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[HOWTO] Exchange 2000 のメールボックスで格納域の制限を構成する方法

この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP319583
概要
この資料では、Exchange 2000 のメールボックス ストアと個々のメールボックスに格納域の制限を構成する方法について、手順を追って説明します。Exchange 2000 を Microsoft Outlook クライアント コンピュータと共に使用すると、格納するメールの量が過大になる場合があります。組織内の多数のユーザーが大量のメールを格納している場合、Exchange 2000 コンピュータに大容量の格納域が必要になることがあります。メールボックス ストアが大きくなると、バックアップや復元にかかる時間が長くなり、Exchange 2000 環境の可用性や信頼性に影響が生じます。マイクロソフトでは、ユーザーのメールボックスのサイズを制御して、格納域が不足する事態を回避することをお勧めします。

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必要条件

必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク インフラストラクチャ、および Service Pack は次のとおりです。
  • Service Pack 2 (SP2) を適用済みの Windows 2000 Server
  • Active Directory
  • Service Pack 1 (SP1) を適用済みの Exchange 2000 Server
この資料は、次のトピックについて詳しい知識のあるユーザーを対象としています。
  • Exchange システム マネージャ
  • ユーザーがジョブを実行するために必要なメールボックスのサイズ
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メールボックス ストアの制限を計画する

Exchange 2000 を実装する場合は、メールボックスの最大サイズとして設定する制限を計画する必要があります。以下の一覧では、メールボックスの格納域の制限を計画することが重要である理由について説明しています。
  • Exchange 2000 Enterprise Edition では、個々のメールボックス ストアを 16 GB までとする制限が解除されていますが、データベースをバックアップおよび復元するためには実質的な制限があります。マイクロソフトでは、1 つのメールボックス ストアを約 35 GB に制限することをお勧めします。
  • Exchange 2000 Enterprise Edition には、複数のデータベースおよびストレージ グループを使用する機能があるため、複数のメールボックス ストアを使用できます。ただし、1 回に 1 つのストレージ グループでバックアップできるデータベースは 1 つだけです (複数のストレージ グループを同時にバックアップすることはできます)。容量が最大限の場合、使用可能なバックアップ ウィンドウで 35 GB を 5 回バックアップする必要が生じることもあります。
  • インプレース復元を使用する場合は、データベース本体のサイズよりも 10% 以上多い空き容量をディスク上に用意することをお勧めします。たとえば、35 GB のデータベースは 80 GB のパーティションで実行します。
  • メールボックスの制限は、メールボックス ストアで構成します。ただし、個々のユーザーのメールボックスを構成して、メールボックス ストアに設定した制限より優先させることもできます。
  • ユーザーは常に、自分に割り当てられているメールボックス領域を使用します。たとえば、メールボックスの制限を 500 MB に構成している場合、ユーザーはいずれこの領域を使い果たします。
メールボックスの制限を構成する場合は、以下の点も考慮します。
  • メールボックス サイズの階層について計画します。たとえば、通常のユーザーには 100 MB の制限、パワー ユーザーには 200 MB の制限、管理者には 300 MB の制限を構成します。これらの制限は、3 つの異なるメールボックス ストアに実装できます。
  • これらの制限を超える格納域を必要とするユーザーに関しては、個々のメールボックスの制限を構成できます。
  • 削除済みアイテムの保存期間も、メールボックス ストアのサイズに影響します。これは、保存期間が過ぎるまで、削除済みアイテムは実際には削除されないためです。
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メールボックス ストアに制限を設定する

メールボックス ストアに制限を設定するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft Exchange] を順にポイントして、[システム マネージャ] をクリックします。
  2. 左側のウィンドウで、[サーバー] コンテナが見つかるまで Exchange 2000 階層を展開します。

    [管理グループ] コンテナが表示される場合、[サーバー] コンテナはそれぞれの管理グループの下にあります。
  3. [サーバー] コンテナを展開し、構成するメールボックス ストアがあるサーバーをクリックし、右側のウィンドウのストレージ グループをダブルクリックします。
  4. 構成するメールボックス ストアを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[制限] タブをクリックします。
  5. [格納域の制限] にある以下のチェック ボックスのうちいずれか 1 つまたはすべてをオンにします。

    • 警告を表示するサイズ : このチェック ボックスをオンにすると、メールボックスの制限を超えたことをユーザーに警告します。ただし、メールボックスの通常の機能は引き続き使用できます。
    • 送信を禁止するサイズ : このチェック ボックスをオンにすると、古いメールを削除またはアーカイブしない限りこれ以上メールを送信できないという警告メッセージをユーザーに送信します。ただし、メッセージの受信は引き続き可能です。

      : メールボックスのサイズの値は KB 単位で入力します。たとえば、通常のユーザーの場合は 100,000 KB、パワー ユーザーの場合は 200,000 KB と入力します。
    • 送受信を禁止するサイズ : このチェック ボックスをオンにすると、メールボックスの制限を超えたことを示す警告メッセージをユーザーに送信します。このメッセージを受信したユーザーは、それ以上メッセージを受信できません。

