OneDrive for Business を介して SharePoint ライブラリをコンピューターに同期する際の制限事項

はじめに
本資料は OneDrive for Business (旧名称 SkyDrive Pro) を使用して Microsoft SharePoint Online または Microsoft SharePoint 2013 ライブラリをコンピューターに同期する際の制限事項について記載しています。

注: 使用している OneDrive 同期クライアントを特定するには、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。


OneDrive for Business (onedrive.exe) の最新バージョンに適用される制限事項を検索する場合は、以下の Microsoft KB 資料を参照してください。

3125202: 新しい OneDrive for Business 同期クライアントを使用してファイルおよびフォルダーを同期する際の制限事項


詳細情報
同期ファイルのサイズ制限すべての SharePoint ライブラリには、最大 2 ギガバイト (GB) のファイルを同期できます。
SharePoint Online において無効な記号同期する際、以下の記号が含まれるファイル名やフォルダー名はサポートされません。
\、/、:、*、?、"、<、>、|、#、%、また、波形符号 (~) で始まるファイル名およびフォルダー名もサポートされていません。
SharePoint Server 2013 において無効な記号同期する際、以下の記号が含まれるファイル名やフォルダー名はサポートされません。

\、/、:、*、?、"、<、>、|、#、{、}、%、~、&また、ピリオド (.) や波形符号 (~) で始まるファイル名もサポートされていません。
無効なファイルの種類以下の拡張子の付くファイルはアップロードできません。

*.tmp

*.ds_store



以下のファイルもアップロードできません。

desktop.ini

thumbs.db

ehthumbs.db

また、SharePoint オンプレミス サイトでブロックされている種類のファイルもアップロードできません。組織で SharePoint サーバーを運用している場合、ブロック対象のファイル種類は管理者の設定により異なります。組織で SharePoint Online を運用している場合は、ブロック対象のファイルはありません。既定のブロック対象ファイルについては、以下の Microsoft Web サイトで一覧を確認してください。
リストやライブラリに追加できないファイルの種類
同期可能なアイテム数以下を参照してください。
ファイルおよびフォルダーに使用する文字の制限以下を参照してください。
サポートされないフォルダー名以下を参照してください。
自分と共有OneDrive for Business サイトの [自分と共有] ビューにあるファイルのグループは同期できません。
開いているファイルアプリケーションにより現在開かれているファイル (例: Excel の .xlsx ファイル) は OneDrive for Business に同期されません。このようなファイルを同期するには、ファイルを使用しているアプリケーションを終了してから、ファイルの同期を再試行してください。
ファイル名の GUID 文字列以下を参照してください。
Outlook PST ファイル以下を参照してください。
OneNote ノートブック以下を参照してください。
OneNote クラス ノートブック以下を参照してください。
ライブラリの [参照] 列以下を参照してください。
プロファイルの種類に関する制限事項以下を参照してください。

同期可能なアイテム数

すべての同期対象ライブラリ全体で、最大 20,000 アイテムまで同期できます。 これには OneDrive for Business ライブラリ、チーム サイトのライブラリ、またはその両方のライブラリ、およびライブラリにあるフォルダーとファイルを含みます。全体の同期制限とは別に、各ライブラリの種類に対して同期できるアイテム数も制限されています。
  • OneDrive for Business ライブラリ内のアイテムは、最大 20,000 アイテムまで同期できます (フォルダーとファイルを含む)。
  • SharePoint ライブラリ アイテムは、最大 5,000 アイテムまで同期できます (フォルダーとファイルを含む)。SharePoint サイト上にはチーム サイトやコミュニティ サイト、別のユーザーが作成したライブラリ、または個人用サイト ページからユーザー自身が作成したライブラリなど、さまざまなライブラリがあります。複数の SharePoint ライブラリを同期できます。同期したチーム サイトの数も、すべての同期対象ライブラリ全体で最大 20,000 アイテムまでという制限に含まれます。

