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Csvde を使用して連絡先およびユーザー オブジェクトを Active Directory にインポートする方法

概要
この資料では、Csvde.exe ユーティリティを使用して Active Directory に連絡先およびユーザー アカウントを作成する方法について手順を追って説明します。この方法は、管理者がカスタム受信者を Microsoft Exchange Server 5.5 からエクスポートして Active Directory に Microsoft Windows 連絡先としてインポートする場合など、いくつかの状況で必要になることがあります。

Csvde.exe は Microsoft Windows 2000 のコマンド ライン ユーティリティで、Windows 2000 をインストールすると SystemRoot\System32 フォルダに配置されます。Csvde.exe は Ldifde.exe と似ていますが、情報はコンマ区切り (CSV) 形式で抽出されます。Csvde を使用して、コンマ区切り形式を使用している Active Directory データをインポートおよびエクスポートできます。Microsoft Excel などの表計算プログラムを使用してこの .csv ファイルを開いて、ヘッダーや値の情報を参照することができます。.csv ファイルを簡単に構築できる Concatenate などの関数については、Microsoft Excel ヘルプを参照してください。

: Csvde は Ldifde に似ていますが、Csvde では Active Directory データのインポートおよびエクスポートにコンマ区切り形式 (.csv) 以外の形式を使用できないという大きな制限があります。マイクロソフトでは、修正や削除の操作には Ldifde ユーティリティを使用することをお勧めします。また、インポートするアイテムの識別名 (DN) は .csv ファイルの 1 列目に配置する必要があります。これを行わない場合、インポートは正常に実行されません。

インポート元の .csv ファイルは、Exchange Server ディレクトリからエクスポートしたものを使用できます。ただし、Exchange Server ディレクトリと Active Directory では属性のマッピングが異なるため、.csv ファイルにいくつか変更を加える必要があります。たとえば、Exchange Server からのディレクトリ エクスポートには "obj-class" という名前の列がありますが、この名前を "objectClass" に変更する必要があります。また、"Display Name" も "displayName" に変更する必要があります。

属性のマッピングの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
281563 移行ウィザードで Exchange Server 5.5 から Exchange 2000 へ移行する場合の属性のマッピング
このツールをコマンド プロンプトから実行するには、次の構文を使用します。
csvde -i -f c:\filename.csv
最低限必要な属性は、作成するオブジェクトの種類ごとに、この資料に記載されています。また、.csv ファイル ヘッダーのサンプルも提示します。ある組織で最低限必要な属性となっているものでも、別の組織では使用要件を満たさない場合があります。既存のユーザーの属性を表示する場合や、現在の状況に適した属性を確認する場合は、ADSI Edit または Ldp.exe を使用します。

警告 : ADSI Edit スナップイン、LDP ユーティリティ、またはその他の LDAP 3 クライアントを使用して、Active Directory オブジェクトの属性に不適切な変更を加えると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、Microsoft Windows 2000 Server、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003 のいずれか、または Windows と Exchange の両方の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、Active Directory オブジェクトの属性の誤った変更により発生した問題に関して、一切責任を負わないものとします。これらの属性の変更は、自己の責任において行ってください。

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電子メール アドレスなしの Windows 2000 連絡先


ここでは、電子メール アドレスのない Windows 2000 連絡先に最低限必要な属性について説明します。用途に応じて、さらに多くの属性が必要になる場合もあります。たとえば、telephoneNumber 属性は、.csv ファイルに簡単に追加できます。
  • objectClass : 作成するオブジェクトの種類を指定します。
  • DN (識別名) : 新規ユーザー オブジェクトの識別名を指定します。
  • displayName : グローバル アドレス一覧およびオブジェクトが所属するその他のアドレス一覧に表示される、オブジェクトの表示名が格納されます。
これらの必要な属性は、次の例に示すように、.csv ファイルの列ヘッダーである必要があります。

objectClassDNdisplayName
contactdistinguished name of user objectDisplay Name


この表の distinguished name of user object には、作成されるオブジェクトの表示名と、このオブジェクトの作成先となる組織単位 (OU) の識別名が含まれます。

