Time-Service ID : 129、ID : 130 のイベント ログの詳細に誤った時間が表示される

現象
時刻同期先に正常にアクセスできない場合に記録される Time-Service ID : 129、ID 130 のシステム イベント ログの詳細に、下記のように次回の時刻同期の再試行までの時間が非常に大きい値として表示される場合があります。

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ログの名前:         System
ソース:           Microsoft-Windows-Time-Service
日付:            2012/10/03 17:20:42
イベント ID:       129
タスクのカテゴリ:      なし
レベル:           警告
キーワード:        
ユーザー:          LOCAL SERVICE
説明:
検出エラーのため、NtpClient はタイム ソースとして使うドメイン ピアを設定できませんでした。3473457 分後に再試行し、それ以降は 2 倍の間隔で再試行します。エラー: エントリが見つかりません。 (0x800706E1)
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原因
この現象は、イベント ログの表示上の不具合によって発生します。
解決方法
回避策
状況
詳細
本現象は Time-Service ID : 129、ID :130 が記録された際に、イベント ログの詳細に記載される次回の時刻同期の要求が送出されるまでの時間表示に誤りがあるために発生します。

このイベントが記録された場合でも、実際にはより短い時間の範囲内で時刻同期の再試行が行われる動作となります。
その後、ResolvePeerBackoffMaxTimes の値を参照し、時刻同期の要求を再送し続けます。

リトライ回数は、最大で ResolvePeerBackoffMaxTimes に設定された回数 (既定値:7 回) となります。
また、リトライ間隔は、ResolvePeerBackoffMinutes (既定値:15 分) で設定されている時間を初期値として、リトライ毎に 2 倍に増加します。

ResolvePeerBackoffMinutes を n 分とした場合、以下のようにリトライを開始するまでのインターバルは算出されます。

1 回目のリトライ:n 分
2 回目のリトライ:2n 分
3 回目のリトライ:4n 分

ResolvePeerBackoffMaxTimes と ResolvePeerBackoffMinutes は以下のレジストリキーにて設定されています。
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レジストリ キー :HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient
値の名前: ResolvePeerBackoffMaxTimes
既定値: 7 (リトライ回数)

値の名前 : ResolvePeerBackoffMinutes
既定値: 15 (リトライを開始するまでのインターバルの初期値。単位は分。)
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このため、既定の状態では、最大でも 960 分以内に次回の時刻同期の試行が行われる動作となります。

なお、本現象は Windows 8 / Windows Server 2012 以降の OS バージョンでは修正済みです。
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2919622 - 最終更新日: 09/20/2016 13:01:00 - リビジョン: 2.0

Windows 7 Enterprise, Windows 7 Professional, Windows 7 Ultimate, Windows Server 2008 R2 Datacenter, Windows Server 2008 R2 Enterprise, Windows Server 2008 R2 Standard

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