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イベント ID 13552 と 13555 がドメイン コントローラーで出力される

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Windows Server 2003 以降のドメイン コントローラーにおいて、ファイル複製サービス (FRS) のイベント ログに以下のメッセージが出力されることがあります。

ログの名前:         File Replication Service
ソース:           NtFrs
日付:            2014/XX/YY 6:25:42
イベント ID:       13555
タスクのカテゴリ:      なし
レベル:           エラー
キーワード:         クラシック
ユーザー:          N/A
コンピューター:       TEST
説明:
ファイル レプリケーション サービス: エラー状態です。ファイルをコンピューターのレプリカ セットの 1 つまたはすべてへレプリケート、またはレプリカ セットの 1 つ またはすべてからレプリケートするには、次の回復ステップを実行してください:

<途中省略>

[4] ほかの Windows サーバー用:
(4-a) このサーバーがホストする DFS の代替か ほかのレプリカ セットにほかのレプリケーション パートナーがない場合、共有またはレプリケーション ツリー ルート にあるデータを安全な場所にコピーしてください。
(4-b) net stop ntfrs
(4-c) rd /s /q c:\winnt\ntfrs\jet
(4-d) net start ntfrs
(4-e) サーバーが初期化された後 (安全な待機時間は 5 分)、 ステップ (4-a) でコピーしたデータをもとの場所にコピーしてください。

注意: このエラー メッセージが特定のレプリカ セットのすべての メンバのイベント ログに表示される場合、メンバの 1 つだけに上記のステップ (4-a) と (4-e) を実行してください。


ログの名前:         File Replication Service
ソース:           NtFrs
日付:            2014/XX/YY 6:25:42
イベント ID:       13552
タスクのカテゴリ:      なし
レベル:           エラー
キーワード:         クラシック
ユーザー:          N/A
コンピューター:       TEST
説明:
ファイル レプリケーション サービス: このコンピューターを次のレプリカセットに追加 できませんでした: "DOMAIN SYSTEM VOLUME (SYSVOL SHARE)" 

<途中省略>

コンピューターの DNS 名: "TEST.local"
レプリカ セットのメンバー名: "TEST"
レプリカ セットのルート パス: "c:\windows\sysvol\domain"
レプリカ ステージング ディレクトリ パス: "c:\windows\sysvol\staging\domain"
レプリカ作業用ディレクトリ パス: "c:\windows\ntfrs\jet"
Windows エラー状態コード:  FRS エラー状態コード: FrsErrorMismatchedJournalId 
原因
 以下のような事象が生じた場合、SYSVOL の複製が実施されないことを示す現象欄に記載しましたイベントが記録されることがあります。

- デバイス側の構成変更や障害 (予期せぬシャットダウン)
- FRS のデータ ベースが破損した

イベント ID 13552 では "FRS エラー状態コード" の情報が記録されますが、ここにエラーの詳細が記録されます。現象欄に記載した例では FrsErrorMismatchedJournalId が確認できますが、これは、 NTFS ファイル システムにおいて、ファイルやフォルダーに与えられている Journal ID と呼ばれる ID が、FRS で管理しているデータベースの情報と不整合を起こしていることを示しています。

このような不整合が生じる要因の一つとしては、ディスク側のファームウェアが更新されたことに起因して、NTFS ファイル システムによって付与されている Journal ID が変更されたということが考えられます。
解決方法
この問題を解決するには、次の手順をイベントが記録されたドメイン コントローラーで実行します。

1. バックアップ
各 DC で Windows がインストールされているドライブのフルバックアップもしくは、システム状態 (System State) のバックアップをします。

2. NTFRS サービスの停止
全 DC でコマンドプロンプトを開き、 net stop ntfrs を実行するなどで、NTFRS サービスを停止します。

(以降の 3 から 5 までの手順はマスタとなる DC でのみ実施します)

3. マスタ DC での NTFRS の初期化
以下の 3 つのフォルダ配下のファイルを削除します。フォルダはそのまま残してフォルダ内のサブフォルダ / ファイルのみを削除します。

%systemroot%\ntfrs\jet
%systemroot%\sysvol\domain\DO_NOT_REMOVE_NtFrs_PreInstall_Directory
%systemroot%\sysvol\staging\domain

* フォルダやファイルが表示されない場合、メニューバーの [ツール] - [フォルダ オプション] を選択し、[表示] タブから "すべてのファイルとフォルダを表示する" (Windows Server 2008 R2 の場合は "隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する" ) オプションを有効にし、"保護されたオペレーティングシステム ファイルを表示しない" オプションを無効にします。
(フォルダ、ファイル等がない場合には省略して構いません)

4. マスタ DC での NTFRS 強制同期の設定
4-1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] の順に選択し、regedit と入力します。
4-2. レジストリエディタの左ペインから、以下のレジストリ キーに移動します。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\SERVICES\NTFRS\Parameters\Backup/Restore\Process at Startup

4-3. レジストリエディタの右ペインから以下の値をダブル クリックし、値を変更します。
  値 : burflags
  タイプ : REG_DWORD
  設定値 : D4 (16 進数。Default は 0)

