Visual Studio 2013 で Visual C++ プロジェクトのファイルごとのオプションを保存できない

現象
次のようなシナリオがあります。

・ Visual Studio 2013 Update 2 以降がインストールされている環境で、Visual C++ プロジェクトを開き、[構成マネージャー] より新規にソリューション構成として "Release Temp" という構成を作成します。
・ プロジェクトに含まれる CPP ファイルのプロパティから "Release Temp"  構成のコンパイル オプションなどの設定を変更します。
・ "Release Temp"  構成の設定を保存した場合、"Release" 構成の設定も変更されます。

このシナリオでは、Visual Studio 2013 Update 2 以降において、構成情報の保存時には前方一致する構成名を検索し保存を行うため、Release 構成の設定も変更されます。
原因
Visual Studio 2013 Update 2 において、各構成に対するファイルのプロパティを設定する処理が変更されました。
この処理の変更では、プロパティ情報を保存する構成を特定する際、プロジェクトに含まれる構成より、名称が一致する構成情報を検索します。

検索時には、構成名が前方一致する構成を検索しているため、"Release" 構成の設定が "Release Temp" 構成の設定情報で保存されます。
そのため、構成ごとに設定を行うことができません。
解決方法
Visual C++ プロジェクトに含まれるファイルのプロパティを変更する場合、Visual Studio 2013 出荷版がインストールされている環境で変更します。
または、プロジェクト構成を新規に作成する場合、既存の構成名と前方一致する構成名を設定しないようにします。

本不具合は Visual Studio 2015 では修正されています。

状況
マイクロソフトでは、この資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の不具合であることを確認しています。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3097181 - 最終更新日: 10/06/2015 14:40:00 - リビジョン: 2.0

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