[XL2003] Excel がエラーで起動できない場合の対処方法

Excel 2002 については次の資料を参照してください。823950
Excel 2000 については次の資料を参照してください。825652
概要
この資料は、Excel の起動時にエラーが発生する場合の対処方法について説明したものです。

注意 : すべてのファイルではなく、ある特定ファイルを開く際にエラーが発生する場合は、そのファイルに原因があることが考えられます。特定のファイルを開く際に、エラーが発生しファイルが開けないという場合は、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
411636 [XL2003] ファイルにアクセスできなくなった場合の原因と対策
詳細
Excel 2003 の起動時にエラーが発生する場合は、以下の手順により、問題を解決していきます。

Excel 2003 をセーフ モードで起動する


Excel 2003 をセーフ モードで起動すると、アドインや機能拡張、ユーザー設定、個人用マクロブックなどを読み込まずに起動することができます。これにより、問題の発生している箇所を探し切り分けることが可能です。以下の手順にて、Excel をセーフ モードで起動した際に、Excel が正常に起動するかどうか確認します。
  1. Ctrl キーを押した状態で、Excel 2003 を起動します。
  2. 以下のメッセージが表示されますので [はい] をクリックします (このメッセージが表示されたら Ctrl キーを放します)。
    Excel によると、Ctrl キーが押された状態です。Excel をセーフモードで起動しますか?
上記手順にて Excel 2003 がセーフ モードでにエラーが発生することなく起動した場合は、Excel の起動時に読み込まれるファイルや設定が原因でエラー発生している可能性が考えられます。この場合には、Excel が起動時に読み込む以下の 4 つのファイルやフォルダおよび、レジストリ キーについて順番に確認します。
  • Excel11.xlb ファイル
  • XLStart フォルダ
  • Excel11.pip ファイル
  • レジストリ キー: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Options

Excel11.xlb ファイル

Excel11.xlb ファイルは、カスタムツールバーやメニュー バーの情報を格納するファイルです。このファイルは Excel 起動時に読み込まれるファイルの 1 つですが、破損していると Excel の動作に影響を与える場合があります。このファイルを再構築することによって現象が回避されるかどうか確認します。

確認手順

  1. Windows の [スタート] ボタンを右クリックし [エクスプローラ] をクリックします。
  2. エクスプローラで、次のフォルダに移動します。
    C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Excel
  3. 上記フォルダ内にある Excel11.xlb ファイルを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
  4. ファイル名を Excel11.xlb から OldExcel11.xlb に変更します。
  5. Excel 2003 を起動し、新規ブックを作成します。
なお、手順 2.で、エクスプローラに、フォルダが表示されない場合、以下の手順によりエクスプローラの設定を変更します。
  1. Windows の [スタート] ボタンを右クリックし [エクスプローラ] をクリックし、エクスプローラを起動します。
  2. [ツール] メニューより [フォルダオプション] をクリックします。
  3. [表示] タブ内の [詳細設定] の一覧より、[すべてのファイルとフォルダを表示する] チェック ボックスをオンに設定して [OK] をクリックします。
注意 1 : ツール バーやメニュー バーをカスタマイズしている場合、上記手順により、ツールバーのカスタマイズ情報がリセットされます。上記操作後、改めてカスタマイズし直してください。

注意 2 : 上記操作で Excel が正常に起動できるようになった場合は、手順 4. で名前を変更したファイル OldExcel11.xlb は、削除して問題ありません。

XLSTART フォルダ

個人用マクロブックなど Xlstart フォルダに保存されているファイルは、Excel 起動時に読み込まれるファイルの 1 つですが、このファイルが原因で問題が発生する場合があります。このフォルダ内のファイルを読み込まないようにすることによって現象が回避されるかどうか、以下の手順を行い確認します。

確認手順

  1. Windows の [スタート] ボタンを右クリックし [エクスプローラ] をクリックします。
  2. エクスプローラで、次のフォルダに移動します。
    C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Excel\XLSTART

