[XGEN] Exchange Server 5.5 と Outlook 2000 以降を同じコンピュータにインストールすることは推奨されない

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概要
マイクロソフトでは、Outlook 2000 以降と Exchange Server 5.5 を同じコンピュータにインストールしないことを強く推奨します。サードパーティのプログラムは、Outlook 2000 以降と Exchange Server 5.5 を同じコンピュータにインストールすることを想定して設計およびテストされていない限り、適切に機能しないか、Exchange Server に障害が発生する場合があります。影響を受ける可能性のある MAPI (Messaging Application Programming Interface) プログラムは、カスタム MAPI ストア プロバイダ、カスタム ゲートウェイ、トランスポート プロバイダ、および拡張 MAPI クライアントです。これらの問題が発生するのは、これら 2 つの製品のバージョンによって、MAPI サブシステムの競合が発生し、この競合を完全に解消しようとして Exchange Server 5.5 または Outlook のいずれか一方が破損することがあるためです。
詳細
ユーザーによっては、Outlook の特定のコンポーネントをサーバー側のプログラムで利用するために、Outlook と Exchange Server を同じコンピュータにインストールすることを計画する場合があります。多くの場合、プログラムを開発するために Outlook を Exchange Server 上にインストールする必要はありません。Exchange 2000 Server および Exchange Server 5.5 には、Collaboration Data Objects (CDO) が含まれており、これによって Outlook オブジェクト モデルと同様の機能が提供されます。CDO はサーバー側で使用するように設計されており、新しいバージョンの Outlook を使用した場合に発生する可能性のある現象を避けることができる場合があります。発生する可能性のある問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
290500 OL2002: Developer Information About E-Mail Security Features
また、MAPI プロファイルを作成するためには、Outlook と Exchange Server を同じコンピュータにインストールする必要があると考えられていることがあります。しかし、MAPI プロファイルを作成するために、Outlook と Exchange Server を同じコンピュータにインストールする必要はありません。Outlook をインストールせずに MAPI プロファイルを作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
306962 HOWTO: Create MAPI Profiles Without Installing Outlook
デモンストレーションの目的で、Outlook と Exchange Server を同じコンピュータにインストールする場合、以下の構成が、デモンストレーション用にテスト済みです。
  • Exchange Server 5.5 と Outlook 97 を同時に使用する構成
  • Exchange Server 5.5 と Outlook 98 を同時に使用する構成
  • Exchange Server 5.5 と Outlook 2000 を同時に使用する構成

    : Exchange Server 5.5 と Outlook 2002 を同時に使用する構成はまだテストされていません。

現象および説明

Exchange Server は、MAPI サブシステムを Winnt\System32 フォルダにインストールします。Outlook 2000 以降を使用して Exchange Server を起動すると、MAPI サブシステムは Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT フォルダに移動します。通常、Outlook は、"スタブ" バージョンの MAPI を Winnt\System32 フォルダにインストールし、このフォルダによって MAPI 呼び出しが Outlook の実装にルーティングされます。Outlook をインストールするときに、Exchange Server が実行中である場合、Mapi32.dll ファイルはまだ読み込まれているため、ファイルはスタブ DLL に置き換えられません。この動作は、Exchange Server コンピュータに悪影響を及ぼさないための仕様です。

この構成により、カスタム MAPI プロバイダのインストールが破損する場合があります。MAPI は、バージョンごとに、Mapisvc.inf ファイルの場所が異なります。たとえば、IMsgServiceAdmin::CreateMsgService メソッドは、必要な Mapisvc.inf がプロバイダの情報を使用して更新されていない場合、MAPI_E_NOT_FOUND エラーで応答を停止することがあります。この現象を回避するには、Mapisvc.inf ファイルの両方のコピーを更新して、MAPI の両方のバージョンで変更内容を識別できるようにします。

MAPI32 スタブ ライブラリが適切な場所にないため、スタブ ライブラリのレジストリ キーを設定してもコンピュータ上に反映されません。Outlook 以外のすべてのプログラムは、Exchange MAPI 実装を使用できます。Outlook は、Msmapi32.dll ファイルを Program files\Common files\System\Mapi\1033\NT フォルダから読み込むことができます。

Exchange MAPI プロバイダがインストールされないようにして Exchange Server をインストールすることは可能です。この手順が完了すると、Outlook が Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT フォルダにインストールした MAPI を使用することができるようになります。ただし、他の MAPI プログラムは、Mapisvc.inf 内のファイルを読み取れず、Mapisvc.inf が更新されたとしても、その一覧のファイルを読み込むことができない場合があります。Exchange 管理ツールをコンピュータに再インストールすると、この現象は修正されます。

Exchange Server サービスを停止してから Outlook をインストールするか、Exchange Server を停止して Fixmapi.exe ファイルを実行し、\Winnt\System32 ファイルをスタブ ライブラリで上書きするという方法で、強制的に Exchange Server に Outlook バージョンの MAPI を使用させることができる場合があります。ただし、Exchange Server ではこの構成がサポートされていないため、この手順の使用は運用環境では避けてください。推奨される解決方法は、これらのプログラムを異なるコンピュータにインストールすることです。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
266418 XCCC: Microsoft Does Not Recommend Installing Exchange 2000 Server and Outlook 2000 or Later on the Same Computer
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 313889 (最終更新日 2002-09-24) を基に作成したものです。
プロパティ

文書番号:313889 - 最終更新日: 02/01/2014 04:21:56 - リビジョン: 1.0

Microsoft Exchange Server 5.5 Standard Edition, Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 1, Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 2, Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 3, Microsoft Exchange Server 5.5 Service Pack 4, Microsoft Outlook 2000 Standard Edition, Microsoft Outlook 2002 Standard Edition

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