[XADM] イベント ID 9202 が出力され、Exchange 2000 メールボックス管理処理が正常に開始されない

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現象
Exchange 2000 でメールボックス管理処理を開始すると、アプリケーション イベント ログに次のイベントが出力されます。
種類 : エラー
ソース : MSExchangeSA
分類 : Mailbox Management
イベント ID : 9202
説明 :
既定のメッセージ ストアを開けませんでした。
原因
この問題は、以下の両方の条件に該当する場合に発生します。
  • ARCServe 2000 Backup Agent などの MAPI プログラムが Exchange 2000 サーバー上で実行されています。

    かつ
  • MAPI プログラムでは、実行時にユーザー アカウントが偽装され、偽装されるそのユーザー アカウントとプログラムの起動に使用されるユーザー アカウントとは異なります。たとえば、処理は、ローカル システム アカウントのコンテキストで実行され、初期化は管理者アカウントのコンテキストで行われます。
上記の状況では、Mapi32.dll コンポーネントに関する問題が生じます。これは、MAPIInitialize 関数を呼び出した後にユーザー アカウントの Exchange プロファイルがレジストリから誤って削除されるというものです。Exchange プロファイルを格納するレジストリ キーが同じであっても、プロファイルが使用中かどうかを判断する共有メモリ セクションは異なります。しかし、6.0.6448.0 より前のバージョンの Mapi32.dll では、同じ共有メモリが使用されます。その結果、次のレジストリ キーから Exchange プロファイルが削除され、メールボックス管理処理が正常に開始されません。
HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows Messaging Subsystem
解決方法

累積的なロールアップ修正プログラムの情報

この問題を解決するには、2003 年 9 月公開の Exchange 2000 Server Service Pack 3 (SP3) 以降のロールアップ修正プログラムを入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
824282 September 2003 Exchange 2000 Server Post-Service Pack 3 Rollup
824282 2003 年 9 月公開の Exchange 2000 Server Service Pack 3 以降のロールアップについて

修正プログラムについて

マイクロソフトでは、現在この問題を修正する修正プログラムを提供中ですが、修正プログラムはこの資料に記載された問題のみを修正することを目的としており、障害があったコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この修正プログラムは、今後さらにテストを行う場合があります。この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次の Microsoft Exchange 2000 Server Service Pack がリリースされるまで待つことを推奨します。

この問題を解決するには、Microsoft Product Support Services にお問い合わせのうえ、修正プログラムを入手してください。Microsoft Product Support Services の電話番号一覧およびサポート料金については、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。 : Microsoft Support 担当者が、特定のアップデートを適用することにより問題が解決されると判断した場合、まれに通常サポート依頼にかかる料金が免除されることがあります。ただし、特定のアップデートの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。

コンポーネント : MAPI

: この修正プログラムをサーバーに適用する前に、Mapi32.dll コンポーネントを読み込むサードパーティのサービスをすべて停止する必要があります。Mapi32.dll を読み込むサービスを特定するには、次の手順を実行して、Tlist.exe (Task List Viewer) コマンド ライン ツールを使用します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに cmd と入力し、[OK] をクリックします。
  3. コマンド プロンプトで以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    tlist -m mapi32.dll
    Mapi32.dll を読み込むサービスが Cmd.exe ウィンドウに一覧表示されます。
修正プログラムを適用したら、停止したサードパーティのサービスを再開します。

修正プログラム (英語版) のファイル属性は次表のとおりです。ただし、これより新しい修正プログラムがリリースされている可能性もあります。各ファイルの日付および時刻は、世界協定時刻 (UTC) で示されています。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
   日付           時刻     バージョン    サイズ       ファイル名   -----------------------------------------------------   31-Mar-2003  23:34  6.0.6448.0  745,472    Mapi32.dll
: ファイルの依存関係のため、この修正プログラムには Microsoft Exchange 2000 Server Service Pack 3 (SP3) が必要です。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301378 How to Obtain the Latest Exchange 2000 Server Service Pack
301378 [XGEN] 最新の Exchange 2000 Server Service Pack の入手方法
回避策
この問題を回避するには、以下の手順のうちいずれかを実行します。
  • 次の手順を実行して、Microsoft Exchange System Attendant サービスを再開します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[サービス] をクリックします。
    2. 右側のウィンドウで、[Microsoft Exchange System Attendant] を右クリックし、[再起動] をクリックします。
    3. [別のサービスの再起動] ダイアログ ボックスにあるサービスを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。


    または
  • サーバーを再起動します。
上記の操作により、レジストリに MAPI プロファイルが再作成されます。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
Tlist.exe (Task List Viewer) ツールは、Microsoft Windows 2000 サポート ツールに含まれています。Windows 2000 Support Tools のインストール方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301423 HOW TO: Install the Windows 2000 Support Tools to a Windows 2000 Server-Based Computer
301423 Windows 2000 サポート ツールを Windows 2000 Server ベースのコンピュータにインストールする方法
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 817375 (最終更新日 2003-09-15) を基に作成したものです。
MAPIInitialize() kbExchange2000preSP4septbarFix
プロパティ

文書番号:817375 - 最終更新日: 02/09/2014 00:27:42 - リビジョン: 2.0

  • Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition
  • Microsoft Exchange 2000 Enterprise Server
  • kbnosurvey kbarchive kbhotfixserver kbqfe kbfix kbexchange2000presp4fix kbbug KB817375
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