Windows 8 および Windows 8.1 でフォルダー リダイレクト設定時にフォルダー表示のカスタマイズ情報が失われる

現象
Windows 8 および Windows 8.1 で、グループ ポリシーにフォルダー リダイレクトを設定している場合、フォルダー内の desktop.ini ファイルのリダイレクト先へのコピーが失敗して、フォルダー表示のカスタマイズ情報が失われる場合があります。

たとえば、以下のように日本語名で表記されるべきフォルダー名が英語名で表記されるなどの現象が発生します。

 - C:\profiles\Start Menu\Programs\System Tools (システム ツール)

この現象は、フォルダー リダイレクトの設定後に初めてユーザーが Windows にログオンした場合に発生します。
原因
既定のユーザー プロファイル上の複数のフォルダーは、Desktop.ini ファイルを使用しており、英語名のフォルダーが日本語名で表記されるようにカスタマイズしています。
Desktop.ini ファイルよりもアルファベット順が若いファイルが存在し、リダイレクト先にまだ Desktop.ini ファイルが存在していない場合、 リダイレクト先に Desktop.ini ファイルが動的に作成されます。
しかし、この Desktop.ini ファイルはカスタマイズ情報を持っていません。

たとえば、スタート メニューをリダイレクトする場合、"System Tools" フォルダーには、Desktop.ini ファイルよりもアルファベット順が若い以下のファイルが存在します。

 - コマンド プロンプト (Command Prompt.lnk)
 - コンピュータ (computer.lnk)
 - コントロール パネル (Control Panel.lnk)

この場合、Desktop.ini ファイルのコピーの流れは以下のようになります。

1. フォルダー リダイレクトによるファイルのコピーはアルファベット順に行うため、まず最初に Command Prompt.lnk がコピーされます。

2. この時、Command Prompt.lnk の表記が日本語にカスタマイズされているため、リダイレクト先には Desktop.ini ファイルが動的に作成されます。※この Desktop.ini ファイルはカスタマイズ情報を持っていません。

3. リダイレクト元からリダイレクト先への Desktop.ini ファイルのコピーをします。しかし、リダイレクト先に動的に作成された Desktop.ini ファイルの方が更新日時が新しいため、フォルダー名の表記を定義したリダイレクト元の Desktop.ini ファイルがコピーされず、リダイレクト先ではフォルダー名が英語表記となります。
解決方法
回避策
この現象を回避するには、以下の方法を実行してください。

Default プロファイルから、Desktop.ini ファイルよりもアルファベット順が若く、表記がカスタマイズされる以下のファイルを All Users プロファイルへ移動します。

C:\Users\Default User\スタート メニュー\Programs\System Tools

 - コマンド プロンプト (Command Prompt.lnk)
 - コンピュータ (computer.lnk)
 - コントロール パネル (Control Panel.lnk)
状況
詳細
関連情報
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3065935 - 最終更新日: 09/29/2016 12:43:00 - リビジョン: 3.0

Windows 8, Windows 8.1

  • KB3065935
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