PowerPoint 2007 以降で線や矢印に効果を設定し ppt 形式で保存後ファイルを開きなおすとオブジェクトの位置が変わる

現象
Microsoft PowerPoint 2007 以降で線や矢印オブジェクトに特定の効果を設定し、且つ ppt 形式で保存した場合、次回ファイルを開いた時にオブジェクトの位置が元の位置より上方に表示されます。

この現象は以下のすべての条件を満たした場合に発生します。
  • ファイル形式に ppt 形式を使用している
  • 線、または矢印オブジェクトを水平に配置し、以下のいずれかの効果を設定している
効果 : 
線 (グラデーション)
反射
光彩
ぼかし 
[3-D 書式] - [面取り] - [上] - [丸]


なお、この現象は以下の効果を設定している場合は発生しません。
線 (単色)
影 
解決方法
PowerPoint 2010 および PowerPoint 2013 では、以下の更新プログラム パッケージをインストールします。
修正プログラム パッケージの詳細については、以下のサポート技術情報を参照してください。

PowerPoint 2010 :
3054962 Office 2010 (KB3054962) は 2015 年 8 月 11 日更新

PowerPoint 2013 :
3054923 Office 2013 (KB3054923) は 2015 年 9 月 8 日更新


Note:
上記更新プログラム 3054962 あるいは 3054923 を適用した環境では、線や矢印オブジェクトに [反射] を設定している ppt ファイルでオブジェクトの位置が実際のものより下方に表示されます。
更新プログラムを適用した環境で発生する現象 ([反射] 設定時の現象) を回避するためには、[回避策] セクションを参照してください。
回避策
PowerPoint 2007 を使用している場合、あるいは PowerPoint 2010 および PowerPoint 2013 で解決方法に記載した更新プログラムを適用している環境で発生する現象 ([反射] 設定時の現象) を回避するためには、以下のいずれかの方法を実施してください。

方法  1 : 正しい位置へオブジェクトを手動で再配置し、pptx 形式で保存する
方法  2 : [線の色] を [線 (単色)] に設定する
方法  3 : ブロック矢印や四角形を利用する
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
ここでは PowerPoint 2010 の手順を例として記載します。

問題の再現手順
  1. PowerPoint 2010 を起動し、新規プレゼンテーションを作成します。
  2. [挿入] タブ - [図形] - [線] から「矢印] (または直線矢印コネクタ) を水平の位置で挿入します。
  3. 矢印 オブジェクトを選択後 右クリックし、[図形の書式設定] で以下の設定を行います。
    [線のスタイル] - [幅] : 3pt
    [線の色] : [線 (グラデーション)]
  4. 比較対象として、同じ高さに[線の色] を [単色] に設定した [矢印] を配置します。
  5. 新規プレゼンテーションを ppt 形式で保存します。
  6. [Microsoft PowerPoint 互換性チェック] ダイアログにて以下のメッセージが表示されましたら、 [続行] ボタンをクリックします。
  7. ファイルを一旦閉じ、再度 PowerPoint 2010 でファイルを開きます。
結果
[線の色] を [線 (グラデーション)] に設定した矢印が元の位置より少し上方に表示されます。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3096770 - 最終更新日: 09/29/2016 12:36:00 - リビジョン: 4.0

Microsoft Office PowerPoint 2007, Microsoft PowerPoint 2010, Microsoft PowerPoint 2013

  • kbtshoot kbexpertisebeginner kbexpertiseinter KB3096770
フィードバック