Office 2010 SP2 のインストールがエラー 1935 で失敗する

現象
Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (以下、SP2) を適用するときにエラーが発生し、インストールに失敗する場合があります。
イベントログには、Windows インストーラー (MsiInstaller) のエラー イベントとして、以下のエラー内容が記録されます。

アプリケーション イベントログのエラーコード :
Microsoft Office Professional Plus 2010 -- エラー 1935.アセンブリ コンポーネント {4D6F407F-62F9-45DC-A5FC-A8E65D11278E} のインストール中にエラーが発生しました。HRESULT: 0x80070005。アセンブリ インターフェイス: IAssemblyCacheItem、関数: Commit、アセンブリ名: Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications.Contract.v9.0,version="9.0.0.00000000",processorArchitecture="MSIL",publicKeyToken="B03F5F7F11D50A3A",fileVersion="9.0.30729.5806",culture="neutral"

Microsoft Office Professional Plus 2010 - 更新 'Service Pack 2 for Microsoft Office 2010 (KB2687455) 32-Bit Edition' をインストールできませんでした。エラーは 1603 です。


アセンブリ コンポーネントの種類には依存しないため、上記以外のアセンブリ名で記録される場合もあります。

この現象は、Office 2010 SP2 のインストール中に行われるアセンブリ コピーの処理に起因して発生しますが、アセンブリ コピー処理を含む Office  製品以外のサービス パックや更新プログラムでも同様の現象が発生する可能性があります。例えば、.Net Framework 対象の更新プログラムでも発生する可能性があります。

原因
Office 2010 には、.NET プログラミング サポート機能が含まれているため、SP2 適用時に、.NET Framework アプリケーションで使用されるアセンブリを、更新済みの新しいバージョンのファイルに置き換える処理が行われます。アセンブリに対するファイル置き換えを行う工程で、Windows インストーラーによるファイル削除と、他のプロセスによるファイル アクセスの処理が競合して、正しく処理が完了しない場合があります。その結果、Office 2010 SP2 のインストールが失敗します。
解決方法
回避策
以下のいずれかの方法を行い、Office 2010 SP2 のインストールが正常に完了するか確認します。

方法 1 : Office 2010 SP2 の適用を再実行する

コンピューター上で動作している他のプロセスによる処理と競合してエラーが発生している場合は、Office 2010 SP2 のインストールを再実行することで、他のプロセスによるファイル アクセスのタイミングが変わり、インストールが正しく完了する可能性があります。

方法 2 : Windows Search サービスを停止して Office 2010 SP2 を適用する

既定で OS 上のサービスとして動作している Windows Search サービスと Windows インストーラーが競合してエラーが発生する場合があるため、Windows Search サービスを停止して Office 2010 SP2 のインストールを行い、正常に完了したら Windows Search サービスを起動し直します。

手順

  1. コントロール パネルから [システムとセキュリティ] を開きます
  2. [管理ツール] の項目から [サービス] を開きます
  3. サービス一覧から [Windows Search] を選択してプロパティを開きます
  4. [スタートアップの種類] を "無効" に変更し、[サービスの状態] で "停止" ボタンをクリックします
  5. プロパティ画面を OK ボタンで閉じます
  6. Office 2010 SP2 のインストールを行います

 Office 2010 SP2 のインストール後に、設定を元に戻す場合は、同じ手順を行って [スタートアップの種類] を "自動 (遅延開始)" に設定し、[サービスの状態] を "開始" にします。


方法 3 : 常駐アプリケーションを停止して OS をクリーンブートして Office 2010 SP2 を適用する

セキュリティ対策ソフトや、ファイル暗号化ソフトなどのコンピューターの起動中に常駐しているプログラムを、可能な範囲で一次的に停止します。また、Microsoft のサービス以外のサービスやスタートアップを停止するクリーンブートの方法で OS を起動して、他のプロセスによる干渉が少ない状態で Office 2010 SP2 をインストールします。

OS をクリーンブートする方法については、以下のサポート技術情報を参照して、OS をクリーンブートで起動する方法、および、切り分け後に元に戻す方法をご確認の上、手順を開始します。

929135  Windows のクリーン ブートを実行する方法

方法 4 : Microsoft Update で重要な更新をすべて適用してから Office 2010 SP2 を適用する

Microsoft Update を実行して、インストールが可能な更新プログラムとして検出される重要な更新をすべてインストールします。
OS のコンポーネントや .Net Framework などの更新プログラムによって、ファイル構成が更新されることで Office 2010 SP2 の適用が完了する場合があります。


状況
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3019748 - 最終更新日: 09/29/2016 12:06:00 - リビジョン: 2.0

Microsoft Office 2010 Service Pack 2

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