移動プロファイルの使用時に、Office 2003 のクリップ オーガナイザのファイル パスを変更する方法

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
概要
Microsoft Office 2003 のクリップ オーガナイザでは、カタログ ファイルの作成およびダウンロードしたクリップ アート ファイルの抽出が Clip Organizer フォルダで行われます。移動プロファイルを使用している場合、カタログ ファイルの作成先およびダウンロードしたクリップ アート ファイルの抽出先を別の場所に変更することができます。これを行うには、Microsoft Office 2003 Service Pack 1 (SP1) をインストールし、新しいレジストリ値を 2 つ作成します。
はじめに
この資料では、移動プロファイルを使用している場合に、Microsoft Office 2003 のクリップ オーガナイザによるカタログ ファイルの作成先およびダウンロードしたクリップ アート ファイルの抽出先を変更する方法について説明します。
詳細
警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

クリップ オーガナイザでは、デフォルトで次のフォルダにファイルが保存されます。
ファイルの種類フォルダ
カタログ ファイル (*.mgc)C:\Documents and Settings\user name\Application Data\Microsoft\Clip Organizer
ダウンロードしたクリップアートC:\Documents and Settings\user name\My Documents\My Pictures\Microsoft Clip Organizer
移動プロファイルを使用している場合に、カタログ ファイルの作成先およびダウンロードしたクリップ アート ファイルの抽出先を別の場所に変更するには、Office 2003 SP1 をインストールした後、新しいレジストリ値を 2 つ作成する必要があります。

この問題は、修正プログラムで最初に修正されましたが、修正内容は現在 Service Pack に含まれています。Microsoft Office 2003 の最新の Service Pack をインストールした場合、この修正プログラムをインストールする必要はありません。

Service Pack の情報

この問題は、Microsoft Office 2003 Service Pack 1 で修正済みです。

この問題を解決するには、Microsoft Office 2003 の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
870924 最新の Office 2003 Service Pack を入手する方法


作成する必要のある新しいレジストリ値は以下の 2 つです。

サブキー説明
CatalogLocationカタログ ファイルが作成される場所
ClipExtractLocationダウンロードしたクリップ アート ファイルが抽出される場所
: 現在のユーザーにのみこの設定を適用する場合は、レジストリの HKEY_CURRENT_USER ハイブにこれらのレジストリ値を作成します。コンピュータ上のすべてのユーザーに適用する場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE ハイブに作成します。また、ユーザーに関して設定したポリシーにこれらの設定を含めることもできます。

Office 2003 SP1 のインストール後、以下の両方の方法を使用します。
  • 現在のユーザーに関してクリップ オーガナイザのカタログ ファイル (.mgc ファイル) のパスを変更するには、次の手順を実行します。
    1. クリップ オーガナイザを含めて、実行中のプログラムをすべて終了します。
    2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
    3. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Clip Organizer
    4. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[文字列値] をクリックします。
    5. CatalogLocation と入力し、Enter キーを押します。
    6. [CatalogLocation] を右クリックし、[修正] をクリックします。
    7. [値のデータ] ボックスにクリップ オーガナイザのカタログ ファイルの保存先パスを入力し、[OK] をクリックします。
    8. [ファイル] メニューの [レジストリ エディタの終了] をクリックしてレジストリ エディタを終了します。
  • 現在のユーザーに関して、ダウンロードしたクリップ アート ファイルの抽出先のパスを変更するには、次の手順を実行します。
    1. クリップ オーガナイザを含めて、実行中のプログラムをすべて終了します。
    2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
    3. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Clip Organizer
    4. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[文字列値] をクリックします。
    5. ClipExtractLocation と入力し、Enter キーを押します。
    6. [ClipExtractLocation] を右クリックし、[修正] をクリックします。
    7. 抽出したクリップ アート ファイルの保存先のパスを [値のデータ] ボックスに入力し、[OK] をクリックします。
    8. [ファイル] メニューの [レジストリ エディタの終了] をクリックしてレジストリ エディタを終了します。

関連情報

  • クリップ オーガナイザでは、最初に HKEY_CURRENT_USER ハイブの
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Clip Organizer
    レジストリ サブキーが検索されます。HKEY_LOCAL_MACHINE ハイブのサブキーとその値が検索されるのは、HKEY_CURRENT_USER ハイブに値がない場合のみです。このため、HKEY_LOCAL_MACHINE ハイブの値を使用する場合には、対象のコンピュータ上のどのユーザーに関しても、
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Clip Organizer
    レジストリ サブキーがないことを確認してください。
  • これらのレジストリ値の種類には、文字列 (値の種類 REG_SZ) または展開可能な文字列 (値の種類 REG_EXPAND_SZ) を使用できます。展開可能な文字列値を手動で入力するには、Regedit ではなく Regedt32 を使用する必要があります。
  • クリップ オーガナイザのカタログ ファイルでは、複数のユーザーでの使用は想定されていません。各ユーザーの
    CatalogLocation
    には、ユーザー固有のパスを指定する必要があります。2 人以上のユーザーが同じカタログを開こうとすると、クリップ オーガナイザが応答を停止 (ハング) するかクラッシュすることがあります。
  • ClipExtractLocation
    レジストリ設定に、ユーザーごとに固有の値が設定されていることも必要です。2 人のユーザーの
    ClipExtractLocation
    レジストリ設定に同じパスが設定されていると、ファイルを抽出するときに、以下のようなエラー メッセージがユーザーに表示されます。
    操作を完了できません。エラーを特定できません。エラー コード 0x80004005
  • ClipExtractLocation
    には \\servername\sharename のようなパスは指定できません。指定できるのは、\\servername\sharename\foldername のような共有のサブフォルダか、それ以下の階層のサブフォルダのみです。
    ClipExtractLocation
    に \\servername\sharename のようなパスを指定すると、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    操作を完了できません。エラーを特定できません。エラー コード 0x80004005
  • いずれかのレジストリ値で指定されているパスの末尾のサブフォルダが実際には存在しない場合、不足しているフォルダがクリップ オーガナイザによって作成されます。しかし、2 つ以上のサブフォルダは作成されません。パスの末尾の 2 階層以上のサブフォルダが存在しない場合、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    操作を完了できません。エラーを特定できません。エラー コード 0x80004005
    このエラー メッセージが表示された後、クリップ オーガナイザが応答を停止 (ハング) することがあります。
  • 有効でないパスが指定されたレジストリ設定がある場合、クリップ オーガナイザではデフォルトのパスが使用されます。
  • クリップ オーガナイザのパスに関するレジストリ値に有効でない文字が含まれている場合、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    操作を完了できません。エラーを特定できません。エラー コード 0x80004005
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
この問題は、Office 2003 Service Pack 1 で最初に修正されました。
プロパティ

文書番号:834603 - 最終更新日: 03/15/2006 06:22:55 - リビジョン: 4.0

Microsoft Office Standard Edition 2003

  • kboffice2003sp1fix kbqfe kbbug kbfix KB834603
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