レプリケーションの反転が Event ID 32090 で継続してエラーとなる

現象
Hyper-V レプリカにて以下の手順でレプリケーションの反転を行った場合、レプリケーションの反転が継続してエラーとなる場合があります。

1. プライマリサーバの再起動を行います。

2. レプリカサーバより仮想マシンのフェイルオーバーを実行します。

3. レプリカサーバよりプライマリサーバが起動完了前に「レプリケーションの反転」を行います。

4. 「Hyper-V は、レプリケーションの反転を実行できませんでした。 Hyper-V は、レプリカサーバに接続できません」というエラーポップアップが表示され、レプリケーションの反転が失敗します。本エラー自体は接続が不可能であることを意味しており想定内となります。

5. 続けて再起動したレプリカサーバ(旧プライマリサーバ)が起動完了となるまで待ちます。この際、Hyper-V マネージャやレプリケーションの反転ウィザードは表示させたままにします。

6. レプリカサーバ(旧プライマリサーバ)が起動完了後にレプリケーションの反転ウィザードより再度レプリケーションの反転を実行します。

7 レプリカサーバの起動が完了しリモートアクセスできる状態にも関わらず以下のエラーポップアップが表示され、継続してレプリケーションの反転がエラーとなります。

Hyper-V は、レプリカ サーバーでレプリケーションを受け入れる状態にないため、仮想マシン '<仮想マシン名>' の変更をレプリケートできませんでした。(仮想マシン ID <仮想マシン ID>)
 
※上記エラーは Microsoft-Windows-Hyper-V-VMMS-Admin ログにも Event ID 32090 として記録されます。

原因
本件はレプリケーション反転先のサーバへアクセス可能となる前に反転を試行することで、レプリケーションの反転に必要な事前のステータス変更が失敗するために反転を受け入れる状態へ遷移せず、レプリカサーバ起動後も継続して 「レプリケーションを受け入れる状態にないため」という Event 32090 のエラーで反転が失敗します。
解決方法
回避策
本現象が発生した場合、再度レプリケーション受け入れ可能な状態に遷移させる必要があり、以下のいずれかの方法にて状態を遷移させレプリケーションの反転を実行させることができます。

[方法 1]
レプリケーションの反転ウィザードを「キャンセル」ボタンにて一度終了し、再度「レプリケーションの反転」を 実行します。

上記方法 1 を実行後もエラーが継続する場合、以下の手順で再度レプリケーションの反転を実施してください。

[方法 2]
1. レプリケーションの反転ウィザードを「キャンセル」ボタンにて終了し、Hyper-V マネージャ自体も一度閉じます。
 
2. Hyper-V マネージャを再度起動します。

3. Hyper-V マネージャ内の仮想マシンを選択し、右クリックにて「レプリケーションの反転」を選択します。

4. 「レプリケーションの反転ウィザード」より再度反転を実行します。この際、ウィザード内部で反転の受け入れを可能とする状態遷移の要求が発生し、「完了」ボタン押下時に反転が成功するようになります。
 
 
状況
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2919932 - 最終更新日: 09/20/2016 13:03:00 - リビジョン: 2.0

Windows Server 2012 Datacenter, Windows Server 2012 Standard, Windows Server 2012 R2 Datacenter, Windows Server 2012 R2 Standard

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