Yammer 外部メッセージの新たなセキュリティ機能とコンプライアンス機能について

はじめに
本資料は Yammer 外部メッセージ機能の新たなセキュリティおよびコンプライアンス機能について記載しています。
詳細情報

Yammer 外部メッセージ機能

Yammer 外部メッセージ機能により、ユーザーは組織外部の関係者 (例: 顧客、提携会社、請負業者など) を組織の Yammer ネットワークの会話に招待できます。

安心安全な環境を提供できるよう Yammer の外部メッセージ機能には、知的財産 (IP) の特定、監視、積極的な保護を助けるセキュリティ制御が含まれています。  

Exchange トランスポート ルールを使用して Yammer を制御する

Yammer はチームの共同作業や外部ユーザーとのディスカッションを促進するサービスであることから、マイクロソフトでは Yammer に電子メール サービスで利用できるような組織の制御機能を構築しています。Yammer 認証管理者は、電子メールにおいて外部との連絡を管理する Exchange トランスポート ルール (ETR) のような保護を組織の Yammer ネットワークに適用できます。このオプトイン機能による事前制御は、従業員の会話の保護に役立てることができます。ETR の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。重要: 時間の経過とともに電子メールがふえ、制御が多岐にわたると、Yammer では最初から特定のルールを認識できない場合があります (例: 1 日のうち特定の時間帯に電子メール メッセージをユーザーへ送信していない)。Yammer で認識できないような ETR が設定されている場合、全ての Yammer 外部メッセージ機能は無効化されます。Yammer にはさらに多くの ETR を実行する能力が潜在していることから、マイクロソフトは将来的に Yammer と Outlook で同じ外部ルールを実行できるような機能改良を目指しています。

リリース当初は、外部メッセージ機能をオフにするため Yammer は全ての既存 ETR を認識します。しかし、リリース後ほどなくすると SetSCL のみが設定されているルールの干渉を受けることはなくなります。このアクションは、外部との連絡の制御に関係しません。現在 (本ドキュメント公開時)、Yammer が他の ETR を認識し始める時期についてロードマップは公開されていません。

Microsoft Exchange Online の ETR を Yammer に適用することを希望する認証管理者は、管理者パネルからオプションを選択することでネットワークごとに ETR を追加できます。このオプションは 2015 年 5 月上旬に利用開始となる予定です。Yammer で ETR を利用するには、Office 365 管理センターで Yammer をアクティブにし (「Yammer アクティベーション ガイド」参照)、Yammer ネットワークと Office 365 組織を接続する必要があります。

データ エクスポートの拡張

多くの組織にとって、電子情報開示 (eDiscovery) ニーズを満たすために会話やコンテンツの保持は重要です。外部メッセージ機能のローンチに伴い、潜在的なリスクの特定および監視に役立てられるようデータ エクスポート機能を更新しました。データ エクスポート機能を使用することで、認証管理者はネットワークで外部参加者へ公開されている会話やファイルを確認でき、従業員 (組織のユーザー) が参加している別の Yammer ネットワークの会話も特定できます。例えば、従業員が別の Yammer ネットワーク内の会話に参加している場合、認証管理者はデータ エクスポートを利用してその会話全体を確認できます。Yammer は、電子メールの電子情報開示 (eDiscovery) 要件と厳密に一致した要件を採用することで、異なるコミュニケーション様式でも一貫した操作性を提供することを目的としています。   

ユーザー インターフェイス (UI) の改良

ユーザーがシンプルかつ安全にコミュニケーションをできるよう Yammer UI を改良し、情報が誤って共有されないようにました。新たな UI では、ユーザーが外部参加者を招待する前や外部参加者に表示されるコメントを投稿する前に、操作対象ユーザーがだれであるかを表示するようになっています。

以下は UI に加えられた変更の一部です。
Screen shot of the external message notification in Yammer

Screen shot of the external message notification in Yammer
注: UI が更新されると、これらのスクリーン ショットも変更される場合があります。

新機能を利用できない場合

マイクロソフトでは Yammer に新機能を追加しサービスの向上に努めていますが、同時に、外部メッセージ機能が組織ネットワークにおける Yammer の使用方法に影響を与える可能性があることも認識しています。

Yammer には ETR、データ エクスポート機能の拡張、UI の更新など新たな機能が追加されていますが、現時点で、こられの新機能を受け入れられない場合は、従業員 (組織内ユーザー) が外部ユーザーを Yammer ネットワーク内の会話に招待しないようブロックすることもできます。組織のユーザーが外部ユーザーを招待しないようブロックすることで、ホーム ネットワーク内のコンテンツが外部メッセージ機能を通じて外部ユーザーへ表示されることを防止できます。

また、別の Yammer ネットワーク (提携企業の組織、顧客の組織など) に属する外部ユーザーが従業員 (組織のユーザー) を外部ネットワークへ招待した場合に、ファイアウォール設定を通じて、組織ユーザーから外部ユーザーへの返信を制限することもできます。ただし、この方法でユーザーを制限した場合、Yammer を介した会話やコラボレーションが困難であるという印象をユーザーに与える可能性があり、さらにユーザーに Yammer からバウンス メールが届くようになります。

組織で、ユーザーが外部参加者を組織のネットワークへ招待することや外部ユーザーから招待を受けることを制限する場合、ネットワーク管理者からマイクロソフト サポートへ連絡し希望する構成を依頼してください。

今後も Yammer サービスを発展させていく過程で、外部メッセージ機能として新機能の構築も見込まれます。外部共有のブロック、さらにはユーザーを制限することは別の Yammer 機能の可能性も閉じることにつながります (例: 外部グループ)。ユーザーの機能をブロックまたは制限することにより、徐々にユーザー エクスペリエンスが低下し、使用する Yammer バージョンが準最適となる可能性があるため、今回追加された新機能 (ETR、データ エクスポート機能の拡張、UI の更新) がお客様のニーズを満たす十分な機能となり得るかどうか評価してください。  
外部宛ての連絡を防止する方法、ファイアウォール設定でユーザーを制限する方法
ユーザーから外部へ連絡することや、ファイアウォール設定でユーザーを制限する場合は、サポート窓口へ Web サポート チケットを送信する必要があります。チケットの作成後、処理についてサポート担当者から連絡があります。手続きをスムーズに進められるよう、チケットの作成前に以下の情報を準備してください。
  • 希望する Opt-out (無効化) オプション: 
    • ユーザーが外部の連絡先を組織ネットワークの会話に招待することをブロック
    • ファイアウォール設定により、ユーザーが外部の連絡先から招待を受けることをブロック
  • 無効化する各ネットワークのドメイン (無効化するネットワークが外部ネットワークである場合は指定してください)
  • 無効化する理由
 その他質問等は Office 365 ネットワーク に投稿してください。
プロパティ

文書番号:3057041 - 最終更新日: 01/22/2016 08:58:00 - リビジョン: 3.0

Yammer

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