たとえば、ある組織単位に MailDisabledContact という連絡先を作成する場合は、値は次のようになります。

cn=MailDisabledContact,OU=OU name,DC=Domainname,DC=com

これは、この資料で説明する他のインポートでも同様です。

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メールボックスも電子メール アドレスもない Windows 2000 ユーザー

ここでは、メールボックスも電子メール アドレスもない Windows 2000 ユーザーに最低限必要な属性を説明します。
  • objectClass : 作成するオブジェクトの種類を指定します。
  • DN (識別名) : 新規ユーザー オブジェクトの識別名を指定します。
  • displayName : グローバル アドレス一覧およびオブジェクトが所属するその他のアドレス一覧に表示される、オブジェクトの表示名が格納されます。
  • sAMAccountName : この属性は、ユーザー インターフェイスの [Windows 2000 以前のログオン名] と対応し、通常は [ユーザー ログオン名] と同じです。
  • userAccountControl : この属性の値は 512 に設定します。
これらの必要な属性は、次の例に示すように、.csv ファイルの列ヘッダーである必要があります。

objectClassDNdisplayNamesAMAccountNameuserAccountControl
ユーザーdistinguished name of user objectNoMail UserNoMail User66048


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トラブルシューティング

通常、Csvde ユーティリティでは、.csv ファイルで受け入れられないものが明確に示されます。たとえば、Active Directory 内に既に属性が存在する場合、Csvde を使用してその属性を重複して作成することはできません。これを行うと、次のメッセージが表示されます。
C:\WINNT\system32>csvde -i -f mailenabledcontactimport.csv
"(null)" に接続しています
SSPI を使って現在のユーザーとしてログオンしています
ファイル "mailenabledcontactimport.csv" からディレクトリをインポートしています
エントリを読み込んでいます
エラー (行 2: 既に存在します)
サーバー側のエラー "既に使用されている名前でオブジェクトをディレクトリに追加しようとしました。"
0 個のエントリを正しく修正しました。
プログラムでエラーが発生しました
必要な属性が .csv ファイルにない場合、次のメッセージが表示されます。
C:\csvde>csvde -i -f mailenableduserimport1.csv
"(null)" に接続しています
SSPI を使って現在のユーザーとしてログオンしています
ファイル "mailenableduserimport1.csv" からディレクトリをインポートしています
エントリを読み込んでいます
エラー (行 2: 制約違反です)
サーバー側のエラー "必要な属性が不足しています。"
0 個のエントリを正しく修正しました。
プログラムでエラーが発生しました
Csvde では、アプリケーション イベント ログにイベントが出力されません。Csvde の問題をトラブルシューティングするには、コマンド ライン出力を確認し、LDP または ADSI Edit を使用して、ファイルと既存のユーザー オブジェクトの属性を比較する必要があります。処理が事前に実験環境で詳細にテストされたものでない限り、Active Directory でオブジェクトを変更しないでください。

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関連情報
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
275636 Active Directory に Exchange のメールおよびメールボックスが有効なオブジェクトを作成する
233209 [XADM] Windows 2000 の連絡先とユーザー
304935 [HOWTO] Exchange 2000 メールボックスの権利をメールボックス作成時に設定する方法
281563 移行ウィザードで Exchange Server 5.5 から Exchange 2000 へ移行する場合の属性のマッピング
324353 [XADM] 別のサーバー上のパブリック フォルダや代理メールボックスにアクセスできない
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関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 327620 (最終更新日 2004-05-21) を基に作成したものです。
ldifde
プロパティ

文書番号:327620 - 最終更新日: 06/23/2004 07:11:39 - リビジョン: 8.0

  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • kbhowtomaster KB327620
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