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Sysvol の保守に関する最良の方法

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

概要
システム ボリューム (Sysvol) は、ドメイン全体での共通アクセスと複製のために共有が必要な、ドメインのパブリック ファイルのサーバー コピーを保存する共有ディレクトリです。ドメイン コントローラの Sysvol フォルダには次の項目が含まれます。
  • Net Logon 共有。これらは、一般的にネットワーク クライアント コンピュータ用のログオン スクリプトとポリシー オブジェクトをホストします。
  • 管理者が Active Directory ユーザーとコンピュータを使用するドメインのユーザー ログオン スクリプト。
  • Windows グループ ポリシー。
  • ドメイン コントローラ間で同期を取り、利用可能な状態にしておく必要のある、ファイル複製サービス (FRS) のステージング フォルダとファイル。
  • ファイル システムの接続点。
ファイル システムの接続点は NTFS ファイル システム 3.0 の機能であり、Sysvol 構造内で広範囲に使用されます。Sysvol 構造を変更する場合に発生する可能性のあるデータの損失または破損を回避するには、接続点の存在とその動作を理解しておく必要があります。
詳細
Sysvol では単一インスタンス ストアの管理に接続点が使用されます。接続点は再解析ポイント (ディレクトリ ジャンクションまたはボリューム マウント ポイント) とも呼ばれます。接続点は、ハード ディスクまたは他の記憶装置に配置されたデータを指すハード ディスク上の物理的な場所であり、マウントされたドライブの作成時に作成されます。次の図は、Windows 2000 ベースのドメイン コントローラでの一般的な Sysvol 構造の例です。
\Sysvol  | |____<Domain> |   |____Policies |   |____Scripts | |____Enterprise |   |____Policies |   |____Scripts | |____Staging |   |____Domain |   |____Enterprise | |____Staging Areas |   |____Enterprise                           junction> = Sysvol\Staging\Enterprise |   |____<Windows2000_domain.microsoft.com>   junction> = Sysvol\Staging\Domain |     |____Sysvol |   |____Enterprise                          junction> = Sysvol\Enterprise |   |____<Windows2000_domain.microsoft.com>  junction> = Sysvol\Domain |
単一インスタンス ストアでは、物理ファイルはファイル システムに 1 つだけ存在します。ただし、Sysvol では、物理ファイルは次の場所に存在します。
  • Sysvol\Domain および Sysvol\Staging\Domain

    または
  • Sysvol\Enterprise および Sysvol\Staging\Enterprise
追加のフォルダ構造は、ファイルの入出力を元の場所にリダイレクトする再解析ポイントです。次の表に、接続点を含む Sysvol 内のフォルダと、これらの接続点の解決先の場所を示します。
Sysvol フォルダ接続点の場所
Staging Areas\EnterpriseStaging\Enterprise
Staging Areas\DNS_domain_nameStaging\Domain
Sysvol\EnterpriseEnterprise
Sysvol\Windows2000_domain.microsoft.comDomain
この構成では、データ セットの単一インスタンスの存在を確認することによりデータの整合性が維持されます。また、この構成では、データ セットに対して複数のアクセス ポイントが許可されます。たとえば、この資料の前の例に記載されている Sysvol\Domain または Sysvol\Sysvol\Windows2000_domain.microsoft.com では、冗長性は提供されますが、二重ファイルの効果はありません。

接続点は、目的のファイル システムの場所の名前空間 (特定の名前が解決可能な限られた領域) を NTFS ボリュームに接合します。内在する再解析ポイントにより、NTFS は操作を目的のオブジェクトに透過的に再マッピングすることができます。このため、Sysvol 構造内のデータを変更すると、それらの物理ファイルが直接変更されます。また、接続点を含む Sysvol 構造内のこれらのフォルダに対して切り取りと貼り付けの操作、またはコピーと貼り付けの操作を実行した場合、それらの操作は接続点情報内で処理されます。

マイクロソフトは、Sysvol 構造上で、コピーと貼り付けの操作または切り取りと貼り付けの操作、特に同一サーバー上での貼り付け操作を実行しないことを推奨します。Sysvol 構造上で切り取りと貼り付けの操作またはコピーと貼り付けの操作を実行した場合、接続点情報のコピーが作成されます。つまり、実際のデータのコピーではなく、接続点情報のコピーのみが作成されます。フォルダ内に表示されているファイルのいずれかを変更する場合は、起点のファイルが直接変更されます。

マイクロソフトは Sysvol 構造を変更しないことを推奨します。この推奨は Sysvol 構造のバックアップと復元の操作にも適用されます。NTBackup.exe を使用して Sysvol をバックアップした場合、バックアップ ファイルには、デフォルトでフォルダの接続点情報のバックアップも含まれます。このバックアップ ファイルから同一サーバーの別の場所に Sysvol 構造を復元する場合、接続点情報は復元しないようにしてください。そのためには、詳細な復元オプションを使用します。

接続点の動作と、それがエンタープライズの Active Directory に与える影響を理解していない場合、Sysvol 上のどのようなファイルも直接変更しないことを推奨します。

: Windows Server 2003 で %systemroot%\SYSVOL をコピーする場合、接続点はコピーされません。ただし、Windows 2000 で %systemroot%\SYSVOL をコピーすると、接続点がコピーされます。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 324175 (最終更新日 2004-02-04) を基に作成したものです。
プロパティ

文書番号:324175 - 最終更新日: 12/03/2007 07:31:00 - リビジョン: 5.3

Microsoft Windows 2000 Server, Microsoft Windows 2000 Advanced Server, Microsoft Windows 2000 Professional, Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition, Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition

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