クライアント コンピュータのインストール元を、更新済みの管理者インストール ポイントから Office 2003 のオリジナル リリース版のベースライン ソースまたは Service Pack 2 (SP2) に変更する方法

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

この資料は、アーカイブされました。これは "現状のまま" で提供され、更新されることはありません。
Microsoft Office XP については、次の資料を参照してください。922665
はじめに
この資料では、クライアント コンピュータのインストール元を、更新済みの管理者インストール ポイントから Microsoft Office 2003 または Microsoft Office 2003 Service Pack 2 (SP2) の管理者インストール ポイントに変更する方法について説明します。
概要
組織内で Microsoft Office の展開および保守を行うには、管理者インストール ポイントを使用する方法が一般的です。この場合、クライアント コンピュータを最も効率的に更新する方法として、通常、管理者インストール ポイントを更新し、クライアント コンピュータで Office の再キャッシュと再インストールを実行する方法が使用されます。

再キャッシュと再インストールを行う方法では、キャッシュされた .msi ファイルがクライアント コンピュータで置き換えられ、必要に応じて、すべての Office ファイルが更新されます。更新済みの管理者用イメージを使用して新しいクライアント コンピュータにインストールする場合、クライアント コンピュータは自動的に新しいバージョンの .msi ファイルを受信します。Office のコア インストールに更新プログラムをまとめて適用する必要はありません。

管理者が Microsoft Update (MU)、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 2.0、または Systems Management Server (SMS) 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) を使用する場合、管理者インストール ポイントは、更新プログラムや修正プログラムをまったく適用していない、オリジナル リリース版のベースライン ソースであることが必要です。または、管理者インストール ポイントを Office 2003 Service Pack 2 (SP2) に更新し、クライアント コンピュータを再キャッシュする必要があります。

Office 2003 SP2 以降にリリースされた小規模な更新プログラムはすべてフルファイル版の管理者用ソフトウェア更新プログラムです。そのため、MU および WSUS で、Office SP2 に更新済みの管理者インストール ポイントを使用するクライアント コンピュータに必要なソフトウェア更新プログラムが適切に検出され、展開されます。

クライアント用のバイナリ ソフトウェア更新プログラムは Office 2003 SP2 より前のバージョンの Office 2003 用に作成されています。このため、Office 2003 SP2 より前の管理者インストール ポイント用のインストール元としてサポートされているのは、オリジナル リリース版のベースライン ソースまたは Office 2003 SP2 に更新済みのインストール ソースのみです。

トランスフォームを追加、変更、または削除する必要がある場合は、現在のインストールをアンインストールした後、オリジナル リリース版のベースライン ソースまたは、Office 2003 SP2 に更新済みの Office 2003 管理者インストール ポイントから、新しいトランスフォームを含む新規インストールを展開する必要があります。

また、以下のすべての条件に該当する場合は、現在のインストールを削除した後に、オリジナル リリース版のベースライン ソースまたは、Office 2003 SP2 に更新済みの Office 2003 管理者インストール ポイントから、新規インストールを展開する必要があります。
  • Active Directory ディレクトリ サービスのソフトウェア展開を使用してインストールが管理されている。
  • クライアント コンピュータに Microsoft Windows インストーラ 3.0 以降がインストールされている。
  • クライアント コンピュータに、現在、クライアント用 Office 更新プログラムが 1 つ以上インストールされている。
  • 現在の管理者インストール ポイントに、Office 2003 SP2 以外の Service Pack がインストールされている。
これらの条件に該当しない場合は、オリジナル リリース版のベースライン ソースまたは、Office 2003 SP2 に更新済みの Office 2003 管理者インストール ポイントを使用するようにクライアントを変更できます。その際、いったんアンインストールして、新規インストールを実行する必要はありません。
詳細
: Office 2003 管理者インストール ポイントを Office 2003 SP2 に更新する場合は、「管理者インストール ポイントを Office 2003 SP2 に更新する方法」を参照してください。

