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電源オプション プロファイルに構成された時間ちょうどに Windows XP がスタンバイ状態にならない

Windows XP のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Windows XP のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Microsoft Windows XP で、最後にシステム上で顕著な操作が実行されてから一定の時間が経過した後コンピュータがスタンバイ状態になるように電源オプション プロファイルを構成している状況を考えます。たとえば、AC 電源で実行されているコンピュータで、スタンバイの設定を 20 分に設定したとします。しかし、20 分間コンピュータを観察していると、システムがアイドル状態になっているように見えるにもかかわらず、コンピュータがスタンバイ状態になりません。
原因
システムがアイドル状態になっているように見える場合でも、Windows XP の System Idle タスク スケジューラ サービスが、システムのメンテナンス タスクを実行していることがあります。これらのタスクにより、System Idle カウンタがリセットされることがあります。この場合、コンピュータはスタンバイ状態になりません。

: サードパーティのプログラムおよびサービスがシステムのアイドル時間に実行されている可能性もあります。これらのサービスおよびプログラムは、コンピュータの CPU およびディスク リソースの 10% 以上を使用することがあります。CPU とディスクの使用率がこの程度になると、System Idle カウントがリセットされ、システムがスタンバイ状態になるのが遅れることがあります。
詳細
Windows では、以下の条件を満たす場合に特定のメンテナンス タスクがスケジュールされます。
  • システムがアイドル状態であること
  • システムが AC 電源で実行されていること
アイドル タスクによっては、CPU およびディスクの利用率が高くなることがあります。このような状況では、システムがスタンバイ状態になるのが遅れます。以下のバージョンの Windows XP では、コンピュータが約 15 分間アイドル状態になると、System Idle タスク スケジューラ サービスが開始されます。
  • Windows XP Service Pack 2 (SP2)
  • Windows XP Service Pack 1 (SP1)
  • 次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料に記載されている修正プログラムを適用した Windows XP
    310601 電源オプション プロファイルでスタンバイ モードに入る時間を 45 分後以上に設定しても、コンピュータがスタンバイ モードにならない
System Idle タスク スケジューラ サービスは、System Idle カウンタをリセットすることなく特定のタスクを完了できるようにシステムのメンテナンス タスクをスケジュールしようとします。この目的のため、System Idle タスク スケジューラ サービスはシステムを監視してアイドル時間を検出します。このサービスは、以下の条件を満たす状況が 10 分以上続いた場合、システムがアイドル状態であると見なします。
  • ユーザー入力がないこと
  • CPU およびディスクの利用率が 10% 未満であること
  • システムがバッテリ電源で実行されていないこと
  • スライド ショー、ムービー プレーヤーなど、プレゼンテーション プログラムが実行されていないこと
上記の条件を満たしている場合、System Idle タスク スケジューラ サービスは 1 分に 1 度、3 分間にわたってシステムのスナップショットを取り、開始した新しいタスクがないかどうかを監視します。新しいタスクが実行されていないと見なすと、キューに入ったタスクをスケジュールします。

: ウイルス スキャン、ディスク最適化など、System Idle タスク スケジューラ サービスによって開始されたタスクにより、System Idle カウンタがリセットされる場合があります。

スケジュールされたタスクが実行されたことにより、CPU およびディスク リソースの 10% 以上が長時間使用された場合、カーネル モードの System Idle Detection スレッドはシステムがアイドル状態でないと見なします。このため、System Idle カウンタが 0 にリセットされます。このリセット処理により、システムがスタンバイ状態になるのが遅れます。

以下のタスクがキューに入っている場合は、System Idle カウンタをリセットすることなくシステムのアイドル時間に実行されるように、タスクがスケジュールされる可能性があります。
  • ディスク レイアウト タスク

    コンピュータを起動すると、ディスク レイアウト タスクが、システムのアイドル時間に実行するためのキューに入ります。System Idle タスク スケジューラ サービスがこのタスクをスケジュールすると、Windows によってレジストリが調べられ、このタスクが最後に実行された時期が確認されます。過去 3 日間にディスク レイアウト タスクが実行されていない場合、処理は続行されます。過去 3 日以内に実行されている場合は、処理が終了します。処理が続行された場合は、このタスクが最後に実行されてからディスク レイアウトに多数の変更が行われたかどうかが確認されます。System Idle タスク スケジューラ サービスは、システムで 32 のプロセスが作成されると、タスクを再びキューに入れます。

    System Idle タスク スケジューラ サービスは、ディスク レイアウトに顕著な変更が行われたかどうかを特定するために、Windows\Prefetch フォルダ内の "シナリオ" ファイルを調べます。シナリオ ファイルには、プログラムの起動時およびコンピュータの起動時に使用されるファイルが示されています。このファイル調査処理が続行されると、ディスク レイアウトが更新されます。この更新処理により、CPU またはディスクの利用率が 10% を超えることがあります。CPU またはディスクの利用率がこの程度になると、カーネル モードの System Idle Detection スレッドによって System Idle カウンタがリセットされます。
  • システムの復元タスク

    このタスクは、システムの信頼性を高めるために、システムの復元ポイントを自動的に作成します。
  • ヘルプ サービスおよびデータ収集タスク
システムのパフォーマンスと信頼性を高めるため、Windows XP はシステムのメンテナンス タスクを自動的に実行するように設計されています。このため、AC 電源で実行されているコンピュータがアイドル状態になっても、Windows XP は、コンピュータをすぐにはスタンバイ状態にせず、システムのメンテナンス タスクが実行されるまで数分間待機します。これらのタスクは、コンピュータをスタンバイ状態にするプロセスまたはコンピュータを他の電源オプションの状態 (休止状態、サスペンドなど) にするプロセスを 15 分以上遅らせることはありません。また、通常、これらのタスクはシステムが起動してから最初のアイドル時間に実行されます。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 899975 (最終更新日 2005-05-26) を基に作成したものです。
Content Maintenance 38978SRF050414636363
プロパティ

文書番号:899975 - 最終更新日: 06/03/2005 07:16:09 - リビジョン: 1.1

  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • kbtshoot KB899975
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