Windows 2000 で Internet Explorer の FTP を PORT モードと PASV モードの両方を使用するように構成する方法

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概要
この資料では、Internet Explorer を構成して、FTP (File Transfer Protocol) で PORT モードを使用する方法と PASV モードを使用する方法について説明します。

FTP では、標準 (アクティブ) とパッシブ ("PASV") と呼ばれる 2 つのモードがサポートされています。標準モードの FTP クライアントは、FTP サーバーに PORT コマンドを送信します。パッシブ モードのクライアントは、FTP サーバーに PASV コマンドを送信します。これらのコマンドは、FTP コマンド チャネルを介して送信されます。

標準モードの FTP クライアントは、まず、FTP サーバー上の TCP ポート 21 との接続を確立します。この接続により、FTP コマンド チャネルが確立されます。その後、FTP クライアントは、フォルダ一覧やファイルなどのデータを受信する必要が生じたときに、FTP コマンド チャネルを介して PORT コマンドを送信します。PORT コマンドには、FTP クライアントがデータを受信するポートの情報が入っています。PORT モードでは、FTP サーバーは常に TCP ポート 20 からデータを送信します。FTP サーバーは、データを送信するときにクライアントとの接続を新しく開かなければなりません。

パッシブ モードの FTP クライアントも、FTP サーバー上の TCP ポート 21 との接続を確立して制御チャネルを作成することにより開始します。クライアントがコマンド チャネルを介して PASV コマンドを送信すると、FTP サーバーは一時的なポート (1024 ~ 5000) を開いて、そのポートからデータ転送を要求するように FTP クライアントに通知します。そして要求に応答し、一時的なポートを送信元ポートとしてデータを転送します。これが行われた場合、FTP サーバーは、FTP クライアントとの新しい受信接続を確立する必要はありません。

FTP クライアントまたはサーバーのいずれかのファイアウォール構成によっては、FTP クライアントが使用するモードを変更する必要があります。Microsoft Internet Explorer 5 以上では、標準モードとパッシブ モードの両方がサポートされています。

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Internet Explorer の FTP クライアント モードを変更する

Internet Explorer の FTP クライアント モードを変更するには、次の手順を実行します。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. [FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] をクリックします。
Internet Explorer の [FTP サイト用のフォルダ ビューを使用する] チェック ボックスがオンになっているときは、[パッシブ FTP を使用する] チェック ボックスの設定にかかわらずアクティブ モードの FTP クライアントになります。

Internet Explorer は、このチェック ボックスがオフになっているときには、パッシブ モードの FTP クライアントになります。

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トラブルシューティング

多くのファイアウォールは、外部インターフェイスを介した新しい接続は受け付けません。このような接続は、ファイアウォールでは同意のない接続試行として検出されるため、接続が解除されます。FTP サーバーが FTP クライアントに新しい接続を要求する必要があるため、標準モードの FTP クライアントはこのような環境では正常に機能しません。

ファイアウォールの管理者は、FTP サーバーが任意の一時的なポート番号を開くことができるという理由から、PASV FTP サーバーの使用を望ましくないと判断する場合があります。Microsoft Internet Information Server (IIS) 4.0 と Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 5.0 では、デフォルトの一時的なポート範囲として 1024 ~ 5000 が使用されますが、多くの FTP サーバーは、1024 ~ 65535 を一時的なポート範囲とするように構成されています。同意のない接続に対してすべての一時的なポートへの完全なアクセスを許可するようなファイアウォール構成は、セキュリティ上望ましくないと見なされる場合もあります。

IIS 4.0 と IIS 5.0 は両方とも、1024 ~ 65535 の範囲内の一時的なポートを許可するように構成することができます。

5000 以上の TCP ポートに接続しようとする際に発生する可能性のある問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
196271 5000 以降の TCP ポートを使用して接続できない
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関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 309816 (最終更新日 2004-07-15) を基に作成したものです。
iis
プロパティ

文書番号:309816 - 最終更新日: 12/07/2015 07:59:26 - リビジョン: 3.1

Microsoft Windows 2000 Server

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