Word 2013 で外字エディターを使用して MS Pゴシックにリンクした外字が正しく表示されない

現象
Microsoft Word 2013 で、外字エディターを使用して MS Pゴシックにリンクして作成した外字を入力すると、作成した外字が表示されず、白い四角 □ と表示されます。

Note :

この現象は PowerPoint 2013 でも発生します。
Word 2010 以前のバージョン、ワードパッド、および印刷時には、この現象は発生しません。
原因
外字エディターで特定のフォントにリンクされた外字を保存する場合、以下のレジストリにフォント名の値が作成され、外字ファイルのフル パスがデータとして保存されます。

  キー : HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932
  名前 : リンク対象のフォント名
  種類 : REG_SZ
  データ : フォント ファイルのフル パス


このとき、通常の日本語フォントでは、日本語のフォント名で値が作成されますが、MS Pゴシックの場合は、英語のフォント名で値が作成されます。

(例)
通常の日本語フォント : MSゴシック、MS P明朝、メイリオ 等
MS Pゴシックの場合 : MS PGothic

結果、使用するフォントを日本語のフォント名で指定した場合、リンクされた外字が日本語のフォント名ではないため検索されず、外字が正常に表示されません。
回避策
以下のレジストリに、日本語フォント名の値を作成します。

  キー : HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932
  名前 : MS Pゴシック
  種類 : REG_SZ
  データ : MS PGothic のデータと同じデータ
状況
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
詳細
問題の再現手順
以下は、問題が発生する手順の一例です。
  1. 外字エディターを起動します。
  2.  [コードの選択] ウィンドウを [キャンセル] します。
  3.  [ファイル] - [フォントのリンク] を選択します。
  4. [フォントのリンク] で [指定したフォントにリンクする] を選択し、 [フォントの選択] から [MS Pゴシック] を選択し、[OK] をクリックします。
  5.  [外字ファイル名の変更] で [ファイル名] に 「MS Pゴシック外字」 と入力し、[保存] をクリックします。
  6. [編集] - [コードの選択] をクリックします。
  7. [コードの選択] ウィンドウで、対象のコードを選択し、[OK] をクリックします。
  8. [編集] ウィンドウで、任意の文字を作成します。
  9. [編集] - [同じコードで保存] を選択し、作成したフォントを保存します。
  10. [外字エディター] を終了します。
  11. Word 2013 を起動し、フォントを [MS Pゴシック] に変更します。
  12. IMEパッドを起動し、[シフトJIS] - [外字] - [MS Pゴシック] から、作成した外字を選択します。

結果
登録した外字ではなく、白い四角 □ が表示されます。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3075729 - 最終更新日: 09/29/2016 12:28:00 - リビジョン: 4.0

Microsoft Word 2013, Microsoft PowerPoint 2013

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