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Exchange Server での複数サイト データ レプリケーションのサポート

はじめに
レプリケーションのテクノロジを使用すると、Microsoft Exchange Server 2007、Microsoft Exchange Server 2003、または Microsoft Exchange 2000 Server のデータの可用性を高めることができます。Exchange Server のレプリケーション ソリューションは、サードパーティのソフトウェア ベンダやストレージ ハードウェア ベンダによって提供されています。この資料では、サードパーティのレプリケーション メカニズムと一緒に Exchange Server を使用した場合の Exchange に対するマイクロソフトのサポート ポリシーについて説明します。

Exchange のデータ レプリケーションを実装する場合に使用する推奨事項の詳細を参照するには、以下のマイクロソフト Web サイトをクリックしてください。 : この資料や以前のホワイト ペーパーに記載しているデータ レプリケーションの情報は、ライブ データのみを対象としています。つまり、この資料では、Exchange のプログラムによって現在アクセスされるデータのみを対象としています。
詳細

レプリケーション メカニズムの種類

各レプリケーション メカニズムの種類は、以下の内容によって分類できます。
  • レプリケーション メカニズムで、同期レプリケーションを使用しているか、非同期レプリケーションを使用しているか。
  • レプリケーション メカニズムで、ホスト ベースのレプリケーションを使用しているか、ストレージ ベースのレプリケーションを使用しているか。
これらの異なる種類のレプリケーション メカニズムに対するマイクロソフトのサポートの制限を理解しやすくするために、下記にレプリケーション メカニズムの種類を簡単に説明します。

同期レプリケーション

同期レプリケーション メカニズムでは、ローカル ストレージとリモート ストレージの両方の場所で I/O 書き込み操作が完了したときにのみ、ストレージ システムからの書き込み完了応答をホストが受信します。

非同期レプリケーション

非同期レプリケーション メカニズムでは、ローカル ストレージ デバイスに対して書き込み操作がコミットされたときに、ストレージ システムからの書き込み完了応答をホストが受信します。この場合、リモート ストレージ デバイスからの通知をストレージ システムが待機することはありません。

ホスト ベースのレプリケーション

ホスト ベースのレプリケーションでは、通常、フィルタ ドライバを使用してレプリケーションを管理しています。フィルタ ドライバは、I/O ストリームに対する割り込みを行ってレプリケーション操作を管理するホスト ベースのソフトウェアです。

ストレージ ベースのレプリケーション

ストレージ ベースのレプリケーションは、ホスト コンピュータ上では実行されません。この種類のレプリケーションは、ストレージ デバイス レベルで実行され、ストレージ レベルのレプリケーションとも呼ばれます。

異なる種類のレプリケーション メカニズムに対するサポート ポリシー

非同期レプリケーション

非同期にレプリケートされるデータは、ストレージ ベンダでのみサポートされています。非同期レプリケーションを使用して Exchange データをレプリケートする場合、レプリケーション メカニズムを提供しているベンダが、レプリケート先の Exchange データをサポートする必要があります。マイクロソフトは、非同期レプリケーションを使用する Exchange のソリューションの信頼性やパフォーマンスについては保証しません。非同期レプリケーションを使用する環境で発生する可能性がある Exchange 関連の問題をサポートする際、マイクロソフトでは次の基準が使用されます。
  • マイクロソフトは、レプリケーション メカニズムの問題やレプリケーション メカニズムとの互換性がないことが、問題の原因である可能性があると合理的に判断される段階に達するまで、Exchange 固有の問題のみをトラブルシューティングします。
  • マイクロソフトがサポートを行う前提として、非同期レプリケーション機能の削除を要求することはありません。ただし、これを行う合理的な理由がある場合や、環境にあまり影響を与えずにトラブルシューティングを行っても効果がなかった場合は、追加サポートを提供する前に、非同期レプリケーション機能の削除を求めることがあります。
  • マイクロソフトおよびレプリケーション メカニズムのベンダがいずれも、ストレージに関連する問題やレプリケーションに関連する問題を解決できない場合は、トラブルシューティングを継続するために、非同期レプリケーションのメカニズムを削除し、マイクロソフトが完全にサポートしている環境を復元することが必要な場合があります。

ストレージ ベースの同期レプリケーション

ストレージ ベースの同期レプリケーション メカニズムには、次の 2 つのカテゴリがあります。
  • 地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用する展開
  • 地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用しない展開

    : これには、地理的に分散していないクラスタリング ソリューションとスタンドアロン サーバーが含まれます。
カテゴリごとにマイクロソフトのサポート ポリシーは異なります。
地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用する展開
このストレージ ベースの同期レプリケーション カテゴリでは、特定のクラスタに属するノードが異なるサイトに配置されています。Exchange サーバーは、通常はプライマリ サイトのノードによってホストされます。レプリケーション メカニズムによって 1 つまたは複数のリモート サイトに Exchange データの同期レプリケーションが提供されます。プライマリ サイトで問題が発生した場合は、Exchange 仮想サーバーがリモート サイトのパッシブ クラスタ ノードにフェールオーバーされます。そのリモート サイトで Exchange 仮想サーバーがオンラインになり、レプリケートされた Exchange データが使用されます。