5. マスタ DC での FRS 再開
NTFRS のサービスをコマンドプロンプトで net start ntfrs を実行するなどで起動します。

(以降の 6 から 10 までの手順はマスタ以外の他の DC でのみ実施します)

6. PsTools の入手とインストール
Windows Server 2008 R2 の DC では、SYSVOL フォルダ配下に含まれるフォルダの削除のために PsTools に含まれる PsExec を使用します。
2008R2 の DC では、作業に先立ち PsTools を以下のサイトからダウンロードし、任意のフォルダに展開します。

PsExec
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897553(en-us).aspx

7. NTFRS の初期化
以下の 3 つのフォルダ配下のファイルを削除します。フォルダはそのまま残してフォルダ内のサブフォルダ / ファイルのみを削除します。

%systemroot%\ntfrs\jet
%systemroot%\sysvol\domain\DO_NOT_REMOVE_NtFrs_PreInstall_Directory
%systemroot%\sysvol\staging\domain

* フォルダやファイルが表示されない場合、メニューバーの [ツール] - [フォルダ オプション] を選択し、[表示] タブから "すべてのファイルとフォルダを表示する" (Windows Server 2008 R2 の場合は "隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する" ) オプションを有効にし、"保護されたオペレーティングシステム ファイルを表示しない" オプションを無効にします。
(フォルダ、ファイル等がない場合には省略して構いません)

8. SYSVOL 配下のフォルダ、ファイルの削除
%systemroot%\sysvol\domain 配下の下記フォルダを削除します。

policies
scripts
policies_NTFRS_xxxxxxx
scripts_NTFRS_xxxxxxx
NtFrs_PreExisting__See_Evntlog
(xxxxxxx は任意の英数字です。フォルダ、ファイル等がない場合には省略して構いません)

* Windows Server 2008 R2 では、これらのフォルダを削除することができない可能性があります。
削除できない場合には、 6 でインストールした PsTools に含まれる PsExec を使用し、削除を実行します。

8-1. [スタート] - [コマンドプロンプト] を右クリックし、 [管理者として実行] をクリックします。
8-2. 1 で展開した PsTools のフォルダにカレント ディレクトリを移動します (例. cd c:\PsTools)。
8-3. 以下のコマンドを実行します。ソフトウェアのライセンスの画面が表示されましたら [Agree] をクリックします。

  Psexec.exe -i -s cmd

8-4. 新たに立ち上がったコマンドプロンプトにて rd /s コマンドを実行し、SYSVOL 内の次のフォルダおよび配下のファイルを削除します (例. rd %systemroot%\sysvol\domain\policies /s)。

  %systemroot%\sysvol\domain\policies
  %systemroot%\sysvol\domain\scripts
  %systemroot%\sysvol\domain\policies_NTFRS_xxxxxxx
  %systemroot%\sysvol\domain\scripts_NTFRS_xxxxxxx
  %systemroot%\sysvol\domain\NtFrs_PreExisting__See_Evntlog
(xxxxxxx は任意の英数字です。フォルダがない場合には省略して構いません)

9. NTFRS 強制同期の設定
9-1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] の順に選択し、regedit と入力します。
9-2. レジストリエディタの左ペインから、以下のレジストリ キーに移動します。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\SERVICES\NTFRS\Parameters\Backup/Restore\Process at Startup

9-3. レジストリエディタの右ペインから以下の値をダブル クリックし、値を変更します。

  値 : burflags
  タイプ : REG_DWORD
  設定値 : D2 (16 進数。Default は 0)

10. FRS 再開
NTFRS のサービスをコマンドプロンプトで net start ntfrs を実行するなどで起動します。

11. 複製の確認
イベント ログで警告やエラーログが記録されていないことを確認します (NTFRS イベント 13516 が上がっていれば初期複製は成功です)。
また、DC 間で SYSVOL 共有配下のディレクトリのファイルとフォルダを比較して、整合性を確認します。

12. マスタ DC にて NTFRS を再起動します。
burflags = D4 を設定した DC では、サービスが終了するまで、マスタとなります。サービスが再起動されることによって自身の burflags 値を直ちにリセットします。
そのため、マスタ DC でコマンドプロンプトにおいて、net stop ntfrs && net start ntfrs を実行するなどで NTFRS サービスを再起動します。
(burflags = D2 を設定した DC では、サービスを開始した時点で、各レプリカセット内の burflags 値を書き換え、自身の burflags 値は自動的にリセットされます。そのため、burflags 値を変更した後に元に戻す必要はございません)


以上の作業を実施後、 FRS のイベント ログをチェックします。通常、作業実施後から数分以内に、情報イベント "13553"、"13554"、および "13516" が表示されます。これらのイベントが記録されることで FRS の複製は、通常の状態に戻ったと判断できます。本対処策を実施することで SYSVOL フォルダの初期複製が開始されます。

SYSVOL の再構築方法の一般的な手順については以下のリンク先を参照ください。

ドメイン内の SYSVOL ツリーとその内容を再構築する方法
http://support.microsoft.com/kb/315457/ja
回避策
状況
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:2986364 - 最終更新日: 01/08/2015 01:33:00 - リビジョン: 2.0

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