IIS Lockdown ウィザードのインストール後に "スクリプト実行エラー : Error Executing INVOKE" エラー メッセージが表示される

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現象
完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してドキュメント ライブラリにアクセスしようとすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
スクリプト実行エラー : Error executing INVOKE query.
この問題は、以下の条件に該当する場合に発生することがあります。
  • SharePoint Portal Server のサーバー テンプレートを使用して IIS Lockdown ウィザードを実行した。
  • SharePoint Portal Server のテンプレートで設定とオプションをすべてデフォルトのままにした。
原因
IIS Lockdown ウィザードのインストール時に SharePoint Portal Server のテンプレートにデフォルトの設定を使用すると、管理者 Web サイトが削除されます。これによってサイトの列挙内容が変更され、INVOKE エラーが発生します。

IIS の Web サイトには、デフォルトでは、作成順に番号が付けられます。以下に例を示します。
  • W3SVC/1 : 通常は既定の Web サイト
  • W3SVC/2 : 通常は管理者 Web サイト
  • W3SVC/3 : 通常はユーザーが最初に作成した Web サイト
管理者 Web サイトが削除されると、サイトは連番ではなくなります。以下に例を示します。
  • W3SVC/1 : 既定の Web サイト
  • W3SVC/3 : ユーザーが最初に作成した Web サイト
  • W3SVC/4 : ユーザーが 2 番目に作成した Web サイト
回避策
この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を使用します。

方法 1 : 調整した IIS Lockdown の設定を再度適用する

IIS Lockdown ウィザードを再度実行すると、アクセス許可や (IISAdmin などの) 仮想ディレクトリなど、事前に定義されているインストール用のすべての設定が再度適用されます。この作業が正常に終了した後で、再度 IIS Lockdown ウィザードを実行します。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. 現在の IIS Lockdown の設定を削除します。
    1. IIS Lockdown ウィザードを開始します。
    2. [This Server Was Already Configured] ページで、[次へ] をクリックします。
    3. 続行するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
    4. ウィザードが終了したら、[次へ] をクリックして [完了] をクリックします。
  2. IIS Lockdown の設定を調整して適用します。
    1. IIS Lockdown ウィザードを開始します。
    2. [Welcome to the Internet Information Services Lockdown Wizard] ページで、[次へ] をクリックします。
    3. 使用許諾契約書のページで、[I agree] をクリックし、[次へ] をクリックします。
    4. [Select Server Template] ページで、[SharePoint Team Server] テンプレートをクリックし、[View template settings] チェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
    5. [Internet Services] ページで、引き続き使用するサービスを選択し、[次へ] をクリックします。
    6. [Script Maps] ページで、[Active Server Pages (.asp)] チェック ボックス以外のすべてのチェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。

      : [Active Server Pages (.asp)] チェック ボックスはオンにしないようにします。
    7. [Additional Security] ページで、[IISAdmin] チェック ボックスを除いてすべての設定をデフォルトのままにし、[次へ] をクリックします。

      : [IISAdmin] チェック ボックスはオンにしないようにします。仮想ディレクトリが維持されるように [IISAdmin] チェック ボックスはオフにしておく必要があります。
    8. [URLScan] ページで、[Install URL Scan filter on the server] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。
    9. [Ready to Apply Settings] ページで、構成情報を確認し、[次へ] をクリックします。
    10. ウィザードが終了したら、[次へ] をクリックして [完了] をクリックします。
これで、FQDN を使用して SharePoint Portal Server のドキュメント ライブラリを参照できます。また、IIS Lockdown ウィザードによって最高レベルのセキュリティが維持されます。

方法 2 : Web サイト (W3SVC/2) を新規作成する

インターネット サービス マネージャで、別の Web サイトを作成します。この新しい Web サイトには、前に使用されていた管理者 Web サイト (W3SVC/2 など) の Web サイト番号が割り当てられます。

別の Web サイトを開設しないようにする場合は、ダミーの "PLACEHOLDER" Web サイトを作成することで IIS 内の Web サイトの番号を連番にすることができます。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. InetPub フォルダ内に、PLACEHOLDER という名前のディレクトリを作成します。
  2. インターネット サービス マネージャを起動します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントします。
    2. [インターネット サービス マネージャ] をクリックします。
  3. コンピュータ名を右クリックし、[新規作成] をポイントし、[Web サイト] をクリックします。
  4. Web サイトの作成ウィザードが表示されたら、[次へ] をクリックします。
  5. サイトの説明として Placeholder と入力し、[次へ] をクリックします。
  6. IP アドレスとして 127.0.0.1 を入力し、ホスト ヘッダーには PLACEHOLDER と入力して、[次へ] をクリックします。
  7. 前の手順で作成した PLACEHOLDER フォルダのパスを入力するか、[参照] をクリックして場所を指定し、[次へ] をクリックします。
  8. Web サイトのアクセス許可はすべてオフにし、[次へ] をクリックします。
  9. [完了] をクリックしてウィザードを終了します。
  10. インターネット サービス マネージャで、新しく作成された "PLACEHOLDER" Web サイトを右クリックし、[停止] をクリックします。
これで新しい Web サイトが作成されましたが、このサイトは Web クライアントからは参照できません。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
エクストラネット構成ツール (spsextranet) は、マイクロソフトで提供されているリソース キットのユーティリティです。エクストラネット構成ツールを使用すると、SharePoint Portal Server の管理者は、FQDN を使用して SharePoint Portal ワークスペースにアクセスできます。管理者は、特定の認証を構成して、SharePoint Portal Server のワークスペースをエクストラネット Web サイト上に公開することもできます。このツールは Spsconfig.wsf という名前のスクリプトの形式で提供されています。このユーティリティや SharePoint Portal Server リソース キットの他のツールの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。インターネットに接続できるように構成された環境では、SharePoint Portal Server などの Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) プログラムをセキュリティ保護するため、IIS Lockdown ウィザードを使用することを強く推奨します。Lockdown ウィザードの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
SPSshare point
プロパティ

文書番号:319633 - 最終更新日: 02/11/2014 14:01:14 - リビジョン: 2.4

  • Microsoft SharePoint Portal Server 2001
  • kbnosurvey kbarchive kbbug KB319633
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