PowerPoint プレゼンテーションに IRM 保護をかけスライドショーを実行すると、オプション ボタンの選択 / 非選択ができなくなる

現象
スライド上にオプションボタンが配置されている Microsoft PowerPoint プレゼンテーション ファイルに IRM 保護をかけると、以降スライドショーの実行時にオプションボタンの 選択 / 非選択 が正しく動作しません。

この現象は、ファイル形式に依存なく発生します。
回避策
以下の手順でマクロを用いオプション ボタンの Click イベントで明示的に他のオプション ボタンを False に設定します。
この例では、[問題の再現手順] に記載している手順で、スライド上にオプションボタンが 3 つ配置されている場合を想定しています。 
  1. PowerPoint プレゼンテーションを開きます。
  2. [Alt] キーと [F11] キーを同時に押し、Visual Basic Editor 画面を起動します。
  3. プロジェクト エクスプローラー上で、オプションボタンを設定しているスライド モジュール (Slide1) をダブルクリックし、コード画面を表示させます。
  4. 以下のコードを記述し、ファイルを保存します。
    Private Sub OptionButton1_Click()    Slide1.OptionButton2.Value = False    Slide1.OptionButton3.Value = FalseEnd SubPrivate Sub OptionButton2_Click()    Slide1.OptionButton1.Value = False    Slide1.OptionButton3.Value = FalseEnd SubPrivate Sub OptionButton3_Click()    Slide1.OptionButton1.Value = False    Slide1.OptionButton2.Value = FalseEnd Sub
  5. IRM 保護を付与し、スライドショーを実行しても、複数のオプションボタンが選択済みとなる現象が回避することをご確認ください。

状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細


問題の再現手順
ここでは PowerPoint 2013 の例を記載します。  
  1. PowerPointを起動し、[新しいプレゼンテーション] をクリックします。
  2. [開発] タブを開き、ActiveX コントロールの [オプション ボタン] を使用して、 3 つの Active X コントロールをスライド上に配置します。
  3. [ファイル] タブを開き、[情報] 内の [プレゼンテーションの保護] をクリックし、[アクセスの制限] から [アクセス制限あり] をクリックします。
  4. [アクセス許可] ダイアログ ボックス にて、[このプレゼンテーションへのアクセスを制限する] にチェックを入れ、任意の権限を付与し、[OK] ボタンで閉じます。
  5. ファイルを保存し、開きなおします。
  6. [スライド ショー] タブを開き、[スライド ショーの開始] グループ内の [最初から] をクリックします。
  7. スライドショー画面内に表示されているオプション ボタンを順番にクリックします。

結果
IRM保護をしていない状態と比較した場合、オプション ボタンの ON / OFF が正しく切り替わりません。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3066189 - 最終更新日: 09/29/2016 12:21:00 - リビジョン: 5.0

Microsoft Office PowerPoint 2007, Microsoft PowerPoint 2010, Microsoft PowerPoint 2013

  • KB3066189
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