ノードを追加すると、クラスタをセットアップできないことがある

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています

Windows Server 2003 のサポートは 2015 年 7 月 14 日で終了しています。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響します。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
クラスタにノードを追加すると、分析の処理中にセットアップ ウィザードが停止することがあります。この現象が発生すると、次のようなエラー メッセージが生成されます。
日付 : 2002/10/23
時刻 : 09:51:50
コンピュータ : NODENAME
タスク ID (主) : {B8C4066E-0246-4358-9DE5-25603EDD0CA0}
タスク ID (副) : {3BB53C9E-E14A-4196-9066-5400FB8860C9}
進行状況 : 0,1,1 (最小、最大、現在)
説明 :
すべてのノードに、クォーラム リソースへのアクセスがあることを確認しています...
ステータス : 0x800713de
クラスタ サービスでクォーラム ディスクを検索できませんでした。
追加情報 :
詳細な情報は、
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=4441 の [ヘルプとサポート サービス] を参照してください。
この現象は、既存のクラスタにノードを追加している場合にのみ発生します。
原因
この現象は、新しいクラスタ セットアップ ウィザードと SAN (Storage Area Network) 構成という 2 つのテクノロジ間の相互作用によるものです。新しいクラスタ セットアップ ウィザードには、すべてのクラスタ ノードから同一のディスクにアクセス可能かどうかを検証するヒューリスティックが含まれています。ウィザードでは、すべてのクラスタ ノードが、ディスクを同一のターゲット ID (TID) および論理ユニット番号 (LUN) で認識しているかどうかを確認することで、この検証を行います。通常、正しく構成されたクラスタの共有ディスク アレイでは、ディスクが同一の TID および LUN で認識されます。しかし、複雑な SAN 構成では、この状態にならないことがあります。

複雑な SAN 環境では、有効なクラスタ構成であっても、同じディスクのセットがノードごとに異なる LUN および TID で検出される可能性があります。このような場合、ディスク検出のヒューリスティックによって、そのディスク構成がセットアップに対して無効であると誤って判断されることがあります。
回避策
この問題を回避するには、クラスタに追加するノードを確認するメッセージが表示されたら、[詳細設定] をクリックして [詳細 (最小限) 構成] をクリックします。この [詳細 (最小限) 構成] オプションを有効にすると、分析処理で、この資料の前半で説明した検出が行われず、クラスタのインストールを継続できるようになります。ただし、ディスク構成に問題がある場合、ディスクをオンラインにする際やディスクのフェールオーバーの際などに、クラスタで問題が発生する可能性があります。
詳細
複雑なストレージ ソリューションの例として、ノードとストレージの間に複数のスイッチが存在する SAN が挙げられます。クラスタ ノードでは、それぞれのディスクに対して同じパスを使用する必要はないため、各ノードがディスクを異なる ID で列挙する可能性があります。たとえば、ノード A ではディスク 1 を LUN 1 TID 1 として列挙しているとします。ノード B は SAN の別のスイッチおよびコントローラに接続され、同じディスクを列挙することがあり、同じディスクをたとえば LUN 2 TID 3 として列挙する可能性があります。

クラスタ サービス セットアップ ログ (Clcfgsrv.log) には、ノードがディスクをどのように列挙しているかに関する情報が含まれています。Clcfgsrv.log ファイルに含まれる情報の例を以下に示します。
2002-09-17 11:45:55.237 [INFO] Node1: Found SCSI disk '\\.\DRIVENAME' on Bus '0' and Port '5'; at TID '0' and LUN '0'
クラスタの他のノードでは、同一の物理ドライブを異なる ID で列挙しています。
2002-09-17 11:45:57.174 [INFO] Node2: Found SCSI disk '\\.\DRIVENAME' on Bus '0' and Port '4'; at TID '0' and LUN '0'
Clcfgsrv.log ファイルのパスは %systemroot%\System32\Logfiles\Cluster\Clcfgsrv.log です。Clcfgsrv.log ファイルを使用すると、ノードがディスクをどのように列挙しているかを確認し、比較することができます。また、デバイス マネージャを使用してこれを確認することもできます。ディスクの TID と LUN をデバイス マネージャで確認するには、以下の手順を実行します。
  1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [ハードウェア] タブの [デバイス マネージャ] をクリックします。
  3. デバイス マネージャの [ディスク ドライブ] エントリを展開します。
  4. ディスクを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[全般] タブの [場所] に、そのディスクの LUN および TID が表示されています。
上記の手順により、各クラスタ ノードがディスクを異なる TID と LUN で列挙しているかどうかを確認することができます。このトピックの詳細については、ヘルプとサポート センターの「記憶域の構成オプション」を参照してください。
MSCS
プロパティ

文書番号:331801 - 最終更新日: 04/28/2008 07:45:45 - リビジョン: 8.1

Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86), Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition, Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition

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