[INF] PSS が SQL Server レプリケーションのトラブルシューティングを行うときに必要な情報

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この資料は、アーカイブされました。これは "現状のまま" で提供され、更新されることはありません。
概要
Microsoft Product Support Services (PSS) は、SQL Server のレプリケーションに関するトラブルシューティングを行うときに、特定の情報を必要とします。この資料では、サポート事例に対処する際に、PSS のサポート担当者が提供を求めることの多い情報について記載します。ただし、この資料は完全な一覧ではありません。PSS のサポート担当者は、ユーザー環境に固有のその他の情報を提供するように求めることもあります。
詳細

すべてのレプリケーションの問題に必要な情報

レプリケーションに関する問題のトラブルシューティングを適切に行うために、PSS では以下の情報の提供を求めます。
  • SQL Server レプリケーションに関する問題のトラブルシューティングを行う場合に最も重要な情報は、その環境内に含まれるサーバーの説明、およびレプリケーション トポロジにおけるそのサーバーの役割です。PSS ではこの情報を含む文書の提供は求めませんが、関係のあるサーバー、およびそれらのサーバーの役割 (パブリッシャ、ディストリビュータ、サブスクライバなど) に関して説明できるように準備してください。
  • 問題に関係するすべてのサーバーからの SQLDIAG レポートを取得してください。このレポートには、sp_helpdb、sp_who2、sp_lock、および sp_configure ストアド プロシージャからの出力などの基本的な情報に加え、SQL Server のすべてのエラー ログが含まれています。

    : SQL Server を実行しているクラスタ化されたコンピュータの SQLDIAG レポートには問題があります。発生している問題が、SQL Server を実行しているクラスタ化されたコンピュータに関連している場合は、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照してください。
    233332 [INF] クラスタ化された SQL Server または仮想 SQL Server で SQLDIAG を実行する方法
  • SQLDIAG レポートには SQL Server のエラー ログが含まれていますが、SQL Server の \Log サブフォルダのすべての内容も重要な情報です。このフォルダには、SQL Server エージェントの出力ファイル以外に、サーバーの例外またはアサーションによって生成される .dmp ファイルが含まれます。また、レプリケーションの "例外ログ" もこのサブフォルダに格納されます。これらのすべてのファイルを .zip ファイルにして、この .zip ファイルを PSS に送付してください。
  • トポロジ内のすべてのサーバーからシステム イベント ログおよびアプリケーション イベント ログをテキスト (.txt) ファイルとして保存します。サポート担当者は、この情報を使用して潜在的なオペレーティング システム レベルの問題を診断できます。たとえば、ネットワーク接続や一般的なハードウェアの問題などです。
  • トポロジ内でパブリケーションおよびアーティクルを作成するために使用されたすべての SQL Server ストアド プロシージャ呼び出しを含む、レプリケーション環境構築のための Transact-SQL スクリプトを生成することができます。この情報は、アーティクルの数、アーティクルの構成方法、パブリケーションのプロパティなど、環境に関する詳細情報を取得するのに非常に役立ちます。スクリプトの生成の詳細については、SQL Server Books Online の「レプリケーションのスクリプト作成」を参照してください。
  • トポロジ内でレプリケーション エージェントが受信する正確なエラー メッセージは、問題の正しい解決策を見つけるために非常に重要です。正確なエラー メッセージを入手するだけでなく、エラーを発生させた操作を把握することも非常に重要です。この情報を入手する最善の方法は、レプリケーション エージェントの出力ファイルの形式で入手することです。 このファイルの構成方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    312292 SQL Server のレプリケーション エージェントで出力ファイルへのログ出力を有効にする方法
    出力ファイルを構成するレプリケーション エージェントは、発生している問題により異なります。

より詳細なトラブルシューティングの情報

以下に示す情報は、レプリケーションに関する問題のサポートに必ずしも必要な情報ではありません。しかし、発生している問題によっては、これらの情報が問題の迅速な解決につながる場合があります。
  • レプリケーションは SQL Server 専用のコンポーネントですが、基本的にはクライアント アプリケーションです。したがって、通常、レプリケーションのパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティングは、基本的なアプリケーションのパフォーマンスの問題と同様に行います。必要な情報は同じです。レプリケーションのパフォーマンスに関する問題を PSS に問い合わせる場合、PSS が求める情報の目安として、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参考にしてください。
    298475 [HOWTO] アプリケーションのパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティング
  • トランザクション レプリケーションで問題が発生しており、ディストリビューション エージェントが問題の発生源である場合、ディストリビュータに接続して、ディストリビューション データベースに対して sp_browsereplcmds ストアド プロシージャを実行します。エラー発生時の sp_browsereplcmds ストアド プロシージャの出力は、ディストリビューション エージェントの問題について、可能性のある原因を判断するのに非常に役立ちます。このストアド プロシージャは、ディストリビューション データベース内でサブスクライバへの配布を待機しているすべてのコマンドを、読み取り可能な形式で生成します。

    また、問題がログ リーダー エージェントに集中して発生する場合、sp_repltrans ストアド プロシージャの出力が役立ちます。このプロシージャは、パブリッシャのトランザクション ログ内でディストリビューション データベースへの配布を待機しているすべてのトランザクションを出力します。
  • 問題がデータ型またはオブジェクトのスキーマに関連する問題であると特定できる場合、そのオブジェクトの作成に使用された Transact-SQL スクリプトを使用して問題を診断し、解決できる可能性があります。データベースの Transact-SQL スクリプトは、SQL Server Enterprise Manager で対象のデータベースを右クリックして、[すべてのタスク] をポイントし、[SQL スクリプト生成] をクリックすることによって生成できます。
  • SQL プロファイラはパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティングを行う場合に多く使用されますが、PSS は、問題を引き起こしている可能性のある Transact-SQL ステートメントまたはストアド プロシージャを特定するために、エラーの発生時にサーバー上で取得された簡単な SQL プロファイラ トレースを使用することもあります。
  • マージ レプリケーションの競合に関する問題で PSS にお問い合わせの場合、sp_helpmergeconflictrows ストアド プロシージャまたは sp_helpmergedeleteconflictrows ストアド プロシージャ (または両方のプロシージャ) の出力を PSS まで送付してください。これらのストアド プロシージャの出力には、発生している競合に関する重要な情報が含まれています。このストアド プロシージャは、競合テーブルが格納されているコンピュータ上で実行します。
プロパティ

文書番号:315642 - 最終更新日: 01/17/2015 05:19:06 - リビジョン: 4.2

  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2000 64-bit Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
  • kbnosurvey kbarchive kbhowtomaster kbinfo KB315642
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