ファイルおよびフォルダーに使用する文字の制限

この文字制限は、SharePoint にアップロードするための同期済みライブラリ フォルダーに追加するファイルおよびフォルダー両方に適用されます。 この制限は、 エンコードされていない URL にも適用されますが、エンコードされている URL には適用されません。
  • SharePoint Server 2013 では、ファイル名は最大 128 文字
  • SharePoint Online では、ファイル名は最大 256 文字
  • フォルダー名は最大 250 文字
  • フォルダー名とファイル名の合計文字数は、最大 250 文字
: Windows Explorer では、サイト ライブラリの名前と同期したライブラリのサイト名を組み合わせた最初の 35 文字を表示します。これにより、本資料内に記載されている制限において、これらのアイテムを同期する機能に影響が生じることはありません。

サポートされないフォルダー名


OneDrive for Business を SharePoint Online または SharePoint 2013 と同期させようとすると、以下のフォルダー名はリストまたはライブラリのルート レベルでサポートされていません。
  • forms

これは、デフォルトで "forms" という隠しフォルダーがライブラリにテンプレートおよびフォームを格納するために使用されているためです。さらに、以下の文字列を含むフォルダーは SharePoint 用にリザーブされているため、サポートされていません。
  • _vti_


以下のフォルダー名は OneDrive for Business および SharePoint Online と同期が可能です。ただし、同期しても SharePoint Online や OneDrive for Business の Web ページ上には表示されません。このような制限から、以下の文字を含むファイルやフォルダーを OneDrive for Business フォルダーに追加できない場合があります。一度 OneDrive for Business 以外の場所にファイルまたはフォルダーを作成してから OneDrive for Business フォルダーへドラッグして移動すると、当該ファイル (フォルダー) は同期されますが、Web ページ上には表示されません。

*_files*_Dateien*_fichiers*_bestanden*_file*_archivos*_tiedostot*_pliki*_soubory*_elemei*_ficheiros*_arquivos*_dosyalar*_datoteke*_fitxers*_failid*_fails*_bylos*_fajlovi*_fitxategiak*_private*_t*_w

ファイル名の GUID 文字列

GUID 文字列の構造は、SharePoint Online ではサポートされています

以下の GUID 構造は、SharePoint 2013 ではファイル名としてサポートされません。
'{' + 8 hexadecimal + '-' + 4 hexadecimal + '-' + 4 hexadecimal + '-' + 4 hexadecimal + '-' + 12 hexadecimal +'}'
例えば、この構造に一致する GUID は以下のような文字列になります。
{9b6634a7-26b7-40a2-a48e-6f967d89c29e}

Outlook PST ファイル

PST ファイルは OneDrive for Business ではブロックされないため、オープン状態の PST ファイルの同期はサポートされていません。PST ファイル (Outlook で読み込みまたは表示しないアーカイブ PST ファイル) を同期する際、PST ファイルが OneDrive for Business 同期フォルダー内にある間は、いかなる場合、いかなるアプリケーションによっても開かれることはありません。Outlook に接続されている PST ファイルは定期的に更新されます。そのため、同期時に過度のネットワーク トラフィックを生じさせたり、ローカル ドライブ上に過度の Office ファイル キャッシュが生成される可能性があります。

OneNote ノートブック

OneNote ノートブックには独自の同期メカニズムがあるので、OneDrive for Business 同期クライアントによって同期することはできません。OneNote ノートブックを SharePoint Online ページにアップロードすることは可能です。しかし、OneDrive for Business 同期クライアント アプリケーションで同期することはできません。さらに、OneNote ノートブックを SharePoint Online と同期しているローカル フォルダーに追加する場合、ノートブックは SharePoint サイトと同期することはできず、ローカル フォルダー内で別の同期エラーを引き起こす可能性があります。

OneNote クラス ノートブック

Office 365 Education プランのライセンスを使用している場合、OneNote クラス ノートブックの作成が可能なことがあります。クラス ノートブックを作成した際は、One Drive for Business との同期ができません。この問題を解決するには、One Drive for Business 次世代同期クライアントをダウンロードし有効にする必要があります。ダウンロードする方法については、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。

ライブラリの [参照] 列

SharePoint Online や OneDrive for Business のライブラリは、[参照] 列のしきい値を超えることはできません。詳細は次の Microsoft Web サイトを参照してください。
2927386: OneDrive for Business 同期クライアントを使用し SharePoint Online ファイルを同期すると “このライブラリを同期できませんでした” というエラー メッセージが表示される

プロファイルの種類に関する制限事項

以下のプロファイルの種類を使用しているコンピューターでは、One Drive for Business 同期アプリはサポートされていません。
  • Roaming
  • Mandatory
  • Temporary
さらに、OneDrive for Business 同期アプリは、Windows 2008 ターミナル サービスまたは Windows 2012 リモート デスクトップ サービス (RDS) でホストされているクライアント セッションにおいてもサポートされていません。

詳細については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料を参照してください。
2965687: OneDrive for Business 同期アプリのインストールを完了できない、または Windows プロファイルにサインインするたびにセットアップ処理が発生する

ファイル名やフォルダー名の変更、またはローカル フォルダーあるいは OneDrive for Business フォルダーにあるアイテム名の変更に役立つ "Easy Fix" ツール

種類の異なる多くのファイル名にサポートされない文字が含まれている場合、これらのファイルを正常に同期させるには大量のファイル名を変更する必要性が生じます。Windows 用の Easy Fix ツールは、サポートされない文字を含むファイルやフォルダーの名前を変更し、この変更内容以外にも本資料で前述されている制限に該当するファイルについてレポートを生成し、またツールでスキャンしたフォルダーも表示されます。

このツールによるサポート対象への変更は、SharePoint Online のみ可能です。SharePoint Server 2013 には、管理者により別途制限が設定されている場合があります。

現在、Easy Fix ツールは OneDrive for Business フォルダー、またはユーザーが指定したローカル フォルダーで以下のタスクを実行できます。
  • ファイル名またはフォルダー名からサポートされない文字を取り除きます。例えば、This%is%a%test.doc というファイル名を Thisisatest.doc に変更します。
  • 1 アイテムにのみ無効な文字が含まれている場合は、このファイル名を Invalid Renamed File に変更します。無効な文字が含まれるアイテムがフォルダーである場合は、フォルダー名を Invalid Renamed Folder に変更します。
  • ファイルまたはフォルダーの名前を変更したことにより、同じディレクトリ パスにある既存アイテムと名前が重複する場合は、アイテム名に "x" を追加します。“x” には整数 (1 から順に付記) が入ります。

    : フォルダー内に 2 つのファイル (HelloWorld.docHello%World.doc) があるとします。"%" はサポートされない文字であるため、2 つ目のファイル名は HelloWorld.doc に変更されます。ここで、両ファイルとも同じ名前になることを防ぐため、2 つ目のファイルは HelloWorld1.doc という名前へ変更されます。
Easy Fix ツールによりファイル名が変更されるほかにも、同期に影響を及ぼす制限についてチェックする幾つかのルールが実行されます。検出された問題はレポートに記録され、ユーザーが確認できるようデスクトップ上に保存されます。Easy Fix ツールを実行するたびに、新たなログ ファイルが生成されます。

ただし、以下のアイテムについては、サポートされない文字を含むファイルやフォルダーの名前を変更したり、ログ ファイル内に警告文を生成したりしません。
  • OneNote のノートブック名は変更しません。
  • 実行中 (開いている) ファイルの名前は変更しません。
  • [参照] 列は変更しません。
  • アップロード済みファイル パスの最大長は無効とします。
自動で修正する場合は、「Here's an easy fix」セクションを参照してください。

Here's an easy fix

本事象を自動的に解決するには、[ダウンロード] ボタンをクリックします。“File Download” ダイアログ ボックスで [実行] または [ファイルを開く] をクリックし、easy fix ウィザードの手順に従ってください。
  • 本ウィザードは英文のみです。ただし、自動的な修正は、その他の言語バージョンの Windows でも動作します。
  • 事象が発生しているのが別のコンピューターである場合は、easy fix のファイルをフラッシュ ドライブまたは CD に保存し、事象が発生しているコンピューターで実行してください。




追加リソース

OneDrive for Business 同期クライアントに発生する問題の解決方法については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。以前のバージョンの SharePoint で、サイト名、フォルダー名、ファイル名に使用できない文字の詳細は、以下の Microsoft KB 資料を参照してください。
905231: SharePoint でサイト名、フォルダー名、ファイル名に使用できない文字
その他トピックは、Microsoft コミュニティ Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:2933738 - 最終更新日: 11/24/2016 11:12:00 - リビジョン: 38.0

Microsoft Office SharePoint Online, Microsoft SharePoint Server 2013, OneDrive for Business

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