SharePoint Online および OneDrive for Business でのユーザー プロファイルの削除方法

はじめに
本資料には、職場または学校アカウントが Azure Active Directory から削除された場合の、SharePoint Online および OneDrive for Business におけるユーザー プロファイルの処理が記載されています。
詳細情報
OneDrive for Business のサイト コレクションを削除する予定の場合、既定では削除するサイトの所有権を元の職場または学校アカウントの管理者へ移します。これを実施するには、ユーザー プロファイルの管理者プロパティを OneDrive for Business サイトの元の所有者に設定する必要があります。

アクセスの委任の設定は、SharePoint 管理センターで設定できます ([ユーザー プロファイル]、[個人用サイトのセットアップ] の順にクリックします)。既定では、[アクセスの委任を有効にする] チェックボックスはオンとなっています。また、このセクションで代理所有者アカウントも設定することを推奨します。ユーザー プロファイルの管理者プロパティが元のサイト所有者に設定されていない場合、このアカウントにはサイト コレクションの所有者が割り当てられます。代理所有者の欄にアカウントを指定すると、代理所有者にも電子メールで通知されます。

ユーザー プロファイルで管理者または代理所有者を設定していない場合、または [アクセスの委任を有効にする] チェックボックスが有効でない場合、プロファイルおよび OneDrive for Business のサイト コレクションは、次のセクションに記載しているものと同じ削除処理に従いますが、電子メール メッセージは送信されません。

SharePoint Online でのプロファイルおよび OneDrive のクリーンアップ処理の説明

  1. 職場または学校アカウントは Office 365 管理センターから削除されます。あるいは Active Directory 同期の際に削除されます。
  2. アカウントが削除された情報、SharePoint Online へ同期します。 
  3. 個人用サイトのクリーンアップのタイマー ジョブが実行され、ユーザー プロファイルが削除予定として表示されます。プロファイルは削除状態でデータベースに保存されます。既定の保持期間は 30 日間ですが、この値は SharePoint Online 管理シェルを使用して、Set-SPOTenant コマンドレットの -OrphanedPersonalSitesRetentionPeriod パラメーターを指定することで変更が可能です。Set-SPOTenant コマンドレットの詳細については、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。
  4. 削除されたアカウントに管理者のフィールドが表示されている場合、サイトは保持期間の終了後に削除され、そのサイトへのアクセス権が管理者に付与される旨の電子メール通知が管理者に届きます。
  5. ユーザー アカウントに管理者フィールドが表示されておらず、また SharePoint 管理センターの [ユーザープロファイル] ページにある [個人用サイトのセットアップ] で代理所有者を設定している場合、サイトは保持期間の終了後に削除され、そのサイトへのアクセス権がユーザーに付与される旨の電子メール通知が代理所有者の連絡先に届きます。
  6. 保持期間が終了する 7 日前に、管理者または代理所有者に、サイトが 7 日後に削除される旨の 2 通目の電子メール通知が届きます。
  7. 上記メールが届いてから 7 日後、削除されたアカウントのプロファイルは、ユーザー プロファイル サービスから削除されます。

削除されたアカウントの個人用サイト (OneDrive for Business のサイト) は、サイト コレクションのごみ箱に移動します。サイト コレクションのごみ箱におけるアイテム保持ポリシーの期限 (30 日間) が過ぎると、当該サイトはごみ箱から完全に削除されます。このサイトは、サイト コレクションにおけるごみ箱のユーザー インターフェイス (UI) には表示されませんが、SharePoint Online 管理シェルで Get-SPODeletedSite コマンドレットを使用すると確認できます。Get-SPODeletedSite コマンドレットの詳細については、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。
SharePoint Online 管理センターのごみ箱の詳細については、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。
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  • 個人用サイトのクリーンアップ ジョブが削除されたユーザーに対して実行される前に、ユーザーのプロファイルが SharePoint 管理センターから削除されると、プロファイルはユーザー プロファイル サービス内に存在していないため、クリーンアップ ジョブの処理は実行されません。電子メールも送信されません。OneDrive サイトも削除されないため、孤立したサイト コレクションとなります。Microsoft カスタマー サポート サービスからの指示がない限り、ユーザー プロファイルを手動で削除しないでください。
  • 当該サイトが電子情報開示のために保持状態である場合、保持状態が解除されるまで上記プロセスで削除されることはありません。手順 4 および手順 7 で示したように、電子メール メッセージはサイトの削除処理により送信されますが、保持状態が解除されるまでサイトは保持されたままとなります。
  • OneDrive のクリーンアップ処理では、Azure Active Directory からユーザー アカウントが削除されると保持期間に入ります。その他の動作 (ユーザー アカウントの無効化やユーザー ライセンスの削除など) によってクリーンアップ処理が開始されることはありません。詳細については、以下の Microsoft Web サイトを参照してください。



その他トピックは、Office 365 コミュニティ Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:3042522 - 最終更新日: 05/17/2016 03:26:00 - リビジョン: 10.0

Microsoft Office SharePoint Online, OneDrive for Business

  • o365 o365e o365a o365m o365022013 KB3042522
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