SharePoint Online または SharePoint Server で Excel ファイルを開こうとするとエラーが発生する

現象
SharePoint Online または SharePoint Server のサイト上に保存されているファイルを Excel 2013 で開こうとすると以下のいずれかのエラーメッセージが表示され、ファイルを開くことができません。

エラー メッセージ 1

ファイルにアクセスできませんでした。次のいずれかを行ってみてください。
・指定したフォルダーがあることを確認します。
・ファイルを含むフォルダーが読み取り専用になっていないことを確認します。
・指定したファイルの名前に次のいずれかの文字も含まれていないことを確認します : < > ? [ ] : | *
・ファイル名およびパス名が半角で 218 文字より長くないことを確認します。

エラー メッセージ 2

このファイルを開けませんでした。ファイル名を短くするか、パスが短い別のフォルダーにファイルをコピーしてください。
補足: エラー メッセージ 2 は、事前に Excel 2013 を起動している状態でファイルを開いた場合に発生します。

この現象は以下の条件を満たしている場合に発生します。

・クライアントにインストールされた Excel 2013 でファイルを開こうとしている
・ファイルの拡張子までを含むエンコードされた後の URL の長さが 256 以上の場合

原因
Office 2013 では SharePoint 上のファイルを開く際に動作する Protocolhandler.exe がエンコードされた URL を Office 2013 アプリケーションに提供します。Excel ではエンコードされた URL をデコードする処理を行いますが、デコード対象の文字数として 255 文字までという Excel 固有の制限があるため、デコードすることができず現象が発生します。


解決方法
Windows インストーラー方式の場合
ボリューム ライセンスで提供されている Office Professional Plus 2013 や Office Standard 2013 は Windows インストーラー方式のバージョンです。
以下のサポート技術情報から修正プログラムを入手し、インストールします。

2863878 Description of the Excel 2013 hotfix package (Excel-x-none.msp): April 8, 2014

クイック実行方式の場合
パッケージ製品やプレインストール版製品で提供されている Office Home and Business 2013、Office Personal 2013、Office Professional 2013、および Office 365 ProPlus はクイック実行方式のバージョンです。クイック実行方式でインストールされた Office 2013 に更新を適用するためには、Office の自動更新の機能を利用して Office 2013 のバージョンを更新します。
2014 年 4 月の更新プログラムをインストールし、Office 2013 のバージョンが "15.0.4605.1003" またはそれ以降に更新されると本問題を解決できます。
回避策
修正プログラムを適用する以外では、以下のいずれかの方法を実行します。

方法 1 :
ファイルを Excel Online (ブラウザ) で開いて編集します。
既定ではファイル名をクリックするとファイルが Excel Online で開かれます。
ファイル名をクリックするとクライアントの Excel が起動する場合は、以下の手順で Excel Online を起動し、ファイルを編集してください。

- 手順
  1. SharePoint 上のファイル名の横に表示されている […] をクリックします。
  2. 表示されたダイアログで […] をクリックします。
  3. [ブラウザーで編集] をクリックします。
方法 2 :
SharePoint 上のファイル名を右クリックして表示される [開く] からファイルを開きます。

方法 3 :
Ctrl キーを押しながら SharePoint 上のファイル名をクリックしてファイルを開きます。

方法 4 :
ファイルが格納されているライブラリの名前、またはファイルの名前を短くします。
現象はエンコードされた後の URL の長さが 256 以上の場合に発生するため、それ以下になるようにライブラリの名前、またはファイルの名前を変更します。

方法 5 :
Excel 2013 を起動し、[ファイル] メニュー - [開く] からファイルが格納されている SharePoint サイトを指定してファイルを開きます。

- 手順
  1. Excel 2013 を起動します。
  2. [最近使ったファイル] の一覧に該当のファイル名が表示されている場合は、そのファイル名をクリックします。
    ファイル名が表示されていない場合は、一番下の [他のブックを開く] をクリックします。
  3. [開く] の一覧にご利用されている SharePoint サイトが表示されている場合はそのサイト名をクリックします。
  4. [参照] をクリックし、[ファイルを開く] ダイアログでファイルが保存されているフォルダーにアクセスします。
  5. ファイル名を選択し、[開く] をクリックして、ファイルを開きます。
方法 6 :
他のバージョンの Office が混在しない環境にインストールされた Excel 2010 を使用してファイルを開きます。



詳細
問題の再現手順

- 手順

  1. SharePoint で新規にドキュメント ライブラリを作成し、全角文字で名前を付けます。(例: あああああああああああああああ (15 文字))
  2. 新規に Excel ファイルを作成し、全角文字で名前を付けます。(例: ああああああああああああああああああああ (20 文字).xlsx)
  3. 手順 2 で作成した Excel ファイルを手順 1 で作成したライブラリにアップロードします。
  4. Excel 2013 がインストールされている環境で、アップロードしたファイルをクリックし、開きます。
  5. Excel Online でファイルが表示されたら、[ブックの編集] - [Excel で編集] をクリックします。

結果: クライアントの Excel が起動し、エラーが発生します。
関連情報
Office 2013 クイック実行の更新については、以下の公開情報をご参照ください。

Microsoft Office 2013 クイック実行
2909018 Office 2013 のクイック実行バージョンの更新方法について
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2919156 - 最終更新日: 09/20/2016 12:37:00 - リビジョン: 5.0

Microsoft Excel 2013, Microsoft Office SharePoint Online, Microsoft SharePoint Server 2013

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