保護モードが無効のセキュリティゾーンで証明書ダイアログを開くと Internet Explorer の応答が無くなる

現象
HTTPS の必要な Web サイトに接続する時、保護モードが無効のセキュリティゾーンで、[証明書] ダイアログを表示すると Internet Explorer 10 、Internet Explorer 11 の応答が無くなります。

この問題を再現するには、以下の手順を実行します。

1. デスクトップ用 Internet Explorer を起動します。
2. HTTPS の必要な Web サイトに接続します。
3. ウインドウ上で右クリック メニューを表示し、[プロパティ] をクリックします。
4. [プロパティ] ダイアログが表示されます。
5. [証明書] ボタンクリックし、[証明書] ダイアログが表示されます。

上記手順 5. を実行後、デスクトップ用 Internet Explorer の応答が無くなります。
原因
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
解決方法
この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を実行します。


方法 1: ハングリカバリー機能を無効にする

注 : ハングリカバリーの機能を無効にする事で、 コンテンツ閲覧時にモーダルウィンドウやタブが応答しなくなる場合、その影響が他のウィンドウやタブに及び、閲覧中のページが操作できない状況となる可能性があります。

<< 起動オプションを指定してハングリカバリー機能を無効化する方法 >>

Internet Explorer を起動する際に、-nohangrecovery のオプションを指定して起動し、現象の発生する Web ページを開いて利用します。
-nohangrecovery のオプションを指定して Internet Explorer  を起動するには、以下の手順を実行してください。

1. Windows キー + R を実行し、[ファイル名を指定して実行] ボックスに iexplore.exe -nohangrecovery と入力して、Enter キーを押します。
2. 起動した Internet Explorer で現象の発生するページを開き利用します。

<< レジストリを設定してハングリカバリー機能を無効化する方法 >>

機能を無効化するレジストリ :

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE または HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\MAIN
名前 : HangRecovery (REG_DWORD)
値 : 2

端末全体で設定を行う場合、HKEY_LOCAL_MACHINE 以下、ユーザーごとに設定を行う場合、HKEY_CURRENT_USER 以下にレジストリの設定を行います。

レジストリの設定手順 :

1. Windows キー + R を実行し、[ファイル名を指定して実行] ボックスに regedit.exe と入力して、Enter キーを押します。
2. 起動した [レジストリー エディター] の左ペインで、[HKEY_LOCAL_MACHINE] (または [HKEY_CURRENT_USER])、[SOFTWARE]、[Microsoft]、[Internet Explorer]、[MAIN] の順に展開します。
3. 左ペインで [MAIN] を選択した状態で右ペインの空白部分で右クリックし [新規] をクリクッして、[DWORD (32 ビット) 値] をクリクッします。
4. 作成された [新しい値 #1] の名前を HangRecovery という名前に変更します。
5. 作成した [HangRecovery] をダブルクリックし、[値のデータ] に 2 を入力します。
6. [OK] ボタンをクリックしダイアログ ボックスを閉じ、[レジストリー エディター] を終了します。


方法 2: HTTPS の必要な Web サイトが属するセキュリティゾーンの [保護モードを有効にする]

HTTPS の必要な Web サイトが属するセキュリティゾーンの [保護モードを有効にする] チェック ボックスをオンに設定することで、この問題を回避できます。設定は、次の手順で行うことができます。 

1. デスクトップ用 Internet Explorer を起動し、HTTPS を使用する Web サイトに接続します。
2. [Alt] キーを押して Internet Explorer のメニュー バーを表示し、[ファイル] - [プロパティ] メニューを実行します。
3. プロパティ ダイアログ内の [ゾーン:] 領域に接続している Web サイトが属するゾーン名が表示されますので、このゾーン名を控えておきます。
4. [OK] ボタンをクリックしてプロパティ ダイアログを閉じます。
5. [Alt] キーを押して [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。
6. [セキュリティ] タブをクリックし、[セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。] 領域に表示されているゾーンの中から、上記手順 3. で控えたゾーン名をクリックします。
7. [保護モードを有効にする (Internet Explorer の再開が必要)] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。 
8. デスクトップ用 Internet Explorer を再起動します。
回避策
アドレスバー 右横のカギマークをクリックして [証明書] ダイアログを表示する場合は、本現象は発生しません。証明書を確認したい場合はこちらの操作で表示してください。
詳細
本現象は Windows 7 / Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 10 / 11 では発生しません。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2939396 - 最終更新日: 09/29/2016 15:39:00 - リビジョン: 3.0

Windows Internet Explorer 10, Internet Explorer 11

  • kberrmsg KB2939396
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