
名前空間サーバーで DFS Namespace サービスを再起動します。サービスの再起動をすることでキャッシュ情報がクリアされます。
状況
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2915551 - 最終更新日: 12/13/2013 06:04:00 - リビジョン: 2.0

Windows Server 2008 R2 Datacenter, Windows Server 2008 R2 Enterprise, Windows Server 2008 R2 Foundation, Windows Server 2008 R2 Standard

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