この種類のレプリケーション メカニズムと一緒に Exchange が使用される場合に Exchange をサポートするには、ストレージ システムが Microsoft Windows Server Catalog Web サイトの「Geographically Dispersed Cluster Solution」に表示される必要があります。詳細については、以下の手順を実行してください。
  1. 以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。
  2. [Cluster Solutions] をクリックします。
  3. 左側のウィンドウで、[Product category] の下の [Geographically Dispersed Cluster Solution] をクリックします。
Microsoft Windows Hardware Quality Labs (WHQL) Web サイトの一覧には、次の種類のハードウェアが表示されます。
  • サーバー コンピュータ
  • ファイバ チャネル (FC) スイッチ
  • ホスト バス アダプタ (HBA)
  • 記憶装置
WHQL Web サイトでは、データ レプリケーション操作の実行に使用する方法や特定のテクノロジが必ず示されるわけではありません。したがって、レプリケーション メカニズムのベンダに問い合わせて、地理的に分散したクラスタリング ソリューションのテストで検証されたレプリケーション テクノロジと同じものを使用しているのかどうかを確認する必要があります。

地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用する展開では、マイクロソフトは Exchange および Exchange 関連のデータを完全にサポートしています。これらの展開は WHQL で認定されており、Exchange データの同期レプリケーションを使用しています。

ただし、レプリケーション メカニズムのベンダが、地理的に分散したクラスタリング ソリューションで使用されるストレージ ソリューション、レプリケーション コンポーネント、およびサードパーティ製ソフトウェアのサポートを提供している必要があります。

WHQL で認定された、地理的に分散したクラスタリング ソリューションには、MNS 構成を使用し、Exchange データの非同期レプリケーションを使用しているものがあります。これらのソリューションに対するマイクロソフトのサポート ポリシーは、非同期レプリケーション ソリューションのカテゴリと同じです。テスト済みのクラスタリング ソリューションを参照するには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用しない展開
ここでは、地理的に分散したクラスタリング ソリューションが使用されていない、他のすべての種類のストレージ ベースの同期レプリケーションについて説明します。プライマリ サイトでエラーが発生した場合、これらのレプリケーション メカニズムは、リモート サイトで他の方法に依存して、レプリケートされた Exchange データにアクセスします。たとえば、これらのメカニズムは、レプリケーションと Exchange Disaster Recovery の処理でスタンバイ サーバーを使用することがあります。

地理的に分散したクラスタリング ソリューションを使用しない同期レプリケーションの展開では、マイクロソフトは Exchange および Exchange 関連のデータを完全にサポートしています。ただし、ストレージ ソリューションのサポートをストレージのベンダが提供している必要があります。また、レプリケーション メカニズムのサポートをレプリケーション メカニズムのベンダが提供している必要があります。

Windows Server Catalog Web サイトの「Geographically Dispersed Cluster Solution」に表示されるストレージ ハードウェアと同じものを、レプリケーション メカニズムで使用することをお勧めします。詳細については、以下の手順を実行してください。
  1. 以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。
  2. [Cluster Solutions] をクリックします。
  3. 左側のウィンドウで、[Product category] の下の [Geographically Dispersed Cluster Solution] をクリックします。
地理的に分散したクラスタリング ソリューションで使用されているレプリケーション メカニズムと同じものを使用することもお勧めします。

ホスト ベースの同期レプリケーション

ホスト ベースの同期レプリケーション メカニズムが、WHQL で認定された地理的に分散したクラスタリング ソリューションとして表示される場合、マイクロソフトは、地理的に分散したクラスタリング ソリューションに使用するのと同じサポート ポリシーに基づいて、そのソリューションをサポートします。

ホスト ベースの同期レプリケーション メカニズムが、WHQL で認定された地理的に分散したクラスタリング ソリューションとして表示されない場合、マイクロソフトは、そのソリューションがサードパーティ製ソフトウェアと同じカテゴリになると見なします。ホスト ベースの同期レプリケーションにサードパーティ製ソフトウェアを使用する環境で発生する可能性がある Exchange 関連の問題をサポートする際、マイクロソフトでは次の基準が使用されます。
  • マイクロソフトは、サードパーティのレプリケーション メカニズムの問題やレプリケーション メカニズムとの互換性がないことが、問題の原因である可能性があると合理的に判断される段階に達するまで、Exchange 固有の問題のみをトラブルシューティングします。
  • マイクロソフトがサポートを行う前提として、ホスト ベースのレプリケーション ソフトウェアの削除を要求することはありません。ただし、これを行う合理的な理由がある場合や、環境にあまり影響を与えずにトラブルシューティングを行っても効果がなかった場合は、追加サポートを提供する前に、ホスト ベースのレプリケーション ソフトウェアの削除を求めることがあります。
  • マイクロソフトおよびレプリケーション メカニズムのベンダがいずれも、特定のストレージに関連する問題やレプリケーションに関連する問題を解決できない場合は、トラブルシューティングを継続するために、ホスト ベースのレプリケーション メカニズムを削除し、マイクロソフトがサポートしている環境を復元することが必要な場合があります。
Microsoft Customer Support Services (CSS) に問い合わせるには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。コンピュータ ハードウェアおよびソフトウェア ベンダへの問い合わせ先を参照するには、以下のうち該当する「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
65416 ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (A ~ K)

60781 ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (L ~ P)

60782 ハードウェア関連およびソフトウェア関連のサードパーティ ベンダの問い合わせ先一覧 (Q ~ Z)
他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載している情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。
XADM repl sync
プロパティ

文書番号:895847 - 最終更新日: 02/28/2008 01:44:00 - リビジョン: 5.0

Microsoft Exchange Server 2007 Enterprise Edition, Microsoft Exchange Server 2007 Standard Edition, Microsoft Exchange Server 2003 Enterprise Edition, Microsoft Exchange Server 2003 Standard Edition, Microsoft Exchange 2000 Server Standard Edition, Microsoft Exchange 2000 Enterprise Server

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