概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーのシステムを制御するために攻撃者が悪意のあるコードをリモートで実行できるようにする特別に細工されたリンクをユーザーがクリックした場合、リモートでコードが実行される可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者がユーザーに特別に細工したリンクを強制的にクリックさせる方法はありません。通常は、電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。
脆弱性の詳細は、マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-040 を参照してください。
詳細
重要
-
今後の Windows RT 8.1、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2 のすべてのセキュリティ更新プログラムとセキュリティ以外の更新プログラムには、更新プログラム2919355 がインストールされている必要があります。将来の更新プログラムをインストールするために、Windows RT 8.1 ベース、Windows 8.1 ベース、または Windows Server 2012 R2 ベースのコンピューターに更新プログラム2919355をインストールしておくことをお勧めします。
-
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。
更新プログラムの入手方法およびインストール方法
方法 1: Windows Update
この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。自動更新を有効にする方法については、セキュリティ更新プログラムを自動的に入手を参照してください。
注: Windows RT 8.1 用のこの更新プログラムは、Windows Update を介してのみ利用可能です。
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得できます。ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
搭載されている Windows のバージョンに対応するマイクロソフト セキュリティ情報 MS16-040のダウンロード リンクをクリックします。
詳細
Windows Vista (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Vista のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows Vista のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSAによりインストールされたアップデートをアンインストールするにはコントロールパネルをクリックして次に、セキュリティをクリックしてください。[Windows Update] の下の[インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows Server 2008 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0 |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSAによりインストールされたアップデートをアンインストールするにはコントロールパネルをクリックして次に、セキュリティをクリックしてください。[Windows Update] の下の[インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows 7 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows 7 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows 7 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックし、[Windows Update] で [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされている Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックし、[Windows Update] で [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows 8.1
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows 8.1 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows 8.1 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2012 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
Windows Server 2012 R2 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
Windows RT 8.1
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
展開 |
これらの更新プログラムはWindows Updateでのみ入手できます。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムでは、システムの再起動が不要な場合もあります。必要なファイルが使用中の場合には、再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
アンインストール情報 |
[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3146963 を参照してください。 |
Windows 10 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 (32 ビット版): |
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 (x64 ベース): |
|
サポートされているすべての 32 ビット版 Windows 10 Version 1511: |
|
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows 10 Version 1511: |
|
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
アンインストール情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3147461 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注意 この更新プログラムをバリデーションするレジストリキーがありません。 |
更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update サポート ページ
IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション: TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ
国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート