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Exchange 2003 のセグメンテーション機能を使用して、Outlook Web Access の外観と機能を変更する方法

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
概要
Microsoft Outlook Web Access で使用できる機能を変更するには、Microsoft Exchange Server 2003 セグメンテーション機能を使用できます。セグメンテーションをサーバー単位で実行すると、そのサーバーでホストされるすべてのユーザーの Outlook Web Access の機能を変更することができます。また、セグメンテーションをユーザー単位で実行すると、特定のユーザーの Outlook Web Access の機能を変更できます。サーバー単位のセグメンテーションを実行するには、Exchange コンピュータ上で Windows レジストリを編集する必要があります。ユーザー単位のセグメンテーションを実行するには、Active Directory 属性を編集する必要があります。この資料では、Outlook Web Access の特定の機能を有効にするための属性値の一覧、および参考のためのいくつかのサンプル値を掲載します。また、Microsoft Exchange 2000 Server から Exchange Server 2003 にアップグレードした場合に発生する、Outlook Web Access の機能に関する問題をトラブルシューティングする方法についても説明します。
はじめに
この資料では、セグメンテーションを使用して、Microsoft Outlook Web Access (OWA) をカスタマイズする方法について説明します。Microsoft Exchange Server 2003 のセグメンテーション機能を使用すると、Microsoft Outlook Web Access の外観と機能を変更できます。

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サーバー単位のセグメンテーション

Outlook Web Access のサーバー単位のセグメンテーションでは、Microsoft Exchange Server 2003 が稼動している特定のサーバーでホストされているすべての Outlook Web Access ユーザーについて、使用できる機能を決定します。サーバー単位のセグメンテーションを有効にするには、以下のレジストリ キーで DefaultMailboxFolderSet というレジストリ値を作成し、構成する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSExchangeWeb\OWA
Outlook Web Access の機能を有効にするには、Exchange サーバー上で、DefaultMailboxFolderSet というレジストリ エントリの値を変更します。このレジストリ エントリは、フロントエンド/バックエンド構成を使用している場合は、バックエンドの Exchange サーバーで設定する必要があります。DefaultMailboxFolderSet レジストリ エントリの値を変更するには、次の手順を実行します。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSExchangeWeb\OWA
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. [新しい値 #1] ボックスに DefaultMailboxFolderSet と入力し、Enter キーを押します。
  5. [DefaultMailboxFolderSet] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [10 進] をクリックし、Outlook Web Access 機能、または有効にしたい機能に対応する 10 進数の値を入力します。

    Outlook Web Access の機能をすべて有効にするには、4294967295 と入力します。4294967295 という数値は、16 進数の FFFFFFFF という値と同じです。使用できる値の一覧については、この資料の「セグメンテーションの属性」を参照してください。
  7. [OK] をクリックし、レジストリ エディタを終了します。
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ユーザー単位のセグメンテーション

Outlook Web Access のユーザー単位のセグメンテーションでは、特定の Outlook Web Access ユーザーが使用できる機能を決定します。ユーザー単位のセグメンテーションの設定は、Exchange 2003 サーバーで構成されたサーバー単位の値より優先されます。ユーザー単位のセグメンテーションを有効にするには、Active Directory ディレクトリ サービスで、そのユーザーの msExchMailboxFolderSet 属性を設定する必要があります。

Microsoft Windows 2000 Server の場合

Windows 2000 ベースのドメイン コントローラでユーザー単位のセグメンテーションを有効にするには、以下の手順を実行します。

警告 : ADSI Edit スナップイン、LDP ユーティリティ、またはその他の LDAP 3 クライアントを使用して、Active Directory オブジェクトの属性に不適切な変更を加えると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、Microsoft Windows 2000 Server、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003 のいずれか、または Windows と Exchange の両方の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、Active Directory オブジェクトの属性の誤った変更により発生した問題に関して、一切責任を負わないものとします。これらの属性の変更は、自己の責任において行ってください。
  1. ADSI Edit ツールを起動します。

    起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに adsiedit.msc と入力し、[OK] をクリックします。

    : ADSI Edit は Microsoft Windows サポート ツールに含まれています。Microsoft Windows サポート ツールをインストールするには、Windows 2000 CD-ROM の Support\Tools フォルダにある [Setup.exe] をダブルクリックします。
  2. ドメイン コントローラに接続していない場合は、接続します。
  3. ドメイン コンテナで、[DC=example,DC=com] を展開し、構成するユーザー アカウントが格納されているコンテナを展開します。

    たとえば、[CN=Users] を展開します。
  4. 構成するユーザーに対応するコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. [Select which properties to view] ボックスの一覧の [Both] をクリックします。
  6. [Select a property to view] ボックスの一覧の [msExchMailboxFolderSet] をクリックします。
  7. [Edit Attribute] ボックスに、そのユーザーに対して有効にする Outlook Web Access 機能に対応する 10 進数の値を入力します。

    Outlook Web Access のすべての機能を有効にするには、4294967295 と入力します。使用できる属性値の一覧については、この資料の「セグメンテーションの属性」を参照してください。
  8. [Set] をクリックして [OK] をクリックし、ADSI Edit を終了します。

Microsoft Windows Server 2003 の場合

Windows Server 2003 ベースのドメイン コントローラでユーザー単位のセグメンテーションを有効にするには、以下の手順を実行します。

警告 : ADSI Edit スナップイン、LDP ユーティリティ、またはその他の LDAP 3 クライアントを使用して、Active Directory オブジェクトの属性に不適切な変更を加えると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、Microsoft Windows 2000 Server、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003 のいずれか、または Windows と Exchange の両方の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、Active Directory オブジェクトの属性の誤った変更により発生した問題に関して、一切責任を負わないものとします。これらの属性の変更は、自己の責任において行ってください。
  1. ADSI Edit ツールを起動します。

    起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに adsiedit.msc と入力し、[OK] をクリックします。

    : ADSI Edit は Microsoft Windows サポート ツールに含まれています。Microsoft Windows サポート ツールをインストールするには、Windows Server 2003 CD-ROM の Support\Tools フォルダにある [Suptools.msi] をダブルクリックします。
  2. ドメイン コントローラに接続していない場合は、接続します。
  3. ドメイン コンテナで、[DC=example,DC=com] を展開し、構成するユーザー アカウントが格納されているコンテナを展開します。

    たとえば、[CN=Users] を展開します。
  4. 構成するユーザーに対応するコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. [Attributes] ボックスの一覧の [msExchMailboxFolderSet] をクリックし、[Edit] をクリックします。
  6. [Value] ボックスに、そのユーザーに対して有効にする Outlook Web Access 機能に対応する 10 進数の値を入力します。

    Outlook Web Access のすべての機能を有効にするには、4294967295 と入力します。使用できる属性値の一覧については、この資料の「セグメンテーションの属性」を参照してください。
  7. [OK] を 2 回クリックし、ADSI Edit を終了します。
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セグメンテーションの属性

以下の表は、Outlook Web Access の各機能を有効にするのに使用する必要のある値の一覧です。複数の機能を有効にするには、値を合計します。その合計値を、ユーザー単位のセグメンテーションの場合には msExchMailboxFolderSet 属性に、サーバー単位のセグメンテーションの場合には DefaultMailboxFolderSet レジストリ エントリに入力する必要があります。
Outlook Web Access の機能10 進数値16 進数値
メッセージング11
予定表22
連絡先44
仕事88
履歴1610
メモ3220
パブリック フォルダ6440
アラーム12880
新着メールの通知256100
リッチ クライアント512200
スペル チェック1024400
S/MIME2048800
検索フォルダ40961000
署名81922000
ルール163844000
テーマ327688000
迷惑メール6553610000
すべての機能4294967295FFFFFFFF
以下の表は、Outlook Web Access の特定の機能を有効にするための値として使用できる、いくつかのサンプル エントリです。作成できる機能の組み合わせは、この表に記載されている 9 つの設定のみではありません。この表の例 1 と例 2 では、Outlook Web Access の同じ機能が有効になります。

サーバー単位のセグメンテーション、またはユーザー単位のセグメンテーションのサンプル値

Outlook Web Access の機能機能を有効にする 10 進数の値例 1例 2例 3例 4例 5例 6例 7例 8例 9機能を有効にする 16 進数の値
メッセージング1オンオンオンオンオンオンオンオン1
予定表2オンオンオンオンオンオンオン2
連絡先4オンオンオンオンオンオンオン4
仕事8オンオンオンオンオンオンオン8
履歴16オンオンオンオンオンオンオン10
メモ32オンオンオンオンオンオンオン20
パブリック フォルダ64オンオンオンオンオンオンオン40
アラーム128オンオンオンオンオンオンオン80
新着メールの通知256オンオンオンオンオンオンオンオン100
リッチ クライアント512オンオンオンオンオンオンオン200
スペル チェック1024オンオンオンオンオン400
S/MIME2048オンオンオンオンオン800
検索フォルダ4096オンオンオンオンオン1000
署名8192オンオンオンオンオン2000
ルール16384オンオンオンオンオン4000
テーマ32768オンオンオンオン8000
迷惑メール65536オンオンオンオン10000
すべての機能4294967295オンFFFFFFFF
合計13107142949672951023130937660471310079676553532767


注意事項
  • [合計] 行の値は、特定の Outlook Web Access 機能の組み合わせを有効にするために、レジストリ エントリ DefaultMailboxFolderSet、またはユーザー属性 msExchMailboxFolderSet に入力する必要のある値です。
  • メッセージング機能は、明示的に有効にしなくても必ず有効になります。
  • アラーム機能や新着メールの通知機能など、Outlook Web Access の機能の中には他の機能に依存するものがあります。また、一部の機能では、Outlook Web Access のリッチ クライアントのユーザー インターフェイスを有効にする必要があります。
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トラブルシューティング

Microsoft Exchange 2000 Server を Exchange Server 2003 にアップグレードした後、Outlook Web Access 機能の一部が使用できなくなる場合があります。この問題は、ユーザー単位のセグメンテーションを構成してから、Exchange Server 2003 にアップグレードした場合に発生します。Exchange 2000 Server では、Outlook Web Access のすべての機能を有効にする値は、10 進数では 1023 で、16 進数では 0x3FF です。Exchange Server 2003 では、すべての Outlook Web Access 機能を有効にする値は、10 進数では 4294967295 で、16 進数では FFFFFFFF です。このため、Active Directory の msExchMailboxFolderSet に 10 進数の値 1023 を設定し、Exchange Server 2003 をインストールした場合は、その値を修正する必要があります。

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関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 833340 (最終更新日 2004-06-28) を基に作成したものです。
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プロパティ

文書番号:833340 - 最終更新日: 11/26/2007 01:40:00 - リビジョン: 2.1

  • Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition
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