      : メールボックスのサイズの値は KB 単位で入力します。たとえば、通常のユーザーの場合は 100,000 KB、パワー ユーザーの場合は 200,000 KB と入力します。
    メールボックスの制限を 100,000 KB にする場合は、[送信を禁止するサイズ] を 110,000 KB に、[送受信を禁止するサイズ] を 120,000 KB に設定します。ただし、100,000 KB がユーザーに割り当て可能な実際の限度である場合は、[警告を表示するサイズ] を 90,000 KB に、[送信を禁止するサイズ] を 95,000 KB に、[送受信を禁止するサイズ] を 100,000 KB に設定します。
  6. [警告メッセージの発行間隔] ボックスで警告メッセージを生成する間隔をクリックするか、または [カスタマイズ] をクリックします。
  7. [カスタマイズ] をクリックした場合は、左側の列で曜日をクリックしてから上の行で時刻をクリックするか、またはマウス ボタンを押したままタイム スロットをドラッグして、警告の設定を構成します。

    : スケジュールが 1 時間単位または 15 分単位で表示されるよう構成するには、[詳細の表示] の該当するオプションをクリックします。
  8. 警告メッセージの発行間隔を構成したら、[OK] をクリックします。
  9. データベース サイズを最大限に制御する場合は、[削除済みアイテムの保存期間 (日)] を 0 に設定します。それ以外の場合は、この設定を 7 日間に構成することをお勧めします。
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個々のメールボックスに制限を設定する

メールボックス ストアを持つすべてのメールボックスには、そのメールボックス ストアで設定されているのと同じ制限が設定されています。ただし、個々のメールボックスの制限を構成して、メールボックス ストアに設定した制限より優先させることができます。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft Exchange] を順にポイントし、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. 左側のウィンドウでドメインを展開し、組織単位を展開します。
  3. 構成するメールボックスを含む組織単位を見つけて開きます。
  4. メールボックスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. [Exchange 全般] タブをクリックし、[格納域の制限] をクリックします。

    デフォルトでは、[メールボックス ストアの既定値を使用する] チェック ボックスがオンで、メールボックスの制限は淡色表示になっています。
  6. [メールボックス ストアの既定値を使用する] チェック ボックスをオフにします。次に、このメールボックスの必要性に応じて [警告を表示するサイズ]、[送信を禁止するサイズ]、[送受信を禁止するサイズ] のいずれかの設定を構成します。
  7. オプションで、[削除済みアイテムの保存期間] の下の [メールボックス ストアの既定値を使用する] チェック ボックスをオフにして、このメールボックスに別の設定を構成することもできます。
  8. [OK] をクリックした後、もう一度 [OK] をクリックします。
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メールボックスの格納域の制限が正しく設定されていることを確認する

メールボックス ストアの制限が正常に機能することを確認するには、警告生成のスケジュールを常時実行するように変更し、ダミーのユーザー アカウントとメールボックスを作成して、警告メッセージが表示されるまでメッセージをメールボックスに追加します。メッセージの追加を終えてから警告メッセージを受信するまで、最大で 15 分かかる場合があります。[送受信を禁止するサイズ] の設定を超えた後、テスト アカウントに送信したメッセージは配信不能として返されます。

メールボックス ストアの制限を確認したら、テスト ユーザー用に別のメールボックスの制限を構成し、Outlook をいったんログオフしてから再度ログオンします。メールボックスでメールの受信が再開されます。

: Outlook でフォルダのサイズを確認するには、次の手順を実行します。
  1. Outlook クライアント コンピュータにログオンします。
  2. [フォルダ一覧] 列の [Outlook Today] を右クリックして、["メールボックス (User Name)" のプロパティ] をクリックします。
  3. [全般] タブをクリックして、[フォルダ サイズ] をクリックします。
Exchange システム マネージャでフォルダのサイズを確認するには、左側のウィンドウで [メールボックス ストア (Servername)] の下の [メールボックス] オブジェクトをクリックします。そのストアでホストされているメールボックス、メールボックスのサイズ、メールボックスに含まれるアイテムの数が、右側のウィンドウに表示されます。

: テストが終了したら、警告メッセージを生成するスケジュールをリセットします。

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トラブルシューティング

格納域の制限を構成する場合は、メールボックスの制限が MB ではなく KB で測定されることに注意してください。これを区別しないと、メールボックスの制限として 100,000 KB ではなく 100 KB と入力するおそれがあります。

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関連情報
Exchange 2000 で格納域の制限を構成する方法の詳細については、Exchange 2000 Server リソース キットおよび Exchange 2000 Server のヘルプを参照してください。

パブリック フォルダのサイズを制御する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
319439 [HOWTO] Exchange 2000 のパブリック フォルダで格納域の制限を構成する方法
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プロパティ

文書番号:319583 - 最終更新日: 11/29/2005 09:40:14 - リビジョン: 2.2

  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • kbhowtomaster KB319583
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