オリジナル リリース版のベースライン ソースに変更する方法

  1. オリジナル リリース版のベースライン ソースを作成します。オリジナル リリース版のベースライン ソースは、元の圧縮メディアのコピーまたは管理者インストール ポイントのいずれかです。この管理者インストール ポイントは元の圧縮メディアから構築され、他の更新プログラムは適用されていません。

    注 :
    • 圧縮されたソースを構築するのが最も簡単です。圧縮されたソースを構築するには、ソースを保存する任意の場所に元の Office CD-ROM をコピーします。ただし、圧縮されたソースでは、Windows インストーラ ファイルにプロダクト ID キー (PIDKEY) およびプロダクト ID 情報は含まれません。
    • PIDKEY またはプロダクト ID 情報を Windows インストーラ ファイルに含める場合は、管理者インストール ポイントを作成する必要があります。
    すべてのクライアント コンピュータを同時にオリジナル リリース版のベースライン ソースに更新する場合は、既存のソースをオリジナル リリース版のベースライン ソースに置き換えて同じ場所に保存することができます。同時に更新しない場合は、オリジナル リリース版のベースライン ソースを新しい場所に作成し、既存のソースはそのまま残しておくことをお勧めします。これにより、クライアント コンピュータを段階的に更新することができます。
  2. 再キャッシュと再インストールを実行します。オリジナル リリース版のベースライン ソースの再キャッシュから、個別にクライアント用 Service Pack を適用できる場合もあります。ただし、再キャッシュと再インストールの実行中にクライアント用 Service Pack を適用する方がより効率的であり、この方法が必要になることがよくあります。再キャッシュと再インストールの実行中にクライアント用 Service Pack を適用するには、次のようなコマンド ラインを使用します。
    msiexec.exe /i OBSPath\filename.msi REINSTALLMODE=VOMU PATCH=SPPath\filename.msp
    : このコマンド ラインで、プレースホルダを次のように置き換えます。
    • OBSPath にはオリジナル リリース版のベースライン ソースのパスを指定します。
    • filename.msi には Windows インストーラ ファイルのファイル名を指定します。
    • SPPath には Office Service Pack のパスを指定します。
    • filename.msp には Office Service Pack のインストール ファイルのファイル名を指定します。
    Office インストールが Active Directory のソフトウェア展開を使用して管理されている場合は、コマンド ラインを使用して再キャッシュと再インストールを実行する方法を使用しないでください。代わりに、パッケージを再度展開し、Windows Server Update Services を使用して Service Pack を配布します。

    : 再キャッシュ中に適用される Service Pack は、管理者インストール ポイントがオリジナル リリース版のベースライン ソースに変更される前のバージョンと一致している必要があります。Service Pack が管理者インストール ポイントのバージョンと一致していない場合、クライアントにいずれかの更新プログラムが既にインストールされていると、バージョンが異なる Service Pack のインストールは失敗することがあります。
  3. クライアント用 Service Pack が含まれている場合、REINSTALLMODE プロパティが内部的にリセットされます。そのため、オリジナル リリース版のベースライン ソースから .msi ファイルを正しく登録するために、2 回目の再キャッシュを実行する必要があります。2 回目の再キャッシュを実行しないと、それ以降の更新プログラムがインストールされない可能性があります。2 回目の再キャッシュと再インストールを実行するには、次のようなコマンド ラインを使用します。
    msiexec.exe /i OBSPath\filename.msi REINSTALLMODE=VM
    : このコマンド ラインで、プレースホルダを次のように置き換えます。
    • OBSPath にはオリジナル リリース版のベースライン ソースのパスを指定します。
    • filename.msi には Windows インストーラ ファイルのファイル名を指定します。
    2 回目の再キャッシュで転送されるファイルは .msi ファイルのみです。そのため、操作中に発生するネットワーク トラフィックは最小限で済みます。
  4. 任意の Office 更新プログラムを追加でインストールして、クライアント コンピュータを更新します。

