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.msi ファイルを使用して Internet Explorer 7 を Active Directory 環境に展開できる

はじめに
現在、大企業では、エンタープライズ全体を対象とした展開メカニズムである Software Update Services (SMS) や Windows Server Update Services (WSUS) などを使用して、アプリケーションを展開しています。対象となるアプリケーションには、Windows Internet Explorer も含めることができます。

しかし、このような展開メカニズムを使用していない、より規模の小さい組織では、Active Directory を展開メカニズムとして使用して、一定のアプリケーションを一定のユーザーに割り当てて公開しています。Active Directory 環境でアプリケーションを展開するには、そのアプリケーションのインストーラが Windows インストーラ パッケージである必要があります。

以前の Internet Explorer 7 パッケージは、.msi ファイルではありませんでした。そのため、以前のパッケージは Active Directory 環境では展開できません。Internet Explorer 管理者キット 7 (IEAK 7) の再リリースにあたって、マイクロソフトでは IEAK 7 出力パッケージ用の Windows インストーラ ラッパーを作成しました。これにより、このパッケージを Active Directory 環境の組織で展開できるようになりました。また、企業で SMS や WSUS などの、エンタープライズ全体を対象とした展開メカニズムを使用する必要がなくなりました。Active Directory 環境の企業で、クライアント コンピュータに物理的にアクセスしなくても、企業内のすべてコンピュータについて Internet Explorer の展開を制御することができます。

再リリースされた IEAK 7 を使用して Internet Explorer 7 を展開できる場合について、以下に例を示します。

シナリオ 1

リモートから複数のコンピュータに Internet Explorer 7 を展開する場合です。SMS や WSUS などの、エンタープライズ全体を対象とした展開メカニズムは導入されていません。しかし、Active Directory 環境でグループ ポリシーを使用することができます。

.msi ファイルが含まれている再リリース版の IEAK 7 を使用して、Internet Explorer 7 を Active Directory 環境内の適切な組織単位 (OU) に展開することができます。各コンピュータを特定して、Internet Explorer 7 をインストールするための CD を配布する必要はありません。また、複数のコンピュータに Internet Explorer 7 をインストールするために管理者権限で実行されるスクリプトを記述する必要もありません。

: .msi ファイルを使用した場合、クライアント コンピュータ上のコントロール パネルの [プログラムの追加と削除] に、追加の項目が 1 つ作成されます。この項目は、Internet Explorer 7 をアンインストールしても削除できません。この項目を削除しようとすると、このパッケージのセットアップが再度実行されます。

シナリオ 2

ツール バーなど、なんらかのカスタム コンポーネントを Internet Explorer 7 に追加し、さらに、最新の更新プログラムをすべてインストールする場合です。IEAK 7 を使用して、カスタム コンポーネントをインストールできます。パッケージ化テクノロジで .msi ファイルが使用されるようになっていますが、すべてのプロセスは透過的です。

IEAK 7 を使用して、ツール バーなどのカスタム コンポーネントを Internet Explorer 7 に追加した場合、.msi ファイルを使用してカスタマイズ版の Internet Explorer 7 を展開することはできません。このような状態になるのは、.msi ファイルでは .msi ファイル内で他のセットアップが開始されることが禁止される場合があるためです。この場合は、以下のいずれかの方法を使用することができます。
  • IESetup.exe ファイルを使用して、カスタマイズ版の Internet Explorer 7 を展開します。IEAK 7 ウィザードにより IESetup.exe ファイルが生成されます。
  • IEAK 7 カスタマイズ ウィザードの [カスタム コンポーネントの追加] 画面で [インストールするタイミング] の下の [システムの再起動後] をクリックして、.msi ファイルを使用できるようにします。

シナリオ 3

カスタマイズした設定を、Internet Explorer 7 が既にインストールされているコンピュータに展開する場合です。.msi ファイルを作成し、Active Directory 環境で他のコンピュータに展開するのと同様にパッケージを展開できます。
詳細
IEAK 7 では、標準的な .exe ファイルに加え、.msi ファイルも作成できます。このため、引き続き SMS を使用することが可能です。ただし、Active Directory 環境でグループ ポリシーを使用して Internet Explorer 7 を展開することもできます。

.msi ファイルの作成および編集に関して用意されているサポートを以下に列挙します。
  • .msi ファイルの作成には、WiX ツール セットを使用します。

    WiX は、共有ソースのマイクロソフト製品です。これは、マイクロソフトのオペレーティング システムに含まれる形では提供されていません。WiX をダウンロードするには、次の Web サイトにアクセスしてください。他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載している情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。
  • Windows インストーラを使用して .msi ファイルを編集します。

    Windows インストーラでは、Windows インストーラ データベースを開いて編集するための低レベルの API がサポートされています。Msi.dll モジュールは Windows インストーラ サービスに含まれています。
この資料では、IEAK 7 で生成される .msi ファイルについて説明しています。この .msi ファイルは、以下のマイクロソフト製品に対して適用できます。
  • Windows XP Service Pack 2 (SP2) 用の Internet Explorer 7
  • Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 用の Internet Explorer 7
WiX ツール セットを使用して、開発プロセスにセットアップの開発を組み込む方法の関連情報については、次の Web サイトを参照してください。Windows インストーラの関連情報については、次の Web サイトを参照してください。この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
プロパティ

文書番号:942812 - 最終更新日: 10/31/2007 05:44:00 - リビジョン: 1.1

  • Windows Internet Explorer 7 for Windows XP
  • Windows Internet Explorer 7 for Windows Server 2003
  • kbinfo kbtshoot kbexpertiseadvanced KB942812
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