オンプレミスの Exchange Server から Exchange Online へメールボックスを移動しようとすると、"The remote server returned an error: (403) Forbidden." エラーが表示される

: Microsoft Exchange Server 2010 の Exchange 管理コンソールにバンドルされていた従来のハイブリッド構成ウィザードのサポートは終了したため、今後は Office 365 ハイブリッド構成ウィザードを使用してください。Office 365 ハイブリッド構成ウィザードは、こちらからインストールできます。詳細については、以下の資料を参照してください。

現象
オンプレミスの Exchange Server 環境からハイブリッド展開である Office 365 の Exchange Online へメールボックスをオンボードまたは移動させようとすると、処理が失敗します。表示されるエラー メッセージはExchange Online で Exchange 管理センターを使用して操作した場合と、リモート PowerShell を使用する場合で異なります。
  • Exchange 管理センターでは、以下のエラー メッセージが表示されます。
    “error
    The connection to the server 'mail.<DomainName>.com' could not be completed.”

    (エラーサーバー ‘mail.<ドメイン名>.com’ への接続を完了できませんでした。)
  • Exchange Online PowerShell では、以下のようなエラー メッセージが表示されます。

    “The call to 'https://mail.<DomainName>.com/EWS/mrsproxy.svc' failed. Error details: The HTTP request was forbidden with client authentication scheme 'Negotiate'. -->
    The remote server returned an error: (403) Forbidden..
    + CategoryInfo : NotSpecified: (:) [New-MoveRequest], RemoteTransientException
    + FullyQualifiedErrorId : [Server=xxxxxxxxxxxx,RequestId=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx,TimeStamp=4/21/2015 2:07:09 PM] [FailureCategory=Cmdlet-RemoteTransien
    tException] 284A32E1,Microsoft.Exchange.Management.RecipientTasks.NewMoveRequest
    + PSComputerName : outlook.office365.com”

    ('https://mail.<DomainName>.com/EWS/mrsproxy.svc' の呼び出しに失敗しました。エラー詳細: HTTP リクエストはクライアント認証スキーム 'Negotiate' により禁止されました。 -->
    リモート サーバーから次のエラーが返されました: (403) Forbidden..
    + CategoryInfo : NotSpecified: (:) [New-MoveRequest], RemoteTransientException
    + FullyQualifiedErrorId : [Server=xxxxxxxxxxxx,RequestId=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx,TimeStamp=4/21/2015 2:07:09 PM] [FailureCategory=Cmdlet-RemoteTransien
    tException] 284A32E1,Microsoft.Exchange.Management.RecipientTasks.NewMoveRequest
    + PSComputerName : outlook.office365.com)
原因
ハイブリッド サーバー上の EWS 仮想ディレクトリにおけるメールボックス レプリケーション プロキシ (MRS プロキシ) が無効な状態となっています。これは、以下のいずれかの条件に当てはまると発生する可能性があります。
  • MRSProxy が有効になっていない。

    これが問題の原因であることを確かめるには、以下の手順に従ってください。
    1. Exchange 管理シェルを開きます。
    2. 以下のコマンドを実行します。
      Get-WebServicesVirtualDirectory "ServerName\EWS (Default Web Site)" |FL Server,MRSProxyEnabled
      "MRSProxyEnabled :False" という結果が返された場合、これが問題の原因となります。
  • ハイブリッド サーバーに問題が発生し、Get-WebServicesVirtualDirectory コマンドレットを実行すると MRSProxy は有効と表示されるが、実際は無効となっている。

    これが問題の原因であることを確かめるには、以下の手順に従ってください。
    1. Exchange 管理シェルを開きます。
    2. 以下のコマンドを実行します。
      Get-WebServicesVirtualDirectory "ServerName\EWS (Default Web Site)" |FL Server,MRSProxyEnabled
    3. "MRSProxyEnabled : True" という結果が返された場合は、イベント ビューアーでアプリケーション ログを検索し、以下のようなイベント 1309 があるかどうかを確認してください。
      Event Warning:
      Warning <Date> <Time> ASP.NET 4.0.30319.0 1309 Web Event
      Description:
      Exception information:
      Exception type: HttpException
      Exception message: MRS proxy service is disabled

      (参考訳:イベント警告:
      警告 <日付> <時刻> ASP.NET 4.0.30319.0 1309 Web イベント
      説明:
      例外情報:
      例外の種別: HttpException
      例外メッセージ: MRS プロキシ サービスは無効です)
解決策
この問題を解決するには、状況に応じて以下のいずれかの対応を実施してください。

MRSProxy を有効にする

  1. Exchange 管理シェルを開きます。
  2. 以下のコマンドを実行し、MRSProxy を有効にします。
    Set-WebServicesVirtualDirectory "<ServerName>\EWS (Default Web Site)" -MRSProxyEnabled $true
  3. iisreset コマンドで、インターネット インフォメーション サービス (IIS) を再起動します。

MRSProxy を無効にしてから、再度有効にする

  1. Exchange 管理シェルを開きます。
  2. 以下のコマンドを実行し、MRSProxy を無効にします。
    Set-WebServicesVirtualDirectory "<ServerName>\EWS (Default Web Site)" -MRSProxyEnabled $false
  3. 数分待ってから以下のコマンドを実行し、MRSProxy を有効にします。
    Set-WebServicesVirtualDirectory "<ServerName>\EWS (Default Web Site)" -MRSProxyEnabled $true
  4. iisreset コマンドで、インターネット インフォメーション サービス (IIS) を再起動します。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3063913 - 最終更新日: 05/19/2016 09:16:00 - リビジョン: 4.0

Microsoft Exchange Online, Microsoft Exchange Server 2013 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2013 Standard, Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2010 Standard, Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3

  • o365e o365m o365022013 o365 o365a hybrid KB3063913
フィードバック