ユーザーが Exchange Online へメールボックスを移動する前に作成した予定表アイテムを更新しようとすると、"0x80070005-0x0004dc-0x000524" エラーが表示される

: Microsoft Exchange Server 2010 の Exchange 管理コンソールにバンドルされていた従来のハイブリッド構成ウィザードのサポートは終了したため、今後は Office 365 ハイブリッド構成ウィザードを使用してください。Office 365 ハイブリッド構成ウィザードは、こちらからインストールできます。詳細については、以下の資料を参照してください。

現象
オンプレミスの Exchange サーバーと Office 365 の Exchange Online 間でハイブリッド展開を設定しており、オンプレミス組織から Exchange Online 組織へメールボックスを移動します。ユーザーがメールボックスを移動する前に作成した予定表アイテムを更新しようとすると、以下のエラー メッセージが表示されます。
"This message could not be sent. Try sending the message again later, or contact your network administrator. You do not have the permission to send the message on behalf of the specified user. Error is [0x80070005-0x0004dc-0x000524]."

(このメッセージを送信できませんでした。あとでメッセージを送信し直すか、ネットワーク管理者に問い合わせてください。指定されたユーザーの代理としてメッセージを送信するアクセス権がありません。エラー: [0x80070005-0x0004dc-0x000524].)

この問題は、ユーザーがメールボックスの移動後に作成した新しい予定表アイテムを更新する場合には生じません。

また、ユーザーがメールボックスを移動する前に送信した電子メール メッセージに対して別のユーザーが返信すると、返信したユーザーには配信不能レポート (NDR) が返される場合があります。
原因
LegacyExchangeDN 属性値はメールボックスの移動中に変更します。この問題は、メールボックスの移動時に、古い LegacyExchangeDN 属性が X500 アドレスとして受信者の電子メール アドレスに追加されていないために生じます。
解決方法
LegacyExchangeDN 属性値を X500 アドレスとして追加し、ユーザーの電子メール アドレスを手動で更新します。その際、X500 アドレスを特定し、当該アドレスをユーザーの電子メール アドレスに追加してください。

手順 1: X500 アドレスを特定する

内部ユーザーに、ユーザーがメールボックスを移動する前に送信した電子メール メッセージに返信してもらいます。NDR には X500 アドレスに変換可能な IMCEAEX 文字列が含まれます。

NDR の IMCEAEX 文字列に記載された受信者の電子メール アドレスを X500 アドレスに変換する方法については、以下の Microsoft Knowledge Base 資料における「解決方法」セクションの「手順 2」を参照してください。
2807779: 専用の Office 365 では、内部のユーザーに電子メール メッセージを送信すると配信不能レポートを IMCEAEX

手順 2: X500 アドレスをユーザーの電子メール アドレスに追加する

Exchange Server 2016 または Exchange Server 2013 の場合
  1. Exchange 管理センターで [受信者]、[メールボックス] の順にクリックします。
  2. ユーザー メールボックスを選択し、[編集] をクリックします。
  3. [メール アドレス] をクリックし、[+] をクリックします。
  4. カスタムのアドレスの種類を入力します” と記載されたボックスに「X500」と入力します。
  5. [メール アドレス] ボックスに X500 アドレスを入力します。

    例: "/O=<ExchangeOrg>/OU=FIRST ADMINISTRATIVE GROUP/CN=RECIPIENTS/CN=<User1>" (引用符は必要ありません)
  6. ディレクトリ同期が開始するまで待機するか、ディレクトリ同期を強制します。
Exchange Server 2010 の場合
  1. Exchange 管理コンソールを開き、[受信者の構成] を展開して [メールボックス] をクリックします。
  2. ユーザー メールボックスを右クリックし、[Properties] (プロパティ) をクリックします。
  3. [Email Addresses] (電子メール アドレス) タブで、[Add] (追加)、[Custom Address] (カスタムのアドレス) の順にクリックし、X500 アドレスを入力します。

    例: "/O=<ExchangeOrg>/OU=FIRST ADMINISTRATIVE GROUP/CN=RECIPIENTS/CN=<User1>" (引用符は必要ありません)
  4. ディレクトリ同期が開始するまで待機するか、ディレクトリ同期を強制します。
追加情報
その他トピックは、Office 365 コミュニティ Web サイトまたは Exchange TechNet フォーラムを参照してください。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。
プロパティ

文書番号:3131416 - 最終更新日: 05/19/2016 07:01:00 - リビジョン: 2.0

Microsoft Exchange Online, Exchange Server 2016 Enterprise Edition, Exchange Server 2016 Standard Edition, Microsoft Exchange Server 2013 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2013 Standard, Microsoft Exchange Server 2010 Enterprise, Microsoft Exchange Server 2010 Standard

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