    修復が必要な場合に、適切なバージョンの置換ファイルが使用されるようにするため、できるだけ早く、以前の更新済み管理者インストール ポイントに含まれていたすべての Office 更新プログラムを配布します。Windows Server Update Services を使用して、これらの更新プログラムおよび追加の Office 更新プログラムを展開できます。

    ローカル インストール ソース (LIS) を実装することをお勧めします。LIS は Local Installation Source Tool (LISTool.exe) を使用して実装できます。

    Local Installation Source Tool の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

管理者インストール ポイントを Office 2003 SP2 に更新する方法

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、Windows インストーラのコマンド ラインを入力します。使用するインストールに応じて、適切なオプションを使用します。次の構文を使用します。
    msiexec /p [path\MAINSP2ff.msp]/a [path\name of Office 2003 MSI file] /qb /L*V [path\name of log file]
    : 更新プログラムに複数の MSP ファイルが含まれている場合、管理者インストール ポイントに適用する MSP ファイルごとに、コマンド ラインを個別に実行する必要があります。同じコマンド ラインで複数の MSP ファイルを参照することはできません。コマンド ライン オプションは次の表のとおりです。
    コマンド ライン オプション説明
    MsiexecWindows インストーラの実行可能ファイルの名前です。
    /pWindows インストーラで既存のインストールに更新プログラムを適用します。
    [path\MAINSP2ff.msp]更新プログラムに含まれる MSP ファイルのパスおよびファイル名です。
    /aWindows インストーラで管理者用インストールを実行してネットワーク共有に製品をインストールします。
    [path\name of MSI file]元の管理者用イメージの Windows インストーラ パッケージのパスおよびファイル名です。
    /qbユーザー インターフェイスを基本レベル (簡単な進捗状況の表示とエラー処理) に設定します。
    /L*Vログ記録を有効にし、ログ ファイルのパスを設定します。* フラグを設定すると、すべての情報がログに記録されます。
    [path\name of log file]Windows インストーラのログ ファイルのパスとファイル名です。
  2. 再キャッシュと再インストールを実行します。次のようなコマンド ラインを使用します。
    msiexec.exe /i OBSPath\filename.msi REINSTALLMODE=VOMU REINSTALL=ALL
    : このコマンド ラインで、プレースホルダを次のように置き換えます。
    • OBSPath にはオリジナル リリース版のベースライン ソースのパスを指定します。
    • Filename.msi には Office 2003 Windows インストーラ ファイルのファイル名を指定します。
    Office インストールが Active Directory のソフトウェア展開を使用して管理されている場合は、コマンド ラインを使用して再キャッシュと再インストールを実行する方法は使用しないでください。代わりに、パッケージを再度展開し、Windows Server Update Services、Microsoft Update、または SMS Inventory Tool for Microsoft Updates を使用して、残りの更新プログラムを配布します。
  3. 任意の Office 更新プログラムを追加でインストールして、クライアント コンピュータを更新します。
関連情報
Office 2003 インストールの更新方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。Office 管理者インストール ポイントで Microsoft Update または Windows Server Update Services を使用する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
903773 Microsoft Update または Windows Server Update Services の使用時に適切な更新プログラムが表示されない
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プロパティ

文書番号:902349 - 最終更新日: 12/09/2015 02:44:03 - リビジョン: 6.4

Microsoft Office Professional Edition 2003, Microsoft Office Standard Edition 2003, Microsoft Office Students and Teachers Edition 2003, Microsoft Office Small Business Edition 2003, Microsoft Office Basic Edition 2003, Microsoft Office Access 2003, Microsoft Office Excel 2003, Microsoft Office FrontPage 2003, Microsoft Office OneNote 2003, Microsoft Office Outlook 2003, Microsoft Office PowerPoint 2003, Microsoft Office Publisher 2003, Microsoft Office Word 2003

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