  3. 上記フォルダ内に、ファイルが存在する場合は、そのファイルをドラッグ アンド ドロップで、デスクトップへ移動します。
  4. 手順 2. と同様にエクスプローラで、以下のフォルダへ移動します。

    C:\Program Files\Microsoft Office\Office11\XLSTART


    注意 :XLStart フォルダは、Excel 2003 をセットアップしたフォルダ内にあります。既定では、C:\Program Files\Microsoft Office\Office11 になります。
  5. 上記フォルダ内に、ファイルが存在する場合は、そのファイルを手順 3. と同じように、ドラッグ アンド ドロップで、デスクトップへ移動します。
  6. Excel 2003 を起動し、新規ブックを作成します。
注意 : 上記操作で現象が回避できた場合、手順内で移動したファイルに問題がある可能性があります。このファイルは、個人用マクロブック (Personal.xls) などの Excel で作成されるファイルのほかに他社製品によりインストールされるファイルもあります。必要のないファイルであれば、Xlstart フォルダから移動、または削除してご使用ください。また、Excel で作成された個人用マクロブックなどの場合は、必要に応じて作成し直してご使用ください。

Excel11.pip ファイル

Excel のパーソナルメニューやパーソナルツール バーの表示情報を保持する Excel11.pip ファイルは、.xlb と同様に、Excel 起動時に読み込まれるファイルの1つですが、このファイルが破損していると Excel 起動に影響を与える場合があります。このファイルを再構築することによって現象が回避されるかどうか、以下の手順を行い確認します。

確認手順

  1. Windows の [スタート] ボタンを右クリックし [エクスプローラ] をクリックします。
  2. エクスプローラで次のフォルダに移動します。
    C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Office

  3. フォルダ内の Excel11.pip ファイルを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
  4. ファイル名を Excel11.pip から OldExcel11.pip に変更します。
  5. Excel 2003 を起動し、新規ブックを開きます。
注意 : 上記操作で現象が回避できた場合、手順 4. で名前を変更したファイル OldExcel11.pip は、削除して問題ありません。

レジストリ キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Options


Excel で [ツール] メニューの [オプション] から設定する項目や、その他 Excel の設定に関する情報がレジストリ キーに含まれますが、これらの情報が破損していたり、不整合があると Excel の起動に影響を与える場合があります。このレジストリ キーを削除して初期状態に戻すことで現象が回避されるかどうか、以下の手順を行い確認します。

確認手順

  1. Windows の [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  3. レジストリ エディタが起動したら、左のツリー部分より以下のレジストリ キーを選択します。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Options
    (表示されている名前の左側の[+]部分をクリックすると その下の階層が現れます。)
  4. Options キーを選択した状態で、[ファイル] メニューから [エクスポート] をクリックします。
  5. 任意のファイル名をつけて、レジストリ キーを保存します。
    このとき、デスクトップに保存すると、レジストリ キーが書き出されたことを確認することが容易です。
  6. Options キーを選択した状態で、[編集] メニューの [削除] をクリックします。
  7. 以下のメッセージが表示されたら [はい] をクリックします。
    このキーとそのサブキーをすべて削除しますか?
  8. レジストリ エディタを閉じます。
  9. Excel 2003 を起動し、新規ブックを開きます。
注意 1.レジストリの編集を誤ると、Windows が起動しなくなる等、Windows 自体の 再セットアップを余儀なくされるような事態が発生する恐れがあります。マイクロソフトではレジストリ エディタでの編集の結果によるいかなる 問題に対しても保証いたしかねます。レジストリはお客様の責任の範囲内でご使用ください。
注意 2.上記操作で現象が回避できた場合、手順 5. で保存したファイルを削除して問題ありません。
注意 3.手順 5. で保存したファイルをダブルクリックすると、レジストリ キーを削除する前の設定に戻ります。
プロパティ

文書番号:834644 - 最終更新日: 10/04/2016 15:54:00 - リビジョン: 4.0

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